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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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?浜で懐かしい研究仲間達とランチを楽しむ

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                                <レストランのある某ビル>

       ?浜で懐かしい研究仲間達とランチを楽しむ
           (某研究部ループ例会)
       2014年8月19日(月) 晴・猛暑

<会場は横浜駅近くだ>

■嬉しいお誘い
 8月上旬に,H先生から突然メールを頂戴する.H先生は神奈川県内の某大学にお勤めである.
 茫々の昔…そう,10数年前(まだ20年は経っていないと思うが…),どこからか補助金を頂戴して,コンピュータに関連する研究調査を行ったことがあるが,H先生も私もその時のメンバーである.
 H先生のメールによると,これまでもその時のメンバーが集まって懇親会を開いていたが,今回から不肖私にも参加するようにとのことである,私,大喜び,勿論参加するとお返事する.
 …でも…
 もう随分と昔のことなので,中ボケの私には,当時,H先生達と,一体,どんな研究をしていたのか,全く思い出せない,全く“忘却の彼方”である.
 もともと,私は信州生まれである.だから頭の中は100パーセント“信州味噌”が詰まっているはずである.信州味噌はそんなに悪い味噌ではないはずだが,頭の中に仕込んでから幾星霜.もうすっかり干からびてしまった.もう頭の中の味噌は干からびた雑巾状態になっている.だからいくら絞ってみても,何をしていたのか記憶は蘇えらない.それが実に口惜しい.
 “でもサ…仕方がないな.仲間に会っている内に思い出すだろう…”
 …で,今日が懇親会の当日である.
 私,朝からソワソワ.
 集合は,?浜駅東口近くの某ホテル最上階にある某レストラン,12時00分である.

■?浜駅西口に出て戸惑う
 出掛けるとなると,ジッとして居れないのがせっかちの私の性分である.
 まだ速すぎると分かっているのに,10時過ぎに自宅を出発する.
 服装は…?
 せめてYシャツぐらい着ていかないとまずいかなと思ったが,
 “このクソ暑いのにYシャツかよ…”
と私の体内に巣喰うもう一人の私がクレームするので,リュックを背負わない山の格好のままである.
 案の定,11時30分に?浜駅に到着する.
 予めダウンロードした地図を頼りに会場を目指す.地図を見ると高速道路のすぐ手前に目指すホテルがあるようだ.高速道路と言えば西口だ.
 西口から駅の外へ出る.
 “あれェ〜…? 何だか地図と違うな…”
 私はすっかり田舎者だ.地図を見ても分からない.仕方がないのでアイコンタクトのチラシを配っている男性からチラシを貰うかわりに,
 ”このホテル,この辺りだと思いますが分かりませんか…・”
と聞く.この男性にも分からない.
 仕方がないので,近くにある携帯電話会社のショップに飛び込む.制服を着た可愛い女性に,スミマセンで伺う(聞くのではなく伺うのである).
 私が差し出した地図を,5〜6秒,眺めていた女性が,
 「これ,東口って書いてありますよ!」
 私ビックリ.ハズカシイ!
 「あッ…! そうですね.東口ですね.お騒がせしました…スミマセン…」
 なるほど地図には?浜駅東口と書いてある.東口だと分かってから地図を眺めると,なるほど,相鉄線だとばかり思っていた電車が京急線である.地図に書いてある崎陽軒も良く分かる.
 ”なあ〜んだ…! あそこか!!”
 私の“信州味噌”でも,立ち所に場所が分かる.
 そういえば,東口にも高速道路があるな…改めて再認識する.
 今,11時45分,丁度良い時間になっている.
 “せっかちに家を出るのも,満更,悪いことでもないな…‘早出は二文の得’という事にしておこう.三文ほどは得ではないが…”
…なんて,馬鹿なことを考えながら会場に向かう.

<久々の再開>

■懇親会出席者は4名
 11時50分,某ホテルに到着する.
 中に入る.ホテルにしては随分と狭いロビーである.
 “あれ…間違えたかな”
 フロントで確認すると,裏手のエレベーターで最上階まで昇れとのこと.エレベーターに乗ると真っ先に気になるのが,何処の会社製のエレベーターかである.
 集合時間5分前に会場に到着する.もうN先生が席についておられる.久々のご対面である.多分,4〜5年振りかな?
 私の直ぐ後に,私に声を掛けてくれたH先生とO先生が到着する.
 今日の出席は,この4人である.
 実に懐かしい(何を一緒に研究したのかは思い出せないが…).
 窓際の席である.横浜港が見下ろせる.

■まずは乾杯
 早速ランチである.
 まずはランチコースに付いているワインやジュースで乾杯である.
 早速,積もる話が始まる.
 お互いに高齢者である(全員が後期高齢者というわけではないが…).現役の先生がお一人.この方を高齢者扱いにするのはまずいかな…
 高齢者が集まるとなると,血圧や健康の話はどうしても必須である.一通りの病気の話も当然,仕方がない.
 その内に,戦争中の話になる.これも後期高齢者が混じっていれば仕方がない.
 でも,研究の話も当然出る.
 「絆と情報システムの研究をもう少しやりたい…」
 柄にもなく私が訴える.現役の先生がちょっとだけ興味を示す.そこで,私がこの研究の拠り所となる3冊の本を提案する.それはリプナック著『ネットワーキング』,市井著『哲学的研究』,ベルラランフィ著『一般システム論』の3冊の古典である.でも,これ以上のことを,このブログで記述するのは場違いなので,この辺りで止めておこう.

