<妙円寺>
のどかな展望を楽しむ大磯鷹取山・七国峠を縦走(3);愛宕山公園と妙円寺
(ARENAオフミ)
2018年5月27日(日) 晴(春霞)
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<ルート地図> (再掲)
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<高台の田園地帯>
▇ゴルフ場に囲まれた道
七囶峠のあずま屋で昼食を済ませた私たちは,12時38分に七囶峠~歩き出す.
道路の両側はゴルフ場が広がっている.やたらに高い金網の柵が続く.柵が二重に張り巡らされているだけでなく天井まで柵で覆われているところもある.
”なんだか鳥かごの中に入れられた感じだなあ…”
<ゴルフ場の金網に囲まれた道路>
▇のどかな丘陵地帯
やがて,広々とした丘陵地帯に入る.森と畑が点在している.ヒバリが一番似合いそうな場所である.のどかで実に美しい農村風景が続く.
”ああ,良いな…”
私は深呼吸しながら田園風景を堪能する,実に良い気分である.
<高台の田園風景>
▇愛宕山公園の標識
12時55分,バス停七囶峠を通過する.
12時57分,「愛宕山公園,七囶峠」の案内標識の前を通過する.私たちは,もちろん,愛宕山公園を目指して歩き続ける.
<愛宕山の道標>
<愛宕山公園と愛宕神社>
▇山道に入る
案内標識のすぐ先でY字形三叉路に到着する.どうやらここから登り坂の山道が始まる.
手許の地図を頼りに登っているが.山道が何時まで続くのかがはっきり読めず,少々不安に感じながらもエイヤツで登っていく.
”まあ,そんなに長い登り坂ではなさそうだな…”
<草道の登り坂>
▇愛宕山公園到着
12時59分,愛宕山公園に到着する.公園入口にあるちょっとした広場でトイレ休憩を取る.このトイレは,今回のハイキングのルートにはただ一カ所あるだけの貴重なトイレのようである.
<愛宕山公園に到着>
▇愛宕神社
道を挟んで反対側の斜面に踏み跡道に近いような土道がある.
”こんなところを登るのかな…?”
と少々迷ったが,とにかく私一人で登ってみる.すると,ほんの30~40メートル登ったところに立派な社殿がある.愛宕神社である.
今回はしっかり予習をしていないので,愛宕神社の由来などの予備知識は全くないが,とにかく立派な社殿である.
私は,土手下に待機している方々に,
”愛宕神社にでましたよ…”
と声を掛ける.
<愛宕神社の拝殿>
▇立派な鳥居と参道
社殿の正面に立派な鳥居が立っている.
私が登った土道は正式な参道ではなく,この鳥居まで登る立派な階段が参道だと分かる(冒頭の写真).
皆さんに,こちらの参道を登るように進言するつもりで,急いで石段を降りる.でも,ちょっとタイミングが遅かったようで,全員が土道を登ってしまったようである.
<愛宕神社の鳥居と階段>
<土屋幼稚園と神奈川大学>
▇深い轍のある道
愛宕神社の参拝を済ませてから,神社のある丘から北北西に延びる土道を下る.ベンベン草など雑草が繁茂する野趣豊かな田舎道である.どこが野原かどこが道か良く分からないところもあるが,途中で道標がポツリと立っているのを見付けて,内心でホッとする.
周囲は放棄された元畑だろうか,この原っぱを過ぎると,やや急な下り坂になる.道路には深い轍のように2本並行した溝が続く.轍ではなく排水のために掘られた溝かも知れないが,少々歩きにくい道が暫く続く.
<原っぱのようなところに案内杭が立っている>
▇舗装道路に飛び出る
草道が歩きやすい砂利道に変わる.
13時11分,バス停矢沢下付近の舗装された道路三叉路に,ヒョッコリ飛び出したという感じで到着する.何だか急に現実の世界に戻ったような奇妙な気分になる.
ここから,暫くの間,舗装道路沿いの歩道歩きが続く.
<三叉路に飛び出る>
▇土屋幼稚園前を通過
暫くの間,単調な歩道歩きが続く.ときどき自動車が通るが,交通量はそれほど多くないようである.この道路には平塚行きのバスが通っているようである.比較的短い間隔で,次から次へとバス停がある.
13時34分,バス停土屋幼稚園前を通過する.この辺りを通るバスの本数はそれほど多くないようである.
この辺りでは,「土屋」という名称がキーワードになるので,とにかくバス停の写真を写しておこう.
<バス停土屋幼稚園前>
▇神奈川大学湘南ひらつかキャンパス
13時29風,バス停中庶子のすぐ先にある交差点神奈川大学入口を右に曲がり,座禅川を渡る.その先は少し急な登り坂になる.内心で,また坂道かとウンザリする.
13時32分,神奈川大学湘南ひらつかキャンパス前に到着する.
”へぇ~…,ここも湘南?”
「湘南」の名称には,ちょっと違和感がある.
入口に紀伊國屋,食堂,銀行ATMなどの利用を促す大きな案内板が立っている.でも,キャンパス入口の道路の真ん中に,制服を着た警備員がこちらを睨み付けるような感じで立っている.なんとなく入りにくいので敬遠する.
”それにしても,随分と立派で広いキャンパスだな…”
と感心する.
神奈川大学入口を過ぎてから,もう少し坂道を登ると,その先は下り坂になる.
<神奈川大学湘南ひらつかキャンパス入口>
<妙円寺の銭洗弁天>
▇妙円寺に到着
13時37分,妙円寺に到着する.ここは土屋の銭洗弁天で有名な寺である.境内に入る.私たち以外に参拝客は居ないので,境内は至って静かである.
境内に入ってすぐの所に立っている案内板によると,ここは天台宗の寺.山号は和光山.江戸時代に創建されたようである.
<妙円寺に到着>
▇妙円寺の案内板
<妙円寺>
▇岩屋くぐり
まずは岩屋を詣でる.神聖な場所なので内部で写真を撮るのは差し控える.
内部はほぼ真っ暗.所々に弱い照明が点っているが,頭上,足許ともに良く見えない.足許の段差を踏み外しそうになったり,頭をぶつけたりしながら,まんとか胎内くぐりをおえる.
この岩屋の水でお金を洗うと御利益があるとのことである.
<岩屋の出口>
▇北向地蔵尊
境内の一角にある北向き地蔵尊.
<北向地蔵尊>
▇急階段を登る
弁天を参拝するために,急な階段を登る.
”なんだかんだ言っていても,皆さん,本当に元気だな…”
と改めて感心している.
<弁天への急階段>
▇弁財天参拝
階段を登り切って,ようやく弁財天社殿に到着する.弁財天を参拝して一息入れる.
高いところにある弁財天から見下ろすと本堂の全景が見える(冒頭の写真).
<弁財天>
▇もとの交差点に戻る
参拝を終えて,13時49分,妙円寺を出発する.そして,往路を交差点神奈川大学入口まで戻る.
今度は登り坂.
坂道を登っている間に,神奈川大学行のバスが何台か私たちを追い越していく.今日は日曜日なのにバスの本数が結構多いのに気がつく.
峠を越えると今度は緩やかな下り坂である.神奈川大学前を通過して,13時58分に交差点神奈川大学入口に戻る.
(つづく)
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