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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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富士山すそ野一周ウォーキング(全17回);2回目(1);茅ヶ崎から忍野八海へ

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                                 <忍野八海出口池>

        富士山すそ野一周ウォーキング(全17回);2回目(1);茅ヶ崎から忍野八海へ
                   (クラブツーリズム)
                2018年4月12日(木)  晴れ
前(第1回最終)の記事
  ↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6912d1b4a42e79301a58f43245e86109

<ルート地図>

▇茅ヶ崎→忍野八海(大林駐車場)

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▇第2回目行程図

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<茅ヶ崎からへ>

▇茅ヶ崎集合
 今日は富士山すそ野ぐるり一周ウォーキング第2回の開催日である.
 昨日,シロヤシオを見るために塔ノ岳を往復したばかりの私は,まだ幾分疲労が残っている感じだが,まあそれほど高低差もない路を8キロメートル程度歩くだけなので,大丈夫だろうと高をくくって,5時30分頃自宅を出発する.持ち物は雨具と水,入浴用のタオル,それに小さなノートと筆記用具程度のごく軽装である.
 塔ノ岳に登るときは早朝4時10分に自宅を出発しているので,今日は塔ノ岳に出掛けるときよりも1時間も遅いお出かけである.朝の1時間の差は実に大きい.5時を過ぎれば,既に湘南モノレールの電車も動いているので,わざわざ大船駅までの2.5キロメートルの山下りをしなくても良い.これが実に楽に感じる.
 大船駅から豪華移動本線下り電車に乗車する.
 ただ,唯一困ることは,通勤時間帯の電車に乗らなければならないことである.空いている早朝の初電にばかり乗っている私には,どうも混雑する通勤電車は苦手である.別に車内で立っているのは平気だが,とにかく人混みで疲れてしまう.
 でも,そんな泣き言を言っていても,乗車時間はたった11分,大船,藤沢,辻堂そして茅ヶ崎と僅か3駅乗るだけである.
 6時44分に茅ヶ崎駅に到着する.
 茅ヶ崎駅に降り立つのは,前回は初めてだったが,2回目ともなるともう勝手が分かっているので,周囲をキョロキョロと眺めながらノンビリムードで,集合場所へ向かう.
 集合時間は7時30分.まだ大分時間があるので,集合場所から道を挟んで反対側にある茅ヶ崎中央公園(という名前だったかな?)をブラブラしながら時間つぶしをする.この公園,ほぼ平坦なのがちょっと物足りないが,広々としていて,とても気分良く歩ける.

<茅ヶ崎中央公園>

▇専用車で茅ヶ崎を出発
 公園を散歩しながら,道路越しに集合場所を眺めている.
 7時少し過ぎにちょっと小太りの中年男性が現れる.どうやら今回の添乗員のようである.第1回で担当していた添乗員とは違う人のようである.
 暫くすると女性2人組が現れる.私は5~6人の参加者が集まった頃,集合場所に向かうことにして,まだ暫くの間,公園内をあちらこちらと散策し続ける.公園の緑陰が実に心地が良い.
 集合時間20分前に,集合場所に移動して,チェックイン手続きを済ませる.今回の参加者の30数名と盛況のようである.
 ほどなく今日の専用車が到着する.第1回目の専用車と比較すると随分と立派なバスである.私の席は後ろから2番目の窓側のようである.私と同じ列の通路側は熱海から来られたIKさんという男性である.
 参加者全員が集合時間前に集まったとのことで,出発予定時間より3分早い7時27分に茅ヶ崎駅前から発車する.車内を見回すと,茅ヶ崎から乗車した参加者は全体の半分弱,残りは次の集合場所,海老名で乗車するようである.

<今日の専用車>

▇海老名で満席
 昨年運転免許を返上してしまった私は,自動車道路の様子は殆ど分からない.私たちを乗せた専用車が,どこをどう通っているのか全く分からないが,特段に変わったところがない風景が車窓から見えている.工場,事務所,住宅,商店,自動車販売会社,郊外型飲食店などが次から次へと車窓に現れる.
 8時07分,海老名駅近くの駐車場に到着する.ここで海老名からの参加者がチェックインされる.ついでにトイレ休憩を取る.
 専用車は海老名で満席となる.講師のST先生も海老名から乗車される.STさんには第1回でもお世話になった方である.富士山のことについては誰よりも良く知っていると自認されている方である.
 第1回のウォーキングで顔見知りになった方々も何人か居られる.
 8時13分,海老名から発車する.
 発車して間もなく,添乗員の挨拶と注意事項の説明やら今回の資料の配付などが行われる.続いてガイディングレシーバーの配布とテストである.次いで講師から今回のコースの概要説明などがある.

