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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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紅葉の軽井沢・小諸・浅間連峰周遊;第1日目(3);小諸市内観光

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                                                                          <藤村旧居跡>

  紅葉の軽井沢・小諸・浅間連峰周遊;第1日目(3);小諸市内観光
           (塔ノ岳常連グループ・地元グループ)
            2014年10月8日(水)~11日(日)
前の記事
  ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/cd299f1dae55fb6c618f81077220c43e

<ルート地図>



<軽井沢から小諸へ>

■路線バスで軽井沢へ
 小瀬温泉15時00分発軽井沢行の路線バスに乗車する.バスは混雑しているかなと思ったが,案外空いていて,全員が座席に座れる.
 バスは15時17分に軽井沢駅に到着する.

<小瀬温泉から路線バスに乗車する>

■しなの鉄道で小諸へ
 軽井沢駅から,しなの鉄道で,小諸へ向かう予定である.
 まずは,しなの鉄道の時刻表を調べる.具合が良いことに,15時41分発長野行の電車がある.もう時間が押しているので,軽井沢観光はしないで,この列車に乗って小諸まで行こうということになる.
 列車は空いている.
 これまで曇り空の下を歩いていたので,まだ浅間山の全景を見ていない.
 「車窓から浅間山が見えるかもしれませんよ…」
ということで,浅間山が見える側のボックス席を中心に,一同纏まって座る.
 列車が追分駅を過ぎる頃,一時の間,雲間から前掛山,剣ヶ峰,黒斑山,牙山など浅間連峰の山々が姿を見せる.でも,残念なことに,ほとんどの方が居眠りをしている.わzわざ起こしてまで浅間山を見て貰う必要もないなと思って,そのままにしておく.
 列車は,16時07分に,小諸駅に到着する.
 私が旧制中学,新制高校の生徒だった6年間,この小諸駅から上田駅まで汽車通学をしていた.もうかれこれ半世紀以上も前の話だが,駅舎やホームの構造は,その頃と殆ど変わっていない.エレベーターもエスカレーターもない.
 “お年寄りや,身体の不自由な方は,さぞかし不便だろうな…”
と思いながら駅から外へ出る.

<小諸駅に到着>

<小諸市内散策>

■相生町
 案内役の私の積もりでは,まずは駅近くのスーパーで,明日,明後日必要な食料を調達して貰ってから,駅前のタクシー会社で明日のタクシーを予約する.そのあと,懐古園近くの小諸グランドキャッスルホテルにチェックインする.そして,チェックイン後,約1時間,懐古園を散策する…というスケジュールで行こうと思っている.
 「じゃあ…食料品調達に行きましょう…」
 小諸は,長野や上田と同じように坂の街である.駅前の繁華街,相生町もまた坂道である.坂道の両側には小綺麗な商店が軒を連ねている.ところどころにシャッターを下ろしたままの店もあるが,まあまあ華やかな雰囲気がある.
 駅前から歩いて5分ほどの所にある某スーパーに到着する.
 「あっりゃぁ~っ…! 閉まっている!」
 図らずも今日は水曜日,このスーパーの定休日である.アジャー…! 困ったな.

<駅前の繁華街,相生町>

■セブンイレブンで買い物
 「…さて,どうしようかな…?」
 困惑した私は,
 「明日,タクシーで浅間山荘に向かう途中で,コンビニに立ち寄るかな…」
と思案する.
 私がボンヤリしている間に,どなたかが通りすがりの二人連れの高校生に,
 「この近くにコンビにありますか…」
と聞いている.
 高校生が教えてくれたコンビニは,与良町にあるセブンイレブン.私が明日朝立ち寄ろうかと思っていたところである.
 “う~ん…,ちょっと遠いな.あそこまで行っていたら懐古園散策は諦めるか…”
と踏ん切りを付ける.用意周到,安全第一が私のモットーだもの…
 「分かりました.では,コンビニに行きましょう.その代わりに懐古園散策は別の機会に…今回は諦めましょう」
 私達が歩き出すと,高校生達から,
 「コンビニまで案内します…」
という心温まる申し出を受ける.私感激.でも,教えて頂いたコンビニなら,私も度々訪れたことがあるので.わざわざ高校生達の手を患わせることもない.丁重にお礼を言ってから,お申し出を辞退させてもらう.
 すぐにコンビニに到着する.
 各自,自分のリスクで,明日の朝食,昼食,それに明後日の昼食,合計3食を調達する.私はオニギリ中心で3食分を調達する.

<小諸宿跡と島崎藤村縁の遺構>

■藤村井戸
 懐古園散策の代わりに,駅に戻る途中で一寸寄り道をしてみる.
 まずは,北国街道沿いに少しだけ.
 コンビニから西の方向に3~4分歩いて光岳寺前で道なりに左折して小諸宿跡の本町に入る.如何にも宿場町らしい雰囲気が漂う建物が何軒か並んでいる.
 途中で左折して.少し入ったところにある藤村井戸を見学する.近くに案内番が設置されている.この案内板の記事によると,藤村は小諸滞在中にこの井戸の水を使っていたとのこと.

<藤村井戸>

■藤村旧居跡
 藤村井戸の直ぐ近くにある藤村旧居跡を尋ねる.
 今は建物はなく,ありふれた駐車場になっている.入口に藤村旧居跡を示す石碑が立っている(冒頭の写真).

<藤村井戸から藤村旧居跡へ>

■大手門
 藤村旧居跡から,小諸駅の方に向けて路地を下る.
 途中で,大手門を見物する.もう時間が押しているためか,大手門の中は見学できないが,折角なので,大手門を通り抜けてみる.