<まずは乾杯>

<ランチコース>

■まずは前菜
 まずは前菜である.下の写真の通り.
 とにかく見た目がとても綺麗である.
 写真には撮らなかったが,パンが実に美味しい.外カリカリで中がフワフワのパンである.
 ついこの間まで,オーストリアの山旅で茶色で固いパンばかり食べていた私には,この外カチカチ中フワフワのパンは実に美味しく感じる.
 このパンで,オーストリアの現地ガイドだったWGさんを見返してやりたい気になるが,逆にWGさんは,日本のパンは派にネチャネチャくっつくような気がして不味いと言っていたことを思い出す.

<前菜;これは素晴らしい>

■スープ
 次いでスープ.
 冷たく冷やしてある.私は食べ物のレポーターではないので,味をどう表現したらいいのか分からないので,下の写真を見て連想していただくことにしよう.
 スープの底に小さな賽の目に切ったナタデココ風の白いものが沢山入っている.食べてみるとナタデココではなく何か夕顔の実のような感じの野菜である.要するに私には何が入っているのか分からない.

<冷たく冷やしたスープ>

■メインディッシュはステーキ
 私が選んだメインディッシュは牛肉のステーキである.ナスが添えてある.ウエルダンにちょっと近いミディアムである.私にはちょっと硬い肉だなと感じたが,勿論,美味しい.
 ハイカロリーの食品は避けているというどなたかに,
 「ご高齢なのにステーキですか…」
と言われてしまう.反省!
 言われてみると,家でも週に1〜2度(もっとかな?)はステーキを食べているような気がする.

<メインディッシュ>

■デザート
 締めくくりはデザート.
 ついこの間まで,オーストリアでボリュームタップリのデザートを食べていた私の目には,如何にもチョッピリのように見えるが,これで十分である.それより美しい盛りつけに感激する.
 デザートの後はコーヒーか紅茶である.
 私は紅茶を所望する.残念ながら紅茶の写真は撮るのを忘れた.かの高名な方の真似をして,どこからか紅茶の写真を持ってきて,ここに挿入しようかとも思ったがヤメタ.
 「今日に限って,なぜコーヒーを頼まないんだ…」
という質問にお答えしよう.
 過日,珈琲を飲み過ぎて胃を悪くして以来,コーヒーは1日3〜4杯までと自己規制しているからである.そんな話題から,私がピロリ菌を退治した経験談に話題が拡散する.

<デザート>

<昼食を終えて>

■食後の雑談(次回の相談)
 コーヒーや紅茶を賞味しながら,暫くの間,雑談を楽しむ.
 私は近況報告を兼ねて,今年の秋,開催される神奈美会員展の案内状と,前回の神奈美公募展出品作品のハガキ大のコピーをお渡しする.
 「丁度良い…このメンバーで展覧会を見に行きましょう…そのとき昼食会を開きましょう」
という有り難い提案がある.
 どうやら,最終日の10月31日(金)のお昼頃,会場にお越し頂けそうである.会場と同じビルの最上階にある英一会館で,ミナトミライ地区でも眺めながら昼食を食べたらさぞかし気持ちが良いだろうな…と,今から楽しみである.
 “それまでに,良い絵を2枚仕上げなければ…”
 私は,妙にテンションが上がってくる.研究仲間の皆様にお越しいただけるとは…素人画家冥利なことである.
 “頑張らなければ…!!”


■ありゃ! 夕食もステーキだ
 14時30分頃,
 “あまり長居をしたら,まずかろう…気が引ける”
ということで,再会を約してお開きになる.
 ?浜駅で一人になってから,折角,横浜まで出たんだから,コージツ辺りを一回りしようかとも思ったが,とにかく,?浜は,鎌倉に比較して暑すぎる.もう,ウロウロする気になれないので,そのまま帰宅する.
 ・・・で,家に帰ったら,今日は夕食も,なぜか,ステーキだという.
 カロリーオーバーが気になったが,家内が焼いてくれたステーキを全部食べちゃった!
 我が家のステーキも肉が軟らかくて美味しかった.
 “レズとランのステーキと,家のステーキ,どちらのステーキが美味しかったですか・・・”
そんなヤボな質問しないで・・・
 素人がプロに敵うわけがないだろう.でも,WGさんのパンではないが,食べ慣れたものの方が,美味しいものもある.だから,どちらが美味しいかの評価尺度は,個人ごとに異なる筈である.
 だから私には「×・・×」の方が美味しいに決まっているじゃないか!
 ここの場はブログ.だから「×…×」の部分は伏せておこう.つまりどちらも美味しくて,どちらにも今ひとつの所がある.つまり個人の好みということだ.
 ・・・ま,何をさておいても,

  “友あり遠方(でもないか)より来る.
                また楽しからずや”

の心境である.
 「来た」んじゃなく「集まった」んじゃないの!
 ・・・どっちでもいいじゃないですか! 茶化さないで・・・
                                  (おわり)

「閑話休題」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/ca82f0d1165fe04d31ac21a90e428025
「閑話休題」の次回の記事
(なし)

※誤字脱字転換ミスご容赦


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