<バス停平和中学前>
歩いて巡る甲州道中四十四宿(第5回):(6)四方津駅経由で帰宅
(五十三次洛遊会)
2013年7月7日(日) つづき
<ルート地図>
※再掲
<路線バスの旅>
■西光寺前で休憩
まだバスの時間までタップリ余裕があるはずである.でもこの近くにあるバス停平和中学校前が何処にあるのか,本当にバスの時間が16時34分かを確かめてからユックリと休憩したいなと思う.
「ちょっと,バス停が何処にあるか確かめに行ってきましょうか…」
と私が言うと,メンバーの中で最長老の私を気遣ってか,若手の男性が,
「私が確かめてきます…」
と斥候(古い言葉だが)に名乗りを上げる,正直,有り難い,
どうやらバス停までは,まだ少しばかり坂道を登らなければ成らないようである.
大方の方は,参道脇の日陰に腰を下ろしたまま,一歩も動かずに休憩を取っている.私も疲労しているが,折角なので,参道の階段を登って本堂とその周辺を一回りする(前項の写真).
暫くして,バス停の位置を確認に出掛けた男性が帰ってくる.バスの時間も間違いないことが確認できた.
■バス停平和中学前
まだバスの時間までにはタップリ余裕があるが,
「そろそろバス停に移動しましょうか…」
とリーダが提案する.
このままここにいても,手持ちぶさたなので,勿論,異論はない.斥候役の先導で,またまた坂道を登る.およそ3〜4分でバス停平和中学前に到着する.
バス停周辺は立体交差の道路が入り組んでいるところである.バスの時刻表を見ると,上野原行きのバスは1日に2本だけ.
私も,バス停近くの日陰に入って,ドッカリと腰を下ろす.路面で熱せられた生暖かい微風が吹いている.
<バス停平和中学前> <バスの時刻表>
<大混雑の電車;でも大過なく帰宅>
■四方津駅
定刻から5分ほど遅れて,16時40分,四方津駅行のバスに乗車する.富士急の大型バスである.バスの中は冷房が利いていて実に気持ちがよい.車内を見回すと私たち以外の乗客は居ない.
バスは曲がりくねった道路を一気に下っていく.途中からの乗降客も全く居ない.
16時52分に四方津駅に到着する.
以前,近くの山に登ったときに,談合坂から四方津駅まで歩いたことがある.あのときは,下り坂ながら長い道のりに飽き飽きした記憶がある.そんな長い道をバスはわずか12分で走ってしまう.
<四方津駅に到着>
■大混雑の電車
四方津17時00分発臨時のホリデイ快速新宿行電車に乗り込む.乗る前は新宿まで行って湘南新宿ラインに乗り換えても良いなと思ったが,臨時電車はまるで年末の帰省列車のように超満員.車内には冷房が入っているんだろうが,余りの混雑でムシムシしている.
電車はいくつかの駅を通過して高尾に停車する.高尾からもまた沢山の登山客が乗車している.
“もうダメだ”
私は堪らず八王子駅で下車してしまう.
<大混雑の臨時電車>
■?浜線経由で帰宅
丁度,?浜線快速磯子行電車に間に合いそうなので,急いで乗り換える.乗車した当初は立ちん坊だったが,直ぐに座れる.冷房が利いた車内は実に気持ちがよい.直ぐに居眠り.気がつくと?浜,でも東海道本線に乗り換えるのも面倒なのでそのまま終点の磯子まで乗り,後続の大船行電車に乗り換えて,19時30分頃,無事帰宅する.
途轍もない炎暑の中をひたすら歩き続けた1日だったので,来ているものは汗でベトベトである,早速シャワーを浴びて,乾いた着物に着替えて,ようやく落ち着いた気分になる.
いやはや,大変な1日であった.
<ラップタイム>
9:05 相模湖歩き出し
9:18 慈眼寺
9:45 甲州道中道標
9:57 子の入
10:04 天奈橋
10:14 観福寺
10:26 吉野宿高札場
10:37 吉野宿本陣跡
11:50 関野本陣跡
11:51 増珠寺
12:03 三柱神社(12:30頃まで昼食)
13:02 慈眼寺
13:09 諏訪神社
13:17 疱瘡神社
14:02 鶴川橋
14:35 鳶ヶ崎橋
14:40 大椚一里塚跡
15:18 新栗原橋
15:33 野田尻宿本陣跡
15:40 西光寺
[歩行記録]
■水平歩行距離 16.3km
■累積登攀高度 589m
■累積下降高度 419m
■所要時間(休憩時間を含む)
相模湖駅発 9:05
西光寺 着 15:40
(所要時間) 6時間35分(6.58h)
水平歩行速度 16.3km/6.58h=2.48km/h
(第5回終わり)
(第6回に続く)
「甲州道中」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/59f89f4ad294a7d72213ac5bb556921b
「甲州道中」の次回の記事
(なし)
「甲州道中」の索引
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