<長慶寺の五百羅漢>
富山の名勝地・映画ロケ地とグルメを楽しむ旅;第1日目(4);長慶寺の五百羅漢
(神奈美・阪急交通社)
2018年11月18日(日)~19日(月)
第1日目:2018年11月18日(日) (つづき)曇
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<ルート地図>
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<専用車で長慶寺へ>
▇専用車で長慶寺に到着
森記念秋水美術館の見学を終えた私達は,11時05分,専用車に乗って,次の目的地である長慶寺を目指す.
手許には地図も何もないので,専用車がどちらの方向へ向かって走っているのか,正確には分からないが,途中から墓地の周辺をめぐる坂道を登って,11時20分,長慶寺駐車場に到着する.
「…集合時間は11時50分です.遅れないようにお願いします…」
という添乗員のTSさんの声に押し出されるようにして専用車から降りる.
<長慶寺に到着>
▇長慶寺の本堂
まずはすぐ近くにある本堂を参拝する.
長慶寺の由来などは全く調べていないが,どうやら映画「散り椿」のロケ地ということで,私達はここを訪れているようである.ここが何宗の寺で,どのような縁起があるのか全く分からないまま,とにかく本堂でお参りを済ませる.
ウィキペディアによると,「長慶寺は、曹洞宗の寺院で山号は法羅陀山(ほらださん).本尊は釈迦如来,開基は日輪当午.長慶寺の本尊は「桜谷大仏」と呼ばれる大仏であったが,明治3年(1870年)頃、廃仏毀釈の折に富山藩の命により失われ,現在は仏頭のみが鎮座する状態となっている」とのこと.
<長慶寺の本堂>
<長い石段と五百羅漢>
▇石段を登る
本堂脇に長い石段がある.石段の上を見るとウンザリするほど長く続いている.
「…とにかく登ってみましょう…」
ということで石段を登り始める.
石段の両側には夥しい数の羅漢と石灯籠が並んでいる.なかなか壮観な眺めである.
”一体,誰がどんなことを願いながら,五百羅漢を奉納したんだろう…”
私はこの寺の由来などが気なって仕方ないが.添乗員に聞いても埓があかない.せめてこの寺が何宗の寺で,いつ頃誰が開基なのかぐらいは事前に調べて下さいよ…と,口には出さず頭の科かだけで愚痴を言う.
<長い石段を登る>
▇大きな石碑
階段の途中に大きな石碑が立っている.どうやら五百羅漢の説明文らしいが,少々摩耗していて読みにくい.それにじっくり読んでいる暇もないので,取りあえずは写真だけ写しておく.どうせ後になって読むなんてことしないって分かっているのに…
<五百羅漢の石碑>
▇紅葉の中の五百羅漢
五百羅漢の周囲の紅葉が丁度見頃を迎えている.急な石段には往生するが,美しい紅葉に十分癒やされる.
石段はまだまだ先まで続いているので,成り行きでまだ先まで登り続ける.その内に石段を登っているのは私の他にほんの1~2名だけなことに気がつく.でも,まだ時間はたっぷりあるので,もう少し登ってみることにする.
<紅葉の中の五百羅漢>
<裏山の山頂からの眺望>
▇視界が開ける
階段をしばらく登ると視界が広がり始める.
どの辺りを見下ろしているのか,土地勘がないので,はっきりとはわからないが,多分富山市の中心部を眺めているんだろうと勝手に想像する.
眼下に目立って見えているのは北陸新幹線の高架かな.
<視界が開ける>
▇尾根の道路に突き当たる
石段は尾根を走る舗装道路に突き当たって終わりになる.
道路を挟んで反対側に大きな石像が立っている.どうやら仏像ではないので,多分長慶寺とは関係のないものだろう.
<突き当たりの舗装道路湧きに立っている石像>
▇立派な建物はレストラン
この石像の左手に小綺麗な建物がある.小さな博物館か土産品店かなと思って,玄関先まで行ってみる.どうやら長慶寺とは無関係なレストランのようである.ちょっと残念.
”時間も押してきたな…そろそろ戻ろうかな”
<尾根のレストラン>
<石段を下って駐車場へ>
▇見事な紅葉
石段の往路を下る.
何時も下っている塔ノ岳の坂道に比較したら階段道は実に歩きやすい.スタスタと下っている内に,階段の途中で下山し始めた仲間に追いつく.
階段を登っているときには,あまり気がつかなかったが,辺りの紅葉がなかなか見事である.紅葉を眺めながらユックリと階段道を下る.
<紅葉に囲まれた本堂>
▇見晴海岸の「美岬」へ
定刻の11時50分,私達を乗せた専用車が動き出す.狭い駐車場の中で大型の専用車の向きを変えるために,何回も切り返しを行っている.
”こりゃ~ぁ…大変だなあ”
ようやく向きを変えた専用車はつづら折りの坂道を下り始める.
これから私達は見晴海岸にあるレストラン「美岬」へ向かう予定である.今日の昼食は永見牛と白エビの会席料理だとのこと.楽しみである.
(つづく)
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(執筆中)
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