閑話休題；もどかしいほど，作業が進まなくて…
２０１５年１０月５日（月） 晴
今週の火曜日（10月6日），つまり明日から私が所属する神奈美会員展の展覧会が始まる．前々から，私は，この展覧会に２枚の絵を出展するということでエントリーしている．そして，今日の午後，搬入業者が，拙宅に絵を取りに来ることになっている．
これまで，絵を制作するのに十分な時間があったのにもかかわらず，この期に及んで，まだ，絵が完成したという気分になれない，
私は，締め切りギリギリの時間まで，絵筆を握って，色を塗りたくる．
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業者が収集に来るのは多分夕方，ならばまだもう少し時間があるあろうと，多寡をくくっていると，予想に反して，早々，13時頃，玄関のチャイムが鳴る．
私は，大いに慌てて，
「…一寸待って下さい…」
と言いながら，まだ乾ききっていない絵を，慌てて額縁に入れる．
口惜しいことに，絵の片隅に2平方センチほどの塗り残しがある．一寸目にはどこに塗り残しがあるか分からないが…
そして，展覧会へのエントリーシートの幾つかの項目に慌てて書き込む．
2枚の水彩画の内，1枚は「熊野古道」が題材である．ところが慌てると「熊」という字が思い出せない．平素，パソコンばかり使っていて，手書きを疎かにしていることもあって，咄嗟に字が書けないことが，最近，随分と多くなっている．
”…そうだ！ ムツキヒッツヒだったな…”
と小学校時代に習ったことを思い出して，ようやく「熊野古道」と手書きする．
”パソコンにばかり頼っていると，字が書けなくなる…困ったものだ”
と独り言を言う．
すると，私の独り言を聞いたもう一人の私が，
”そんなの言い訳だよ…要するにお前さんは，年を取ってボケて来たっていうことだよ…”
と私がもっとも怖れていることを，ズバリ言う．
”いや，全く…！”
多分，こいつの言うことが本当だろう．こんな狼狽振りを見ていると，自分で自分のことが実に情けなくなる．
納入業者に迷惑を掛けながらも，何とか2枚の絵の搬入をお願いする．
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”これで，なんとか，間に合った”
私は安堵するとともに，何といえない倦怠感が全敷くから湧き上がってくる．疲労困憊というやつである．
本当は今日も朝一番でカナダアシニボインハイキングの記事を，当ブログに掲載する積もりだったが，もう，しんどくてダメ！
ブログに掲載する写真や地図をあれこれいじる気分になれない．
…というわけで，今日は精も根も尽き果てた．したがって今日のブログは，この駄文だけでカンベン願いたい．
アシニボインハイキングの記事を期待して，当ブログにアクセスされた方にゴメンナサイ．
（おわり）
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（なし）
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閑話休題；もどかしいほど，作業が進まなくて…
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