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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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秋の鎌倉;天園・獅子舞・源氏山公園周遊(1);清水塚口から天園経由で獅子舞へ

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                                                                    <獅子舞の効用はまだまだ>

  秋の鎌倉;天園・獅子舞・源氏山公園周遊(1);清水塚口から天園経由で獅子舞へ
                (単独散策)
           2017年11月1日(水) 晴れ

<ルート地図>


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<清水塚口から北鎌倉へ>

■残念だが塔ノ岳詣では諦め鎌倉周遊だ
 今日は天気が良さそうである.久々に塔ノ岳に出掛けたかったが,朝の時間帯にちょっとした雑用があるために,残念ながら出掛けるのをやめる.その代わりに,鎌倉の丘陵地帯を一回りしようと思う.
 出発点は,例によって鎌倉中央公園清水塚口である.
 9時51分,例によって鎌倉中央公園清水塚口から歩き出す.
 何時もなら,まずは鎌倉中央公園を経由してから,どこへ行くか決めているが,今日は,敢えて,鎌倉中央公園には入らずに,山の上ロータリー方面に向かう.なぜならば,鎌倉中央公園に入ってしまうと,また何時ものように何となく大船駅まで歩いて終わりになってしまうからである.

■日当公園
 9時56分,山の上ロータリー直前の道路を左折する.閑静な住宅地の中の枝道である.
 すぐに枝道はバス通りに突き当たって終わりになる,バス通りをそのまま歩いて,10時04分,日当公園に到着する.小さいながら閑静な公園である.
 ここから道なりに自動車道路を北鎌倉方面に歩く.ちょっと急な上り坂である.

<日当公園>

■山ノ内ポンプ場から山道へ
 レストラン「ブランデルブ」手前のT字路左折する.さらに,そのすぐ先で右折して,10時07分,山ノ内ポンプ場の裏手に回る.この辺りからは閑静な山の中である.

<山ノ内ポンプ場の裏手から山道に入る>

■山ノ内の展望台
 10時13分,山ノ内の展望台に到着する.この辺りはつい数年前までは畑だったが,何時の間にか自然の原野に戻ってしまった.
 畑の後はススキが自生している.ススキの向こうに鎌倉の名峰六国見山が見えている.
 ここで,1~2分立ち止まって,周囲の写真を撮る.
<山ノ内の展望台から六国見山を望む>

■第峯の展望台
 尾根道を辿る.
 10時11分,台峯の展望台に到着する.
 先客は居ないかと思ったが,今日は珍しく中高年ばかり6~7名のグループと,女性2人のグループが居られる.ちょっと当てが外れるが,ここからの風景を眺めならら,ちょっとだけ写真タイムを取る.
 目の前には,六国見山が,先ほどの山ノ内の展望台から見たときより,大分大きく近くに見えている.眼下には北鎌倉の集落が見下ろせる.

<台峯の展望台>

■北鎌倉女子学園グラウンド
 10時21分,北鎌倉女子学園グランドの上に到着する.快晴ならばここから富士山が見えるはずだが,今日は何となく霞が掛かっていて,富士山はほとんど見えない,残念!
 
<富士山が見えるはずの北鎌倉女子学園グラウンド>

■路地を抜ける
 北鎌倉女子学園前の急な坂道を下る.そして鎌倉街道に突き当たる手前で右折,閑静な住宅地の路地に入る.私のお気に入りの散歩道である.

<北鎌倉の路地道へ入る>

■北鎌倉駅
 10時32分,北鎌倉駅前の某コンビニに到着する.私は昔からこのコンビニのお世話になっている.ご主人と顔なじみだったが,もう数面前からご主人の姿が見えない.どうしたんだろう? 気になっているが何となく聞きそびれてから,もう数年になる.
 コンビニで,ニギリメシ2個と,ペットボトルのお茶1本を購入する.ついでに店内を一回り.ここ数ヶ月の間に,コンビニのレイアウトや扱う商品が随分と変化していることに気がつく.
 10時46分,北鎌倉駅に到着する.
 駅前に設置されている自販機でペットボトルを1本買い足そうと思っていたが,何とこれまであった自販機が撤去されている.
 ”あると思っていた自販機がなくなると戸惑うなあ…”
<北鎌倉駅>

