<『尾根の瓦版』No.15の1ページ目>
常連に愛される小雑誌:丹沢・塔ノ岳〜大倉『尾根の瓦版』
No15号が発刊される
2013年5月5日(日)
つい2〜3日前に,私の手許に,『尾根の瓦版』No.15が郵送されてきた(A4版総ページ16ペジ).発行部数93部に達するようである.
内容は,
韋駄天のTさんの塔ノ岳登頂2000回
鎌倉の幽谷・秘境の旅
素晴らしい初日の出
続・第5回塩原温泉旅行
80代・70代は人生の華・尾根の花
南画を習っています
丹沢は正に人生道場
等々内容は極めて豊富である.
読者100名ばかりの小さな雑誌は,このブログにしばしば登場する編集長のY川さんの努力によって発刊されているものである.普通のパソコンを使って編集,印刷され,購読者に郵送される.購読者は時々少額の寄付をして郵便代の足しにして貰っている.
少し乱暴に定義させて貰えば,この『尾根の瓦版』を読んでいる人が,塔ノ岳登頂2000回を達成した”韋駄天のTさん”の周囲にいる”ご常連さん”ということになろう.
…で,急いで書き足さなければいけないのは,かのテレビ番組,「アニマルプラネット」に出演したことのある華伊達美弥雄氏も,字は読めないけれども,この『尾根の瓦版』にもちょいちょい登場するので,立派なお仲間の1匹と数えなければならないだろう.
<既刊紙の一部>
話は変わるが…
この『尾根の瓦版』の読者層をみると,多分,殆どの方が,60歳代,70歳代の高齢者であろう.前歴も多種多様.つまり,前歴や性別を問わず,ただ一つの共通点,
”塔ノ岳に登るのが好きだ…”
ということだけで自然発生的に集まっている人達だというのが特徴である.
ここでは,娑婆の憂さや序列など一切無関係,無頓着な方々ばかり,逆に前歴や過去の栄光など,ここでひけらかすのは御法度ともいえよう.私はこの一点が最大の魅力のように思えてくる.
この小冊子を読んでいると,ご常連の皆さんが塔ノ岳を始めとして多くの山で活躍されている様子が実に生き生きと伝わってくる.読んでいて実に楽しくなり,記事から元気を貰えるのである.
こんな素晴らしい冊子を定期的に発行して,常連が発刊を待ちわびるようにして読んでいる山が塔ノ岳以外にあるだろうか.
どこか新聞社が,この素晴らしい冊子をスクープしないように希望している.
…が,同時にスクープして貰いたいような気もしている.
私の本音は,この『尾根の瓦版』が,余りにも有名になってしまい,気楽に投稿できなくなるのが一番イヤなのだが…
とはいえ,この『尾根の瓦版』が,高年者の健康の維持,生き甲斐の高揚などを研究するための好材料だといえよう.
(おわり)
「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f8e20d645c993af19c9dc7def61568bc
「丹沢の山旅」の次回の記事
(なし)
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常連に愛される小雑誌:丹沢・塔ノ岳〜大倉『尾根の瓦版』
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