▇風雨の足柄SA
 9時04分,足柄SAに到着する.
 予想以上の悪天候である.雨雲が低く垂れ込めていて,大粒の雨が降っている.それにやけに寒い.
 ”この調子だと,終日,雨天の中の行進になるかな…富士山はとても拝めそうもないな…”
とガッカリ.
 時間つぶしに売店を一回りしてみる.特段買いたいものもないので,すぐに飽きてしまい,早々に専用車に戻る.
 9時17分,足柄SAを発車する.
 発車して程なく,講師のSAさんが,
 「…この辺りは,沼津側から吹き上げてくる風と,小田原方面から吹いてくる風が突き当たる場所なんです.ですから,こんな感じの天気になることが多いんです.後でトンネルを潜って山梨県側に入ると,気候が一変して,晴れていることがよくあります.今日も,富士山が見えることを期待しましょう…」
と私たちを慰める.

▇忍野八海に到着
 なるほど講師の言うとおりである.
 途中の長いトンネルをくぐり抜けて,山梨県側に入ると,高曇りの天気である.
 「…ほらあそこに富士山が見えますよ…私が言っていた通りになりましたよ…」
とST講師が自慢げに言う.
 9時51分,忍野八海大林駐車場に到着する.
 駐車場には沢山の大型バスが駐車している.今日も忍野八海を訪れる観光客が多いようである.

<忍野八海大林駐車場に到着>

<忍野八海大林駐車場から歩き出す>

▇忍野八海地図


←クリック拡大

<忍野八海から歩き出す>

▇ストレッチを済ませて歩行開始
 大林駐車場からちょっと離れたところにある空き地ので,講師の音頭によってウォーミングアップストレッチを行う.
 ストレッチの内容や手順が登山学校で習ったストレッチとは大分内容が違うので,少々戸惑う.でも,ストレッチには決まったスタイルはないらしく,はなはだ個性的なものだなと私は思っている.
 いずれにしても,ごく簡単がストレッチを終えてから,添乗員が,参加者全員を3班に区分けする.1班当たりの神通は11人または12人である.私は,3班ということになる.
 9時57分,いよいよ歩行開始である.
 私は3班に振り当てられたので,歩き出しは列の一番最後である.正直なところ一番最後が気楽で良い.
 皆さん案外(失礼!)お行儀が良くて,道路に敷かれた白線の内側を2列になって行儀良く歩いている.
 ”日本人って!…案外お行儀が良いな…”
 これが今回の私の第一印象である.

<大林駐車場から歩き出す>

▇右折して園内へ
 歩き出してすぐに忍野八海外周沿いの路にはいる.
 後ろから前を見ると,実に長い列が延々と続いている.ガイディングレシーバーを介して,講師の先生の説明が絶え間なく聞こえてくる.

<忍野八海の外周を歩く>

▇富士山が見える
 「あっ!…富士山が見える…」
とどなたかが言う.
 なるほど,南西の方向に富士山がとても大きく見えている.
 今日は曇ってはいるが,高曇りである.富士山に掛かる雲は一つもなく,とても良く見えている.富士山がスッキリ見えるなんて,悪天候を覚悟していた私には望外の幸いである.さっそく富士山の写真を撮る.

<富士山が見える>

▇出口池
 通り道から右折してすぐの所にある出口池に到着する(10時13分).
 人気のない小さな池である.ただ池を覆い被さるように生えている木々の診療が実に美しい.
 講師のSTさんの説明によると,ここはわき水でできた湖で,湧水量は,2.2立方メートル/秒に達するという.考えて見れば,忍野八海のわき水は,結局相模川に合流している.つまり,忍野八景から流れ出す水は神奈川県民の上水として使われていることになる.


<出口池>

▇忍野八海から歩き出す
 10時16分,往路を引き返して藻どの路へ戻る.
 ここから先,暫くの間,忍野八海南側の舗装道路を西に向けて歩き続ける.綺麗に舗装されている道路だが,自動車の往来はほとんどない.
 私たちは講師を先頭にごくユックリの歩行速度で歩き始める.歩きながらもガイディングレシーバーを通事と,講師の説明が切れ目無く聞こえてくる.

<忍野八海から東へ>
                                (つづく)
つづきの記事
  ↓
(未実施)

「富士山すそ野一周ウォーキング」の目次
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8e5951273a0b396d3b3d0f180c72e619
「富士山すそ野一周ウォーキング」の索引
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/210a8c83dd3a264ceb474ac6fe94a290

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
 また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへアクセスされないようにお願い致します.


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