<明月院を経由して勝上献へ>

■明月院前から名月谷へ
 北鎌倉駅で少し休憩を取って,10時51分にまた歩き出す.”猫箱”の手前で左折して路地に入る.すぐに三叉路があるので,右折する.そこから先は道なりにあると,やがえ明月院に向かう道路に突き当たる.ここで左折する.この道に入ると沢山の観光客と遭遇する.
 道なりに歩いて,11時丁度に明月院前に到着する.
 ここで,大多数の観光客とお別れして,名月谷方面に向かう.

<明月院前から名月谷へ>

■天園ハイキングコース入口
 名月谷に入ると,観光客の数がぐっと少なくなる.
 天園ハイキングコース名月谷登山口の少し手前で,中年女性4人組を追い抜く.
 11時04分,名月谷登山口に到着する.ここで右折して,急勾配の登り坂に入る.
 さきほど追い抜いた女性群が私の後ろ姿と案内板を見比べながら,今泉台4丁目の登山口へ行くか,ここで山道に入るか迷っている.つい目の前で,私が登山道に入ったのを見たのも影響してか,この女性群も私の後に付いて登ってくる.
 ”はは~ん…,でも,多分,舗装が途絶えて山道に入るところで,引き返してしまうだろうな…”
と予感する.
 ”引き返すのも気の毒だな…では,山道が通れることだけでも,教えてあげよう…”
と柄にもなく仏心を出す.

<名月谷の天園ハイキングコース入口>

■勝上献展望台
 案の定,4人は山道に入るところで,行き止まりではないかと戸惑っている.
 「大丈夫です…ここから山道です.通れますよ…」
と誘導する.
 袖ふれあうも…ということで,今泉台4丁目登山口付近まで,4人グミを誘導することにする.これも鎌倉市民の一人として,まあ,当然だろうと思ったからである.
 皆さんが,六国見山を経由して来られたというので,山道の途中で見える山が六国見山だと説明する.すると,一人の女性が,
 「…ひょっとして,山旅スクール出身の方ですか…?」
と私に尋ねる.私ビックリ.
 「あなたも山旅スクール卒業生ですか…?」
 「いえ,違います…山旅スクール出身の方のブログの記事を参考にして,鎌倉を歩いています.ひょっとして,このブログの方かと思って…」
 「はい,そのブログ,私のブログです」
 「鎌倉で,何時か会えるかなと思っていました.お会いできて嬉しいです」
とのこと.私ビックリ.
 「そういうことでしたら,とりあえずは勝上献までご案内いたしましょう…」
ということで,超々ゆっくりペースで勝上献を目指す.
 女性群は,勝上献展望台で早めの昼食を摂りたいという.
 11時39分,勝上献展望台に到着する…が,木像の展望台が老朽化したためか,立ち入り禁止になっている.これで,ここで昼食を摂るつもりの当てが外れる.
 「では,とりあえず,もう少し先の十王岩展望台まで行ってみましょう…・」

<勝上献展望台は立ち入り禁止>

<天園ハイキングコース>

■十王岩
 尾根沿いの道を,超々低速で歩く.途中で何組かのハイカーとすれ違う.⑿時34分,十王岩に到着する.十王岩に数人の男性の先客が居る.長居をしているらしいので,ここから見える展望をちょっとだけ楽しんだだけで,先へ進む.

<十王岩う>

■大窪寺薬師如来
 13時37分,十王岩を出発する.
 14寺過ぎに,四国大窪寺薬師如来の参道入口に到着する.ここで約如来像を見上げた写真を数枚撮りながら,数分休憩を取る.

<四国大窪寺薬師如来>

■百八ヤグラ横十字路
 ⑿時13分,百八矢倉脇の十字路に到着する.
 十字路からちょっとだけ覚園寺寄りの空き地を利用して,ちょっと遅めの昼食を摂る.もちろん,私は北鎌倉駅付近で購入したオニギリをほおばる.さらに,女性群からいろいろな食べ物を頂戴する.
 ”もう,お腹いっぱいだ!”

