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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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3週間ぶりの登山はきつかったが富士山に癒やされた丹沢;塔ノ岳(2018年34回目)

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                          <塔ノ岳山頂から富士山を望む>

      3週間ぶりの登山はきつかったが富士山に癒やされた丹沢;塔ノ岳(2018年34回目)
           (花立階段まで単独山行;その先はSSKさんに同行)
             2018年11月24日(土) 晴・寒い一日

 何時ものように4時10分に自宅を出発する.真っ暗で寒い.西の空に満月が煌々と輝いている.暗い空に満月の光を反射する白い雲が動いている.
 大船5時10分発東海道下り初電に乗車する.空いている.寒い.小田原で小田急線新宿行快速急行に乗り換える.6時11分,渋沢駅着.すぐに大倉行バス乗り場へ.一番乗り.バス待ちをしながらストレッチを繰り返す.やがて下り電車が到着して,バス待ちの列があっと言う間に長くなる.やがて辺りが明るくなり夜が明ける.
 定期バスの3分前に臨時バスが出る.満員.乗り合わせた常連は毎日登山のTGさん,YSさん,AIさん他.7時少し前にバス停大倉に到着する.3週間振りの塔ノ岳である.私が塔ノ岳に来ない間に,バス停近くにあった飲食店の後にコンビニが開店している.営業時間は7時から.もう少し早く開店してくれたら有難いな.

▇月の光


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 7時頃,三々五々歩き出す.初めのうちはTGさん,ITさん,AIさん,YSさんのお三方と一緒に雑談しながら歩き出す.
 7時17分,丹沢ベースを過ぎる頃から,だんだんとバラけだし,観音茶屋を過ぎる頃には,何時の間にか単独山行になる.私はマイペースで歩き続ける.とにかく安全第一,ラップタイムなど気にせずに紅葉を楽しみながら登ろうと自分に言い聞かせるが,それがなかなか…
 7時43分,見晴茶屋に到着する.ここで相模湾を見下ろす写真を撮る.いかにも冬間近な雰囲気である.
 見晴階段に差し掛かる.例によって,階段を見上げた写真を撮った後,ユックリ,ユックリと階段を登る.そしてモミジ坂へ.この辺りの紅葉の見頃はもう少し先のようである.
 9時59分,一本松を通過する.大倉からの所要時間は59分.
 ”これはちょっと速すぎたかな…”
と不安が過ぎる.その反動で駒止階段は体力をセーブして登り続けて,8時16分に駒止茶屋を通過する.

▇丹沢ベース


▇日の当たる坂道


▇見晴茶屋からの眺望


▇見晴階段


▇駒止茶屋


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 8時34分,堀山の家に到着する.大倉からの所要時間は1時間34分.できれば1時間30分で登りたいところだが,この4分がなかなか縮まらない.堀山の家の温度計は8.5℃を指している.昨夜,堀山の家に宿泊していたらしいKIさんがノッソリと現れる.
 「やあ,暫くぶりだね…」
と私に話しかける.
 堀山の家から先は急な登りが連続する.私は汗をかきたくないので,ここから先は極々ユックリペースで登ることにしている.案の定,すぐにAIさんに追い抜かれる.さらに萱場平手前で,KIさんとMTさんにも追い抜かれる.ちょっと癪だが是が実力の差というものである.

▇堀山の家


▇堀山の家のすぐ上からの富士山


▇萱場平


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 やがて花立階段に差し掛かる.富士山がとても良く見えているので,取りあえずは富士山の写真を撮ってから,やおら花立階段を登り始める.この階段,何遍登ってもちっとも馴れない.相変わらずシンドイが我慢して登り続ける.
 すると,前方に赤いヘルメットが見え始める.SSKさんである.
 9時30分,花立山荘に到着する.気温11℃.大倉からの所要時間は2時間30分.やっぱり3週間ぶりの登山なので,何時もより10分近く除けに時間が掛かっているようである.
 花立山荘から先は,SSKさんと一緒に登ることにする.花立山荘で富士山や相模湾の写真を撮りながら,しばらく休憩を取る.その間にYSさんが私達に追いつく.
 花立山荘から先の階段道を登り終えると,視界が開ける.峡は富士山がとても良く見えている.それにほとんど無風である.私は辺りの写真を撮りながらSSKさんの後ろについて登り続ける.

