<鎌倉山から藤沢方面を望む>
初秋の鎌倉;梶原・月影地蔵・熊野権現・聖福寺跡・七里ヶ浜・広町緑地周遊(後編)
(独りウォーキング)
2020年9月18日(金) 曇・風あり
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<ルート地図>
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※再掲
<鎌倉山そぞろ歩き>
■羨ましい環境
広町緑地の一部を通り抜けて、15時04分。鎌倉山口から緑地の外へ出る。ここから暫くの間は鎌倉山の尾根沿いの一本道をひたすら歩くことになる。
道幅はそれほど広くはないが、道の両側には、私の家などとはまるで犬小屋にしか見えないほどの立派な邸宅が連なっている。
鎌倉山の住宅地は大正から昭和初期に活躍した菅原通齋がスイスの住宅地のような素晴らしい環境の住宅地を鎌倉で実現しようとしたところである。
進行方向右手の崖下には先ほど歩いた高級住宅地、七里ヶ浜住宅地が見下ろせる。この高級住宅地ですら、鎌倉山の住宅地から見下ろすと、まるでマッチ箱を並べたようにしか見えない。
この閑静な住宅地には、多少老木ながら素晴らしい桜並木が続いてる。
<桜並木と高級住宅が並ぶ>
■棟方志功美術館跡
途中の三叉路で左折して、15時16分、棟方志功美術館跡の前を通過する。
この美術館も、そのうちに見学しようと思っていたが、ぐずぐずしているうちに、もう大分前、閉館してしまった。本当に残念なことをした。
”玄関まで行ったことがあるのに・・・”
<棟方志功美術館跡>
■しのぶ塚
15時17分、さくら通りに突き当たる。左右どちらに曲がるかで少々迷うが、今回は右折。
15時19分、バス停旭が丘を通過する。反対側では数名のグループが鎌倉山行のバスを待っている。
”わざわざバス待ちをしなくても、ここから鎌倉山ロータリーまで、歩いても10分ぐらいなのに・・”
と思うのは私だけかな。
緩やかな坂道を登って、坂の頂上辺りにある三叉路を左折、さらにその先20メートルほど行った先の三叉路を右折する。
15時24分、しのぶ塚に到着する。
<しのぶ塚>
■素晴らしい展望
しのぶ塚の直ぐ先にある鎌倉山動物病院の前を通過して砂利道に入る。すると進行方向左手に素晴らしい展望が開ける。
この時期、どうしても霞が掛かってしまうので、残念ながら富士山も丹沢の山々は見えない(冒頭の写真)。
遠くに見えている町並みは藤沢市である。足下に見えているのは萩郷住宅地である。
<鎌倉山から藤沢方面を望む>
■枇杷苑住宅地方面を望む
砂利道を少し進むと三叉路がある。右折してほんの20メートルほど先へ行くと、常磐緑地や足下の枇杷苑住宅地方面の眺望が開ける。
ず~っ・・と遠くに見えている山はどこだろう?
三浦アルプスの山かな?
枇杷苑の住宅地の先に見えている山は、常磐緑地の一角に違いない。
<鎌倉山から枇杷苑の住宅地を見下ろす>
<笛田公園から仏行寺へ>
■笛田公園に入る
一旦、もとの三叉路へ戻る。
三叉路から展望を楽しみながら、土道を下る。
15時29分、坂の途中から手すりのついた舗装道路に変わる。ここの右手に笛田公園入口がある。ここでまた、このまま坂道を下るか、それとも笛田公園を通り抜けるかで迷う。
毎度のことながら、分岐でいちいちどっちへ行こうか迷うのは、本当にしち面倒くさいが、これも出鱈目歩きの良いところだと自分に言い聞かせる。
<展望を楽しみながら坂道を下る>
■閑散とした笛田公園
入口の階段をおりて笛田公園に入る。今日はどうしたことか広々とした野球場に誰も居ない。野球場沿いの散策路をゆったりとした気分で歩く。途中で虫かごを持った幼児連れの親子とすれ違う。私、ちょっと慌ててあごマスクを掛け直す。そして、軽く会釈しながらすれ違う。
笛田公園は尾根の上にある公園である。そのため絶えず風が吹き抜けている。涼しくて良い気分である。
<笛田公園の野球場>
■あずま屋
いくつかの運動場の縁を通って、15時34分、ちょっと小高いところにあるあずま屋に到着する。
ちょっと一休み・・・と思ったが、ヤブ蚊が居そうなので、ここでの休憩はあきらめる。
<小高い丘の上のあずま屋>
<仏行寺から笛田の谷戸へ>
■急坂を下る
あずま屋から坂道を下って、15時36分、公園の外へ出る。左折。
坂道を下利始める。直ぐに三叉路がある。ここでまた迷う。まっすぐ下れば県道藤沢鎌倉線に突き当たる。左折すれば仏行寺経由で深沢方面へ向かうことになる。
”ム、ム、ム、・・・どうしよう? まあ、今回は左折しようかな”
左折すると、ちょっとすごい下り坂になる。左手の崖の上は、さきほど通った笛田公園である。ここから一気に笛田川の流域まで下り続ける。
<急な下り坂>
■仏行寺
15時40分、急坂を下り終えて、仏行寺に到着する。
今回は大分時間が押しているので、山門前で頭を下げただけで参拝したことにする。ここは日蓮宗の寺。三号は笛田山。
<仏行寺>
■笛田の田園風景
仏行寺を通過して直ぐに夫婦池から笛田の谷戸に下る道に突き当たる.