<百八ヤグラ脇十字路>

■大平山岩塊
  ⑿2寺28分,昼食を終える.
 女性群は覚園寺方面に下りたいというので,ここでお別れである.私は獅子舞の紅葉の状態を見たかったので…
 ここからは,独り歩きなので,これまでの倍以上の速度で飛ばす.途中,何人かのハイカーとすれ違う.また,何人かのハイカーを追い越す.
 ハイキングコースを一気に歩いて,⑿時51分に大平山岩塊(俗に大平山山頂と呼ばれている)に到着する.
 今日は素晴らしい展望が開けている.遙か遠くに三浦アルプスや逗子や葉山の山並みが見えている.ここで1分ほど者診察家に費やす.

<大平山岩塊からの眺望>

■峠の茶屋跡
 12時57分,峠の茶屋跡に到着する.
 かつて,峠の茶屋の常連だった私にとって懐かしいところである.
 売店の近くに段差があった.この段差を登ると向かって左側の席に,何時もエンちゃんが座っていた.エンちゃんとは火打山や丹沢の屏風岩山などに一緒に登ったことのある旧知の山仲間である.峠の茶屋が廃業してから,エンちゃんには一度も会っていない.そういえば仙人ことKMさんもここの常連だった.この頃は,お互いに老け込んで,山の中ではなかなか会えなくなっている.
 とにかく懐かしいところである.
 思い出の段差に中年のご婦人が一人腰掛けている.
 私の姿を見かけると話しかけてくる.
 「峠の茶屋は,無くなっちゃったんですね…!」
 これを切っ掛けに,2~3分,立ち話をする.要するに峠の茶屋がお互いに懐かしい.
 峠の茶屋があった頃の窯跡付近から,鎌倉の市街地と稲村ヶ崎方面の眺望が開けている.ここで数枚の写真を撮る.
 13時19分,そろそろ懐かしの峠の茶屋跡とおさらばしようと思う.
 女性と別れ際に,
 「オニギリ食べませんか…」
と言いながら,私にお手製のオムスビを差し出す.
 「折角ですが,先ほど昼食を食べたばかりなので…」
と遠慮するが,
 「どうぞ,下へ降りてから食べてください…」
とのこと.
 「それでは…」
ということで,有難く頂戴する.ずっしりと重たいオムスビである.


<峠の茶屋跡からの眺望>


<獅子舞から永福寺跡へ>

■獅子舞の紅葉
 13時19分,峠の茶屋跡から歩き出す.
 大平山岩塊からの眺望を一応楽しむ…が,付近の木々が大きく育ってしまったので,眺望は台無しである.
 ここでも,また,2人連れに女性から話しかけられる.
 ”なんだか知らないが,今日は,やけに女性にモテるな…”
 でも,泥んこの下り坂を一種に下りるのも気が進まないので,ここは独りでマイペースで下山することにする.
 ここは,マイペース.つまり塔ノ岳ペースで下山し続ける.すぐに数名の観光客を追い越す.
 肝心の効用は,写真のように,まだまだ先.見頃になるのは,例年通り12月10日前後になるだろうと勝手に推測する.

<獅子舞の紅葉はまだ先>

■永福寺跡に到着
 獅子舞を下り終えて,瑞泉寺に通じる紅葉ヶ谷入口を通過する.そして,13時14分,永福寺跡に到着する.
 ここは,長い間,復元工事が行われていたが,いまは復元工事が終了している.

<復元が完了した永福寺跡>

■2度目の昼食
 今日は素晴らしい天気である.
 永福寺跡のベンチに座って,暫くの間,日向ぼっこを楽しむ.
 まだ,お腹は空いていないが,先ほど峠の茶屋跡でいただいたオニギリを頂戴する.中身の具はオカカである.堅めに結んであるオニギリは,コンビニのオニギリに勝るとも劣らないおいしさである.美味し食べ物は食べている内に幸せな気分になる.
 ”それにしても,今日は見知らぬ方から,随分沢山の食べ物を頂戴したなあ…”


<2度目の昼食>
                                      (後半に続く)
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(なし)

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
 また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへアクセスされないようにお願い致します.

 

 


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