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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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春の鎌倉を北から南へ(1);深沢から笛田川を遡って鎌倉山へ

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                      <鎌倉山4丁目駐車場からの眺望>

        春の鎌倉を北から南へ(1);深沢から笛田川を遡って鎌倉山へ
              (独り成行きウォーキング)
          2020年3月9日(月) 晴れ

<ルート地図>


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<富士山を眺めながら深沢へ>

■富士山がよく見える
 このところ,コロナのため,自宅で半ば幽閉中の私は,午後になると人里離れた鎌倉の山の中を歩き回る日課を続けている.もっとも雨の日は近場の鎌倉中央公園辺りを2000~3000歩ぐらいしか歩かないが…
 幸いなことに今日のお天気は上々である.私は何時ものように午後から鎌倉中を彷徨くつもりである.今日も散策の出発点は,何時ものように自宅近くの鎌倉中央公園清水塚口である.
 出発点で,早速私はどっちの方向へ行こうかと迷う.散々迷った末にとにかく深沢に向けて歩きだそう.その先は足任せで適当に夕方まで歩こうということにする.
  何時ものように,12時45分,鎌倉中央公園清水塚口から歩き出す.まずは住宅地内を南西に向かう下り坂を歩く.坂道の途中で富士山がよく見える場所を通過する.富士山の中腹に雲がたなびき,雪が山裾近くまで積もっている.今日は空気が澄んでいるためか,辺りの風景に透明感があり,とても美しい.

<空気が透明で富士山がよく見える>

■春の息吹を感じながら…
 今年は何時もより季節が随分と早く進んでいるようである.春爛漫を感じながら,ルンルン気分で深沢へ向かう.

<深沢へ下る>

■等覚寺の教え
 13時05分,等覚寺前を通過する.茅葺きの山門の脇に,今月の標語(正式な名称は分からない)が貼り出されている.そこには,
 ”先氏の風を
     貴ぶ
   (せんしのふうをたっとぶ)
  先祖から代々
       伝わる
  教えを重んじて
     学ぶこと”
と書いてある.
 この寺は真言宗.毎度正確に見ているわけではないが,毎月,新しい教えを掲示しているようである.
 自分が馬齢を重ねてくると,このような標語に心底から”なるほど”と思うことが多くなったような気がする.

<等覚寺の教え>

<野趣豊かな笛田の谷戸>

■笛田川を遡る
 13時13分,深沢の交差点を通過する.湘南記念病院前の十字路を右折し,トンネルの手前で左折して,笛田川沿いの路地に入る.下の写真に写っている青い色のフェンス沿いの側溝のように見えるのが笛田川である.笛田川の右岸沿いの道を遡る.進行方向右手は閑静な住宅だが,左側は少し先へ進むと大きな作業場があって,やや殺風景な風景に変わる.
 やがてこの路地も自動車道に突き当たって終わりになる.

<笛田川を遡る>

■のどかな田園風景
 バス通りを横断して,その先の土道に入る.ここからは笛田の谷戸の長閑な田園風景が広がる.進行方向左手の尾根沿いに民家,平地沿いに田畑が広がっている.尾根に沿って曲がりくねった土道が続く.ここは何時散歩しても気分のいいところである.

<長閑な笛田の谷戸>

■路傍の稲荷神社
 13時29分,路傍に祀られた稲荷神社に到着する.赤い鳥居が印象的である.この稲荷神社の由来を知りたいなと思っているが、『かまくら子ども風土記』を始めとして,市販の観光案内にはこの稲荷神社の記述は見当たらない.ただ,何時ここを訪れても,神社周辺が実にきれいに手入れされているのに感心する.
 いずれにしても,この神社に一礼してから通過する.

<路傍の稲荷社>

<萩郷入口から鎌倉山へ>

■裏路地に入る
 13時33分,萩郷団地入口の交差点に到着する.この交差点の左が夫婦池公園,右が教養センターへ向かう道である.さらに,教養センター方面にほんの数メートルほど行ったところから右手に狭い枝道が分岐している.今日はこの狭い枝道を登ろうと思う(下の写真).
 枝道の両側に民家が建ち並んでいるがすぐに途絶えて,薄暗い谷間の道に変わる.進むにつれてだんだんと急坂になる.進行方向右手は山,墓地や鬱蒼とした竹藪が続く.しばらく登ると教養センターの裏門に到着する.目下流行中のコロナウイルスのために,休館中という趣旨の掲示がある.

<枝道に入る>

■鎌倉山に到着;素晴らしい眺望
 曲がりくねった急坂を登り詰めると,視界が一気に広がる.
 13時43分,鎌倉山の西北端,鎌倉山4丁目にある駐車場に到着する.この駐車場に立つと鎌倉山一帯のすばらし眺望を楽しむことができる.
 少し急な上り坂を一気に登ったので,汗ばんでいる.体に風を入れながら,1~2分,給水休憩を取る.

<鎌倉山の駐車場からの風景>
                                         (つづく)
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(執筆中)

「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/63842a0a497e7cc97ede69fbebdf45c9


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