<渓流散策路>
新春の湯河原;のんびり湯治と万葉公園散策の旅(後編)
(親族親善旅行)
2016年1月8日(木)~9日(金)
第2日目;2015年1月9日(金) 快晴
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■朝食はバイキング
私も鼾をかいていたと思うが,同室の2人も相当な鼾をかいていたので,睡眠不足のまま目が覚めてしまう.5時である.
私はそっと部屋を抜け出して,1人で露天風呂と内風呂をユックリとハシゴする.
私達は,8時から朝食を摂る予定である.
予定の時間に食堂に向かう.座席は自由とのこと.私達は食堂のほぼ中央に6人分の席を確保する.明るくて広々した食堂のあちこちで,宿泊客が朝食を楽しんでいる.
朝食はバイキングである.私が選んだネーベンは右下の写真の通りである.今朝は純和風の朝食である.昨年秋に塔ノ岳常連と一緒に旅行した○○○○とは内容は比較にならないほど高級である.
<朝食はバイキング> <私の朝食>
■万葉公園へ
このまま帰宅してしまうのは勿体ないので,万葉公園を少しばかり散策する.
熱海側にあるホテルから目の前の橋を渡って,川の左岸,湯河原に入る.そして左岸沿いのバス通りをブラブラと歩く.川の上流に向かっているので緩やかな登り坂である.
道路の両側には温泉宿や土産店などが建ち並んでいるが,何となく落ち着いた雰囲気である.温泉街にありがちな猥雑な雰囲気がないのが有り難い.
<川の左側は熱海,右側は湯河原>
■万葉橋
ウインドウショッピングをしながら,ユックリ,ユックリと登り坂を10分ほど歩くと,バス停温泉場に到着する.この辺りは周囲の市街地に比較すると何となく華やいでいて,観光客の姿もチラホラと見えている.
バス停近くで万葉橋を渡る.川の右岸は一寸した広場になっている.この広場が万葉公園入口である.
<ウインドウショッピングをしながら温泉街を行く> <バス停温泉場>
■渓流散策路を遡る
とりあえずは,公園の一番奥にある足湯を目指して散策する.足湯に至るコースは幾つもあるようだが結局は,足湯近くで一緒になるというので,私は渓流沿いの道を歩くことにする.
渓流散策路に入る.深い谷底に水量が豊富な川が流れている.散策路は川の左岸沿いに作られている.対岸を見上げると,何軒かの旅館が立ち並んでいる.
川の至る所に岩石が転がっている.その間をザワザワと音を立てながら大量の水が流下している.なかなか壮観な眺めである.私は何回も立ち止まって渓流の写真を撮る…が,1枚として納得できるような写真は撮れていない.
<渓流を眺めながら川の左岸沿いの散策路を登る> <渓流散策路の案内杭>
■足湯(独歩の湯)
15分ほどで「独歩の湯」という足湯に到着する.入場料はお一人200円也.
ロッカーで備え付けのスリッパに履き替えてから,場内に入る.ここには沢山の足湯が配置されていて,それぞれに効能書きが書いてある.
当初,この効能書きの意味が今ひとつピンと来なかったが,どうやら,湯の底の作りに特徴があるということに途中で気がつく.
”どれどれ…それでは…”
ということで,いくつかの足湯に浸かってみる.
効能書きに関係があるかどうかは分からないが,足湯の温度も場所によって色々.ちょっと温すぎるなと感じるところがある一方,とても熱くて長湯ができないところもある.
<足湯の分布>
■往路を戻る
小一時間ほど足湯を楽しんだ後,そろそろ戻ろうかということになる.どの道を歩いても結局は万葉橋に戻れる.ならば,渓流の写真をもっと撮ろうということで,渓流散策路沿いに万葉橋まで戻る.
途中,渓流の写真を数十枚も写すが,レンズが暗いために高速のシャッターが切れないので,ろくな写真しか撮れていない.自分の腕の悪さを棚に上げて,あれこれ言うのはまずいかも知れないが,もう少し明るいレンズで,速いシャッター速度が切れるカメラが欲しいなとつくづく思う.
<足湯を楽しむ> <渓流散策路>
■ホテルで昼食
往路で通った温泉街に並行する川沿いの散策路を辿って,一旦,ホテルへ戻る.そして,ホテルの食堂で,少々遅めの昼食を摂る.
私は掻き揚げうどん.まあ,どうということもない普通のうどんである.
<ホテルで昼食;かき揚げうどん>
■ホテル送迎バスと東海道線で帰宅
13時過ぎにホテルを出発する送迎バスでJR湯河原駅まで送って貰う.私たち以外にも乗客が何人か乗車する.
湯河原からは東海道本線である.毎度のことながら電車に乗車したらすぐに眠くなる.ウトウトしている内に大船に到着する.ここで,北鎌倉に住んでいる娘家族とお別れである.
15時少し前に無事帰宅する.
<送迎バス;人物は無関係> <湯河原駅>
■何だか疲れた
家に帰って何となくホッとした気分になる.
身体全体が腑抜けになったような脱力感がある.あちらこちらに出掛けるのは楽しいし,活力の源泉になっていることは認めるが,
”それにしても,何となく草臥れるな…”
というのが実感である.こういうのを「年を取った」というんだろうなと思う.
明日は土曜日である.何事もなければ塔ノ岳に出掛ける日である.出掛ければ今年2回目の塔ノ岳ということになる.今週水曜日の今年第1回目塔ノ岳は,山頂まで登ったことは登ったが,正に疲労困憊でガックリ来た.果たして明日はどんな具合だろう…そんなことを考えながら,少々早めに就寝する.
(おわり)
「関東の山旅」の前回の記事
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「関東の山旅」の次回の記事
(なし)
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新春の湯河原;のんびり湯治と万葉公園散策の旅(後編)
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