<大手門>

■ネコの井戸端会議
 大手門にネコが集まっている.
 写真を撮ろうとすると,ニャ~,ニャ~鳴きながら近付いてくる.なかなか可愛いヤツである.
 近くの石垣には,なぜか数匹のネコが昼寝をしている.まるで井戸端会議をしているようである.
 
<すり寄ってくる可愛いネコ>                       <ネコの井戸端会議>

■駅前のタクシー会社
 大手門から,小諸駅前に向かう.
 駅前にある小諸観光タクシーで,明朝のタクシーを予約する.
 明日早朝5時30分に,9人乗りタクシーに乗って,小諸グランドキャッスルホテルから,浅間山登山口にある浅間山荘(天狗温泉)まで移動する予定である.料金は7000円弱.1人当たり約1000円である.

<小諸グランドキャッスルホテル>

■ホテルにチェックイン
 駅近くの地下道を潜って,懐古園入口近くにある蒸気機関車C11(12だったかな?)を横目に眺めながら,17時15分に小諸グランドキャッスルホテルにチェックインする.
 インターネットを使って,1人1部屋,つまりシングルルームを予約済みである.

<ホテルの近くにあるSL>

■まずは自室へ
 私たちに宛がわれた部屋は最上階の8階である.
 部屋に入る.“狭い!”.これが第一印象…というのも,つい先日,オーストリアトレッキングで海外のホテルに宿泊した記憶が残渣として頭の中に残っているからだ.
 海外の一般的なホテルに比較したら,狭いのは当たり前.その代わりに.備品はカンペキ.掃除も行き届いていて清潔である.トイレだってお尻洗浄器が付いている.だから申し分なし.
 窓から外を眺める.
 高い所に建てられているホテルの8階である.千曲川や布引観音のある山並みが良く見えている.


■大浴場
 取りあえずは風呂だ.
 夕食は18時30分からなので,まだ十分に時間がある.
 ホテル4階のフロアーにある大浴場とやらに行ってみる.エレベーターに乗って4階で降りる.4階のフロアーから階段を登って大浴場に到着する.どうやら大浴場は5階相等の高さの所にあるようだ.どうしてこんな構造になっているのか良く分からない.
 浴場は,思っていたより少々狭い感じがする.

■気楽な夕食
 18時30分から1階の食堂で夕食である.グループごとに場所が指定されている.
 ここの夕食はバイキング形式である.ビールも飲み放題ということもあって,小さなグラス1杯だけ相伴する.
 歩き回った後のビールの最初の1口は,下戸の私でも実に旨いなと思う.
 9個の仕切りがあるお皿に,自分の好きなものを適当の取り分けて盛りつける.私の夕食は,まあ,こんなもの.もちろん,味噌汁,デザート,コーヒーなど写真に写っていないものも若干あるが…
 
<夕食はバイキング>

■第1日目は無事終わった
 20時頃夕食を終える.ここで第1日目は解散.
 そそくさと自室へ戻る.
 何時ものことだが,20時を過ぎると眠くて仕方がなくなる.私は,明日の準備もそこそこにして就寝する…が,部屋の暖房が利きすぎていて,暑くて敵わない.空調を冷房に切り替えても熱い空気しか吹き出てこない.私は堪らず空調設備をオフにして,窓を一杯に開けてしまう.ここは8階,いくらなんでも蚊は入ってこないだろう.
 10分ほど窓を開けると,さすがに暑い部屋の温度も丁度良くなる.それでは窓を閉めよう.暫くすると,空調の電源をオフにしているにもかかわらず,潜熱があってまた蒸し暑くなる.また窓を開ける…ついに面倒になり,窓を開けたまま寝てしまう.
 こうして第1日目の旅も無事終わった.

   ******************第1日目の纏め************************

<ラップタイム>

 7:52  東京発(長野新幹線あさま502号)
 9:10  軽井沢着(9:15集合)
 9:25    〃 発(草軽観光バス)
 9:53  峰の茶屋着
 --------------------------------------
10:07  峰の茶屋歩き出し
10:41  浅間登山口分岐
10;58  小浅間山(東峰)(11:02まで休憩)
11:08  小浅間山(西峰)(11:41まで昼食)
12:04  峰の茶屋(12:05まで休憩)
13:02  白糸の滝(13:16まで休憩)
13:18  バス停白糸の滝(13:22までトイレ休憩)
14:30  竜返しの滝
14:48  バス停小瀬温泉
  ----------------------------------------
15:00  小瀬温泉発(草軽観光バス)
15:17  軽井沢駅着
15:41     〃  発(しなの鉄道)
16:07  小諸駅着
   ※小諸市内で買い物,観光
17:15  小諸キャッスルホテル着

[山行記録]
                小浅間登頂  信濃自然遊歩道   合 計   
■水平歩行距離(km)          4.3                   7.3                  11.6 

■累積登攀高度(m)            273                   143                  416

■累積下降高度(m)            273                   450                  723

■所要時間
 (休憩時間を含む)
 峰の茶屋発         10:07 
   〃   着                   12:04
 峰の茶屋発                   12:05
 小瀬温泉着                   14:48
 (所要時間)      1:57分(1.95h)        2:43(2.72h)       4:40(4.67h)
 水平歩行速度        4.3km/1.95h         7.3km/2.72h      11.6km/4.67h 
                             =2.21km/h           =2.68km/h       =2.48km/h
                                     (第1日目終わり)
                                     (第2日目に続く)
続きの記事
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(編集中)

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「上信越の山旅」の次回の記事
(なし)





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