<小屋番の奥さん,WGさんそれにYDさん>
オーストリアの山旅:第7日目(1);シュラートミンク縦走(9)
プラインターラー小屋を出発
(アルパインツアー)
2014年6月26日(木)〜7月7日(日)
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第7日目;2014年7月2日(水)
<ルート地図>
■シュラードミング縦走第3日目の行程
注;この地図の原典はアルパイン社のパンフレット(加筆)
加筆部分が正確かどうか不明
■第3日目のルート地図
注;この地図はアルパイン社とは無関係に筆者が作ったもの
正確かどうかは全く保証しない.
■第3日目のプロフィールマップ(全体図)
<変更ルートの概要>
■計画のルート
もともとトレッキングする予定だったルートは下の図の通りであった.
昨日(7月1日)は,プラインターラー小屋からゴッリング小屋まで歩く.
今日(7月2日)は,コッリング小屋からランダヴィアゼー小屋まで歩く.
明日(7月3日)は,ランダヴィアゼー小屋からカインプレヒト小屋まで歩く.
■変更後のルート(冒頭の地図)
昨日(7月1日),季節外れの降雪ため,フライフェンベルグへ登る途中で,プラインターラー小屋へ引き返した.そのためにゴッリング小屋へはいけなかった.
そのために,今日は冒頭の地図の通り,プラインターラー小屋から一旦下山し,迂回して,4日目に宿泊する予定のカインプレヒト小屋へ向かうことになった.したがってカインプレヒト小屋に2泊する予定である.
<プラインターラー小屋の朝>
■時差ボケも解消されたようだ
昨夜も比較的良く眠れたようである.時差ボケも漸く解消されたらしく,5時10分に起床するまで,夜中に一回も目が覚めなかった.また,へんてこりんな夢を見てうなされることもなかった.
起床してすぐにトイレに行く.尾籠な話だが通じも快適である.
ただ一つ困ったことは,昨日のルート変更によって,宛にしていた荷物が届かないので,これまで2日間着ていた下着を,後2日間着たままで過ごさなければならないことである.でも,北アルプスなどを縦走するときなど,数日にわたって着の身着のままなことも良くあるので,その気にさえなれば別にどうということでもない.要するになるようにしかならないのである.
天気予報では,今日は曇のようだが,朝の内は良く晴れている.
持参している小型の血圧計で,血圧を測定する.具体的な数値は記さないが,正常範囲とはいえ,今朝も少々高めである.多分,これまでの疲労の蓄積と,現在地の標高のtかさが影響しているんだろう…が,体調への影響は大したことないと思う.
■朝食
6時14分,まだ朝食の時間には少し早いが,食堂へ行ってみる.もう何人かの方々が食堂に来ている.
まずはモーニングコーヒーだ.自分で勝手にコーヒーを入れて賞味する.モーニングコーヒー1杯で,体中に何となく“今日もやるぞ!”という気分が満ちてくるから不思議である.
6時30分頃から朝食である.他に宿泊者がいるかどうかは分からないが,見廻したところこの時間に朝食を摂っているのは私たちのグループの他に1グループだけのようである.
朝食のメニューは,下の写真の通りである.
今朝の朝食は完全に現地風である.ちょっと苦手な茶色でバサバサしたパンにハムとチーズを載せる.そしてジャムをトッピングする.もちろんバターもあるので,ジャムかバターかは好みの問題である.それに卵のスープである.
実に簡素な朝食だが,私はこれで十分満足である.
30分ほどで朝食を終える.
まだ時間がある.手慰みで,その辺りのティッシュなどを使って,ツルや兜などを折る.ヘナヘナした紙なので,あまりうまく折れないが,それでも小屋の主(あるじ)夫妻は興味深げに覗き込む.特に奥さんは大喜びである.
<朝食>
■テラスで雑談
朝食後,出発準備を整えてから,テラスに出る.ここで出発まで辺りの風景を眺めながら居合わせた方々と雑談に興じる.
その内に,小屋番の夫婦も私たちの雑談に加わる.
この小屋に,何人もの日本人が2泊もするのは初めてのことだと思う.私たちは,まあ,まあ,お行儀良く過ごしたと思っている.少なくとも日本人の名声を汚すようなことはしなかっただろう.こんな機会を通じて,親日的な人たちが増えれば良いなと内心で思っている.
<テラスで雑談>
■小屋番夫妻の写真を撮る
小屋番夫妻がニコニコとしながら,私たちを見送る.素晴らしい笑顔である.素敵な笑顔で見送りを受けると,私たちの気分も晴れ晴れとしてくる.
早速,お二人の写真を撮らせて貰う.
<プラインターラー小屋のオーナー夫妻>
<プラインターラー小屋から歩き出す>
■WGさんを先頭に歩き出す
小屋の前でストレッチをする.
何時もの通りに,頭の上から足の先まで入念にストレッチを行う.この辺りが,今回のツアーで特筆すべき点だと思う.
ストレッチを終えて,7時10分,WGさんを先頭に歩き出す.
<プラインターラー小屋から歩き出す>
■まずはライザバッハ川の右岸へ
歩き出してからほんの数分,7時31分,ライザバッハ川に架かる小さな木橋を渡る.
一昨日,バス停ウィルドバッサーから歩き出して,この橋を渡ったことを鮮明に思い出す.
もし一昨日の往路を辿って下れば,バス停ウィルドバッサーまでは約6キロメートルの行程である.
“ウィルドバッサーから先,一体,何処へ行くのだろう…”
と興味津々である.
<木橋を渡る>
(つづく)
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(編集中)
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