＜山崎口付近の桜＞
小雨降る鎌倉中央公園ぶらり歩き
（単独散策）
２０１５年４月２０日（月） 雨
＜今日は雨＞
■午前中は真面目に机に向かう
月日の過ぎ去るのは早いもので，塔ノ岳に通わなくなってから，もう1ヶ月半ほどにもなる．その間，故障中の私の右膝の状態は大分良くなってはいるものの，まだまだ完全に治癒したとはいえない状態である．
今更どうにもならないが，発症したときに“湿布でもしておきなさい…すぐに治ります”という某所の診断を信じたのがまずかった．でも，そんなこと今になって愚痴っても詮ないことである．
今日は終日雨模様のようである．特に西の方から猛烈な雨が降り出し，関東地方も今日の夕方から明日の朝に掛けての降水量が150ミリにも達するという予報である．
私は2階の作業場に籠もって，二つの作業を並行的に進める，一つは某大学の客員研究員としての仕事，もう一つは今週金曜日から始まる善光寺西街道の資料の再確認である．
余談になるが…
長時間，一つのことに集中することが苦手な私は，どういうわけか同時並行的に二つのことをすることが多いようである．一番気になることをまず手がける．そして飽きると他のことをする．逸れも飽きるとまた最初に手がけたことの続きをするという具合である．
まあ，そんなこんなで，早朝4時頃から，昼食を挟んで，12時までは，ゴシャゴシャと仕事をする．その結果，幾分なりとも仕事は片づく．客員研究員としての仕事内容は，このブログに描き込むのは相応しくないので省略するが，善光寺西街道の事前準備については，稿を改めて，当該ブログに別途記録しておきたいと思っている．
■急に思い立ってお散歩だ
色々忙しくしている内に，午前中はたちまちの内に終わる．同居人は所用があるとかで，昼食は外で摂るという．何時もならば，たとえ一人になっても，自宅で勝手に昼食を作って食べているが，今日は何となく外で食べたくなる．
“では…小雨降る中を散歩でもしようか”
雨の中の散歩なら，新しい靴の履き馴らしと防水機能のチェックもできるので好都合である．
＜鎌倉中央公園＞
■まだまだ見頃な桜
清水塚口から鎌倉中央公園に入る．
小雨が降り続いているので，気分は今ひとつだが，意外に気温は高い．こんな天気だから園内の人影は少ないが，それでも，大きなカメラをぶら下げた人達が何人か写真を撮りながら歩いている．
何という種類の桜か，私には分からないが，山崎口近くの桜は，下の写真のように，まだまだ十分に見頃である．桜の花びらが雨に降られて濡れている．周囲の新緑が瑞々しい．
＜雨の日の上の池＞
■“ししいし”と新緑
山崎口近くにある”ししいし”と公園西側の尾根を望む．
雨で濡れた新緑がとても綺麗だが．私のデジカメでは，新緑の”しっとり感”を写すのは無理なようである．もっとも，別にデジカメがボロということではなく，私の腕前が悪いから写せないだけなのかもしれない．
＜“ししいし”と新緑＞
＜大船をブラブラ＞
■小袋谷経由で大船へ
山崎の集落を抜け，小袋谷を経由して大船駅方面へブラブラ歩き．
毎度，同じ経路ばかり歩いているが，それでも毎回新しい発見があるので面白い．
今回のお散歩は，新しい靴の履き馴らしも兼ねている．靴の中には，先日，装具師に補修して貰った足底板を敷いている．ナントカ新しい靴にも慣れてきたようである．
”まあ，これならば，特段の登り下りがない善光寺西街道は，ナントカ歩けそうだな…”
という感触が掴める．
＜山崎にて＞
■中通りの某食堂
大船に到着する．雨が降っているのに，大船には沢山の人出がある．
“さて，どこで昼食にしようかな…”
どけちな私は高級なところには入らない．まずは天丼屋を覗いてみる．13時を過ぎているのに数名の客待ちである．
店員が．
「…お名前を書いてからお待ち下さい…」
という．待つのが嫌いな私は，反射的にお店を飛び出す．そして，中通りに向かう．
中通りの端にある某海鮮食堂に入る．ここならばあまり待たずに新鮮な海鮮料理が食べられる．私の好みは，写真のような丼物だ．これで大満足．
＜600円あまりの海鮮丼＞
■仕上げはコーヒー
昼食後，郵便局でちょっとした用事を済ませてから，ルミネ6階の本屋を一回りする．毎度のことながら，これが結構時間が掛かる．
私は自分の拳銃テーマを頭の片隅に置きながら．本屋で立ち読みを続ける．色々な本を立ち読みしている内に，
“ああ，そうだ…！ あそこはこう考えれば良いんだ…”
などという閃きのようなものを感じる．
“これは…！！ すぐにメモしなければ…忘れちゃうぞ！”
私は，こんな成り行きで，大船駅構内のBecker'sに飛び込む．ここに入ったら，私定番のオニポテとコーヒーだ．
”ちょっとカロリーオーバーかな…”
と思ったが…
幸いなことに，五十三次洛遊会の方からBecker's50円引きの券を頂戴している．これを有り難く使わせて頂く．
＜Ｂｅｃｋｅｒ’ｓのオニポテとコーヒー＞
■バスを利用して帰宅
30分ほど，コーヒーを賞味してから，Becker'sを出る．
これだけ時間つぶしをしてしまうと，さすがに帰り道をトボトボと歩く気になれない．自宅近くを通るバスに乗車して，真っ直ぐ帰宅する．
こうして塔ノ岳なしの今日一日を終える．
山行抜きの毎日は何とも侘しいものである．
5月からの山行解禁が望まれる．もっとも最初は，観音茶屋往復ぐらいから始める予定だが，それでも山行は山行だ．
私は3月5日の今年11回目の塔ノ岳詣で以来，ろくでもない記録しか書かれていない山行ノートを横目に眺めながら，一日も早く右膝が快癒するようジリジリした気分でいる．
＜私の山行ノート＞ ＜右膝を痛めたときの塔ノ岳山記録（今年11回目）＞
（おわり）
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