15時42分、萩郷住宅地入口のちょっと手前で右折して砂利道に入る。この砂利道は進行方向右側の稜線沿いに民家や田園の間をくねくねと曲がりながら深沢方面へ向かっている。
”こういう風景をピクチャレスクって言うのかな・・・”
<笛田谷戸の田園風景>
■亀山
15時51分、亀山に到着する。
ここは鎌倉で一番標高差が低い山である。形が亀の甲羅のような形をしていることから亀山と呼ぶらしい。
山頂には大きな慰霊碑が立っている。
私が知る限りでは、鎌倉にはもうひとつ「亀」の字がついている山がある。それは成福寺の裏山、亀甲山である。亀甲山の山頂脇に厳島神社がある。
<亀山>
<深沢の名刹を経由して清水塚口へ>
■等覚寺
15時51分、相鉄ローゼン脇で県道藤沢鎌倉線に突き当たる。またここで、どっちへ曲がるか迷う。
”迷うのもいい加減にせえ・・!”
と自分自身を叱る。
結局右折。
信号深沢支所で県道を渡って、15時58分、深沢小学校正門前を通過する。その先の三叉路で右折する。
16時01分、等覚寺に到着する。真言宗の寺で山号は休場山。
<等覚寺>
■大慶寺
16時05分、大慶寺前を通過する。ここは臨済宗の寺で関東十刹の一つである。山号は霊照山。
<大慶寺>
■清水塚口へ帰着
大慶寺から先は徐々に上り坂になる。突き当たりの石段を登ると大平山丸山住宅地に入る。上り坂がさらに急になる。坂道を尾根まで上り詰めて、16時15分、出発点の鎌倉中央公園清水塚口に到着する。
近場を1時間ばかり歩くつもりだったが、結果的には3時間近く休憩なしで歩き回っていたことになる。
まだ残暑が厳しいとはいえ、適当に風が吹いていたので、体感温度はそれほど高いとは感じなかった。歩数は16,049歩。多少予定時間をオーバーしてしまったが、気分の良いお散歩だった。
<ラップタイム>
13:21 鎌倉中央公園清水塚口歩き出し
13:26 山の上ロータリー
13:37 梶原大通り
13:40 梶原口着
13:45 〃 発(ロスタイム0:05)
13:54 信号常磐口
14:00 神奈川県企業庁水道局鎌倉ポンプ場
14:09 トンネル
14:16 月影地蔵
14:22 陣鐘山尾根十字路
14:24 熊野権現社
14:26 稲村ヶ崎住宅地
14:27 下水ポンプ場
14:30 聖福寺跡(正福寺公園入口)
14:35 正福寺公園から外へ
14:48 七里ヶ浜あざらし公園
14:51 広町緑地入口
15:04 広町緑地から鎌倉山へ
15:16 棟方志功美術館跡
15:16 さくら通り
15:19 バス停旭が丘
15:24 しのぶ塚
15:29 笛田公園入口
15:34 あずま屋
15:36 笛田公園から外へ
15:40 仏行寺
15:42 萩郷住宅地入口
15:51 亀山
15:58 深沢小学校正門前
16:01 等覚寺
16:05 大慶寺
16:15 鎌倉中央公園清水塚口着
[散策記録]
■水平距離 9.47 km
■沿面距離 9.52km
■累積標高(+) 303m
■累積標高(-) 303m
■所要時間
鎌倉中央公園清水塚口歩き出し 13:21
〃 着 16:15
(所要時間) 2:54
ロスタイム 0:05
(所要時間) 2時間47分(2.82h)
歩行速度 9.52km÷2.82h=3.38km/h
■歩数 16,099歩
■歩幅 9.542km÷16,099歩=0.000631km/歩
(=63.1cm/歩)
■歩行ピッチ 16,099歩÷2.82h=5,708.9歩/h
5,708.9歩/h÷60分/h÷60秒/分=1.59歩/秒
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
(なし)
お断り;
これらの記事は,私のボケ防止と趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,
したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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