<ニュージーランド北島概念図>
※この地図は後刻差し替えます.
[復刻版] ルアペフ山・タラナキ山登頂記:プロローグ(1);旅の準備
(山旅スクール5期同窓生)
2006年1月27日(金)〜2月4日(土)
出発前日;2006年1月26日(木)
<まえがき>
この記事は,8年も前の古いものだが,例年冬になると,この記事にアクセスされる方々が多くなる.しかし,当時は,このブログを開設したばかりだったので,ブログ作成の勝手が分からなかったため,私としても不本意な内容のままであった.
今年になっても,相変わらずアクセスされる方が多いので,思い切って記事を再編集することにした.再編集作業は,今年のニュージーランドの観光シーズンには間に合わないかもしれないが,なるべく早く再編集を終えたいと思っている.
何しろ8年前の記録なので,今,何処まで役立つが疑問だが…
とはいえ,改めて当時の記録を読み返すと,8年前のことにもかかわらず,つい昨日の事のようにいろいろなことを沸々と思い出す.しかも鮮明に…
(2014年1月16日記)
<旅の準備>
■日程計画
私達,山旅スクール5期同窓生(愛称;湘南カラビナ隊)有志9名は,かねてから計画していたニュージーランド北島のトンガリロ国立公園を訪問する。
下記の日程により,同公園内にあるルアペフ山とタラナキ山に登頂する予定である。
なお,今回の山行は,量販のツアーのコースとは違い,私達湘南カラビナ隊の希望によって作成したものである。
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日程 月日 時間 交通 スケジュール
1 1/27(金) 18:00 NZ90 NZ航空で東京発
2 1/28(土) 8:35 オークランド着
トンガリロ国立公園着
3 1/29(日) 滞在 ルアペフ山(2,672m)
(登山約6時間)
4 1/30(月) 滞在 トンガリロクロッシング
(トレッキング約8時間)
5 1/31(日) 滞在 ワカパパビレッジ滞在(予備日)
タマ湖周遊(ハイキング約6時間)
ラタナキ滝(ハイキング約2時間)
6 2/01(水) 午前 専用車 ニュープリモスへ移動
7 2/02(木) 滞在 タラナキ山(2,518m)
(登山約8時間)
8 2/03(金) 13:00 NZ8806 オークランドへ移動
9 2/04(土) 09:30 NZ99 NZ航空でオークランド発
16:25 東京着
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■旅の準備
いよいよ出発前日である。
夕方になってから,やっと出発の準備を始める。テレビの国会中継を見ながら,旅行に持っていく医療や備品を揃えはじめる。持参するものはなるべく少なくしたい。そんな思いから,適宜,携帯品を選ぶ。結局,携帯品は以下の通りとした。
この中で,今回新規に購入したのは,hngwag製の軽登山靴である。つい数日前に,横浜のコージツで購入した。このhangwagは,踝深く保護しているのが気に入った。ニュージーランドは,泥が付いていないかどうかを,登山靴の靴底をなめるようにしてチェックするので,うかつに外で履けない。仕方がないので,靴を履いたまま,家の階段を何回も上り下りして履き馴らした。
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下着類:半袖シャツ 2枚
長袖シャツ 1〃
パンツ 2〃
靴下 2足
CWX 1本
ズボン:長ズボン 1〃
半ズボン 1〃
手拭い 1〃
帽子: ツバ付き 1個
ツバなし 1〃
雨具 上下 1式
ヤッケ 1枚
携帯用雨傘 1本
手袋: オーバー手袋 1組
厚手手袋 1〃
薄手手袋(予備を含む) 2〃
眼鏡(スペア) 1〃
サングラス 2個
軽登山靴(硬底) 1足
簡易アイゼン(4本爪) 1組
※実際には使わなかった。
ショートスパッツ 1〃
ストック(左右) 1〃
※実際には使わなかった。
眼鏡滑り止め 1本
洗面用具:歯ブラシなど 1式
電気カミソリ 1個
ちり紙 3袋
日焼止クリーム 1本
防虫クリーム 1本
針箱セット:糸と針数本 1式
鋏,爪切りなど 1〃
救急用品 1〃
登山ナイフ 1丁
登山用品:ロープ8mmφ5m 1本
カラビナ安全環無 2枚
カラビナ安全環付 1枚
※実際には使わなかった。
方位磁石(登山用) 1個
水筒(CAMELBAK3リットル) 1〃
デジカメ(含:予備機) 2台
フィルムカメラ 1〃
SDカード(512MB,32MB,64MB) 数枚
35mmフィルム 4本
超小型コンピュータ 1台
変圧器およびプラグコンバータ 1式
文具類:B5ノート厚手 1冊
A6ノート 2〃
ボールペン(1.6mφ) 3本
(同スペア芯) 3〃
ボールペン(0.5mφ) 3〃
防水袋(大・小) 3枚
リュックサック(30リットル) 1個
スタッフバッグ(中型) 1個
簡易リュック(折畳式) 1〃
雨カバー 1〃
薄型ウエストポーチ 1〃
現金・TC・クレジットカード 1式
小型巾着袋 数枚
嗜好品:煎餅など乾菓子 3袋(明日購入予定)
日本茶 1式( 〃 )
現地案内の資料地図類 1式
パスポート類(予備写真など) 1〃
※海外のツアー登山なので,非常食が必要ならば現地調達する予定。
※実際に旅行を終えてから,沓の泥落としのために小さなタワシを持参すれば良かっ
たなと思った.
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これらの品物の大半を,機内預用のスタッフバッグに入れる。そして,リュックには洗面用具,ヤッケ,登山靴,現地案内の資料類,ノートと筆記用具,超小型パソコンだけ入れる。パスポート,現金,カード類はズボンの内側に装着する薄いポーチに入れる。
一昨日,ビュープラザ大船で購入した成田エキスプレスの乗車券も,このポーチに入れる。
のんきに,こんなことをしている内に,瞬く間に21時を過ぎてしまう。もう眠くなる時間である。
パソコンに向かって,然るべき場所に,明日から暫くの間留守にする旨をメールする。
明日は12時頃家を出る積もりでいる。出発直前に,下着類は全て山用のものに着替える予定である。あとは,毎日,現地でこまめに洗濯して過ごすつもりである。
枕元に明日着ていく下着やズボンを用意して,就寝する。
(つづく)
続きの記事
(編集中)
「目次および索引」
(編集中)
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ルアペフ山・タラナキ山登頂記:プロローグ(1);旅の準備
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