閑話休題;新しい靴の履き試し
(私の膝の痛み闘病記)(5)
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【教訓】
山登りやウォーキングで足に痛みが出た場合は,必ずスポーツのことが良く分かっておられる整形外科医の診断を受けること.
踵が減った靴を後生大事にはき続けるのは止めよう.
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適切な運動をしているつもりだが…
2015年4月17日(金) 晴
今年4月1日付で某大学の客員研究員になってから最初の打合せを浜駅東口にある某ホテルで行った.若手の先生を含めて4人での会合である.
私は打合せの時に必要な書籍数冊をリュックに入れて持参するつもりである.持参する書籍の冊数を極力減らそうとしたが,結局は5~6冊になってしまう.本当はノートPCも持参したかったが,右膝の半月板を故障している私にはとても重すぎると判断して,ノートPCは諦める.それでも書籍,資料,ノート,筆記用具だけでも,多分,3~4キログラムの重さは十分にある.
私はオッカナビックリ,書籍類を入れたリュックを背負ってみる.塔ノ岳詣でをするときには,浄寺7キログラム程度の重さのリュックを背負っているので,3~4キログラムのリュックなら,背負っても何の苦痛もない.ただ,故障中の右膝が何と言っているかが,余り良く分からない.でも,このリュックを背負って,家の中を歩き回ってみても,特段の違和感もないので.
“まあ…イイカ…”
でそのまま出掛けてしまう.
例によって春たけなわの鎌倉中央公園を横切って大船駅まで,約7000歩の距離をブラブラと歩きである.途中,多少の坂道はあるが,階段などない歩き易い道である.こんな道ならば私の右膝もナントカ許してくれるだろう.大船から東海道本線の電車に乗って,会場のある浜駅へ.電車が混雑していて座れない.
長い長い会議と雑談を終えて,夕方,また重いリュックを背負って,帰途につく.まだラッシュアワーには早い時間だったが,電車やバスが混雑していて,またもや完全立ちんぼである.
電車やバスで立ちんぼはしたものの,自覚的には,私の右膝の許容範囲に留まる運動だと思っている.でも,果たしてそうなんだろうか.
2015年4月18日(土) 曇
来週,4月24日(金)から2泊3日の予定で,五十三次洛遊会の方々約10名と一緒に善光寺西街道を歩くことになっている.今回は第1回,中央西線洗馬駅から歩き出して,松本市内を経由し,刈谷原宿まで,水平距離約27.6キロメートルを3日間掛けてユックリ歩く予定である.
私がメインになって,今回の計画を立てていたが,その後の思いがけない右膝の故障によって,一緒に歩けないのではないかと危惧していた.今回の計画を立案した張本人である私が不参加では申し訳ないし,長い時間を掛けて調査した詳細な道順を,他の人に簡単には移植できない.困ったな…!と思っていた…が,全行程に,大した登り下りはないし,もし途中で歩くのが困難になれば並行して走る篠ノ井線の電車に乗ってしまえば何とかなる.
こんなことを考えながら,参加される方々にユックリ歩くことを条件に,予定通り参加することにする.
そのためには,右膝に掛かる負担をできるだけ軽減するために,踵が全く摩耗していない靴を準備しておきたい.そこで,私は新しい靴を購入しようと思い立つ.
”善は急げ~ぇ…っ!”
私は自宅から15分ほどあるいたところにあるナントカ卸売センターという大規模靴店を訪れて,踝までカバーするハイカットの靴を購入する.それほど高価な靴ではないが深さ4センチメートルまで防水されている代物である.この靴に先日修理したばかりの足底板を装着してみる.良い具合である.これから出発までの数日間,この靴の足慣らしをする予定である.
折角,ダウンタウンまで出たので,帰りしなに図書館に立ち寄る.たちまちの内に2時間ほど経過してしまう.今度は右膝ではなく,眼がつかれてしまう.
さて,肝心の右膝だが,相変わらずサポーターは装着しているものの,全く痛みもなく,違和感もない,したがって,医師の指示通り,夕食後の鎮痛剤服用は省略する.
新しい靴の履き馴らし
2015年4月19日(日) 曇時々小雨
新しい靴の履き馴らしを兼ねて,自宅から鎌倉中央公園を経由して大船駅までブラブラ歩きを楽しむ.新品の靴の歩き始めは,毎度のことながら足首廻りがゴワゴワする.それでも,大船駅に到着する頃には,このゴワゴワ感もかなり軽減される.
今日は新品の靴を履き馴らすことだけが目的で,大船駅まで歩いた.したがって,大船駅からそのまま,往路を引き返す.
さて,肝心の右膝の状態である.
朝から膝には何の痛みも感じないが,念のため朝食後に医師の指示通り鎮痛剤を服用した.勿論,行動中は足底板を靴に入れ,サポーターを装着して過ごした.終日何の痛みも感じなかったので,夕食後の鎮痛剤の服用は省略した.
2015年4月19日(日) 小雨後曇
■室内スリッパに足底板
今日も天気が余り良くない.
日中は,右膝にサポーターを装着したまま過ごす.午前中は作業机やその周辺の整理整頓で大半の時間を費やしてしまう.
今日の昼食も,同居人と一緒である.やっぱり,右膝を痛めてから自宅で昼食を摂る回数が随分と増えたような気がする.装具師からは,自宅に居るときも,スリッパに足底板を挟み込んだ方が良いと言われているので,自宅にあるスリッパに足底板を挟み込んでみる.でも,一歩歩くがあるかないかの内に,足底板がスリッパからずれてしまい何の役にも立たない.何回も,何回も,繰り返して試してみるが,どうも上手く行かない.
”こんなんだったら,家の中でも靴を履いているしか方法がないな…”
というのが私の結論だ.まさか,家の中で靴を履いているわけにもいかないし,どうしたもんだろう…
■今日も足慣らし
今日も午後から,新しい靴の足慣らしを兼ねて,自宅から大船駅まで定番のコースを歩く.片道の歩程約7000歩.
この程度の歩きでは,脚力がますます減退すること必至である.
“スポーツジムなどに通って,体重をなるべく掛けないで足の筋肉を鍛えなければ…”
と真剣に迷い始める.
<新調した靴:高いものではないが踵が減ったらすぐ捨てるつもり>
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