▇花立階段下からの富士山


▇花立山荘からの富士山


▇花立山からの富士山


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 金冷シで暫く立ち休憩を取ってから,階段道を登り続ける.
 10時17分,ようやく塔ノ岳山頂に到着する.大倉からの所要時間は3時間17分.山頂の気温は17℃.登山にはちょっと高すぎる感じがする.
 SSKさんは尊仏山荘に立ち寄るというので,SSKさんとは,ここでお別れである.
 今日は久々に富士山が良く見えている.10枚ほど,富士山の写真を撮ってから,10時25分に下山開始.

▇塔ノ岳山頂


▇花立山荘から相模湾を望む


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 今日は何時もの土曜日よりも登山者が随分と多いような気がする.長い列になって登ってくる登山者とすれ違いに苦労しながら,慎重に下山し続ける.
 途中でYSさんが私に追いつく.その後,堀山の家付近までは一緒に下山し続ける.その後はまた何時の間にかバラバラに…
 12時05分,見晴茶屋を通過する.頑張って急げば大倉発12時38分のバスに間に合いそうだが,
 ”急いで家に帰って,何するの?”
と自問自答.多分,昼寝するに決まっている.ならば何も急ぐことはない.
 12時18分,観音茶屋に到着する.バスの時間まで20分ある.急げば間に合うが,観音茶屋のお汁粉も食べたい.私は食い気に負けて,観音茶屋に立ち寄る.そしてお汁粉を所望する.
 「…20~30分前にTGさんが立ち寄られました.後でFHさんが多分お汁粉食べに寄りますよって言っていました」
と女主人が言う.正に図星.
 12時31分,観音茶屋を出発する.大倉13時10分発のバスには十分に時間があるので,のんびりと歩いて,12時53分に無事バス停大倉に下山する.バス停にはTGさん,MGさん,YSさん,AIさん,IIJさんがバス待ちの列に並んでいる.

▇観音茶屋のお汁粉


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 大倉発12時53分のバスはかなり混雑するが,私達常連グループはバスの最後部座席付近に固まって座る.
 13時25分,バスは渋沢駅に到着する.何時ものようにミスタードーナッツでコーヒーブレーク.もちろん乗り合わせた常連は全員ジョイン.雑談しながらコーヒーをお替わりする.
 皆さんと変える方向が違う私は一足先に失礼する.そして,小田原経由で帰宅する.
 とにかく塔ノ岳山頂まで登ったものの,3週間ぶりの塔ノ岳はさすがにきつかった.帰宅後,まずは骨休みということで横になったが,足が何回も攣りそうになる.やっぱり,そろそろ塔ノ岳から矛を収める時期が来たのかなと重いながら一眠りする.

▇ミスタードーナッツでコーヒーブレーク


<ラップタイム>

  7:00   大倉歩き出し
  7:25  観音茶屋
  7:43  見晴茶屋
  8:16  駒止茶屋
  8:34  堀山の家
  9:30  花立山荘(SSKさんと一緒に9:35まで休憩)
  9:44  花立山(9:55まで休憩)
10:00  金冷シ
10:17  塔ノ岳着
10:25     〃 発
10:40     金冷シ
10:57    花立山荘
11:27  堀山の家
11:58  駒止茶屋
12:05  見晴茶屋
12:18  観音茶屋(12:31まで休憩)
12:53   大倉着

[山行記録]

▇水平歩行距離        7.0km(片道)

▇累積登攀下降高度        1,269m

▇上り所要時間(休憩時間込み)
 大倉発           7:00
   塔ノ岳着              10:17 
    (所要時間)         3時間17分(3.28h)
  水平歩行速度       7.0km/3.28h=2.13 km/h
  登攀速度         1,269/3.28h=387m/h

▇下り所要時間(休憩時間込み)
  塔ノ岳発         10:25  
  大倉着            12:53
   (所要時間)         2時間28分(2.47h)
 水平歩行速度         7.0km/2.47h=2.83 km/h
 下降速度          1,269m/2.47h=514m/h
                                   (おわり)
「丹沢の山旅」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/4a522790c3f241767ccc981ffc5c2e76
「丹沢の山旅」の次回の記事
(なし)

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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