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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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梅雨明けの橫浜;金沢文庫・称名寺市民の森周遊

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                           <称名寺>

     梅雨明けの橫浜;金沢文庫・称名寺市民の森周遊
           (独り散策)
       2017年7月23日(金) 晴れ

<ルート地図>


←クリック拡大

       ***********************
 13時00分,金沢文庫駅集合.
 今日はKGU公開講座「司馬遼太郎に学ぶ…」の最終日である.テーマは称名寺と金沢文庫見学.例により講座の内容はここでは一切触れない.
 参加者は10数名.
 定刻に金沢文庫駅前から正明寺に向けて歩き出す,アスファルトに反射する日光が蒸し暑い.
 14時30分,称名寺と金沢文庫の見学が中締め解散となる.
     ***********************

<称名寺見学>

■仁王門
 金沢文庫駅から細い道路を正明寺へ向けて歩く.少し登り坂である.10分ほど歩いて称名寺に到着する.
 三門を潜って参道に入る.参道の両側には飲食店などがある.参道の突き当たりに仁王門が建っている.

<仁王門>

■境内展望
 太鼓橋の高い所から境内を望む.正面は本堂.向かって右側の茅葺きの建物が釈迦堂である.

<本堂と釈迦堂>

<金沢文庫見学>

■特別展「アンニヨンハセヨ!元暁法師」
 金沢文庫を見学する.
 今,丁度,元暁法師特別展が開催されている(8月20日まで).仏教のことに疎い私は元暁法士の名前すら知らなかったが,館内に豊富に残る国宝級の資料を見ている内に,何となく興味が湧いてくる.
 これまで,私は,多分,10回ぐらい金沢文庫を訪れているが,その都度,展示物が変わっているので凄いなと感心する.

■金沢文庫館内で解散
 14時30分,金沢文庫館内で解散.これで春学期は終わりである.
 これからは自由行動である.

■北条顕時・金沢貞顕の墓
 一旦,称名寺へ戻る.
 少し気になるところがあるので,トンネルを出た左手にある石段を登って,北条顕時と金沢貞顕の墓所を訪れる.
 ここには随分と沢山の五輪塔が立ち並んでいる.どの墓石が兼時か貞顕か良く判らないが,一生懸命探す気もない.
 どうやらヤブ蚊が居るらしいので,すぐに退散して元の場所に戻る.

<沢山の五輪塔が建ち並ぶ墓所>

<称名寺市民の森を一廻り>

■称名寺市民の森ルート地図

※称名寺境内の掲示板を撮影

                  水平歩行距離     0.4km(400m)
        累積登攀高度           28m
                  累積下降高度          25m 

■称名寺市民の森入口
 称名寺境内を少し場から散策してみる.途中で「称名寺市民の森」という案内杭を見つける.
 市民の森という名称に興味が湧いたので,14時35分,軽い気持ちで脇の階段道を登ってみる.ちょっと登れば会談は終わる太郎と思って…
 ところが予想に相違して,結構長い階段である.

<称名寺市民の森入口>

■墓石群
 数分登ると,沢山の石塔が立ち並ぶところに出る.この石塔が何かは,事前に調べていないので良く分からないが,この辺りで山道は終わりだろうと思う.
 ところが山道はさらに上へ上へと続く.

<墓石群>

■夏草が覆う狭い石段
 さらにその先は夏草が生え茂る狭い石段が続く.かなりの上り傾斜である.
 ”この坂道,一体何処まで続くんだろう…”
 私は少々心配になるが,どうせどこかへ出るだろうと気楽に考えて登り続ける.

<夏草が覆い被さる階段道>

■八角堂広場
 14時43分,山頂らしいところに到着する.
 どうやら八角堂広場というところらしい(間違っているかもしれない).
 ところが,目の前にベンチがあるのに,その手前に柵があってベンチの方へは入れない.どこかに入口があるかもしれないので,近くを探してみるがそれらしいところはない.
 ベンチの向こうには何やら建物らしいものが見える.八角堂かな?
 柵を越えて不法侵入する気にもなれないので,そのまま山頂を通過する.

<八角堂広場かな?>

■山の中の三差路
 ”一体,何処へ出るんだろう…?”
 ちょっと出口を気にしながら,どうせどこかの住宅地に降りるだろう…ということで構わず先へ進む.今度は長い下り階段が連続する.
 14時48分,「八角堂広場,台の広場…」の案内標識の前に到着する.地名を見ても,もともと土地勘のないところなので,何処へ出るのか皆目分からない.
 ”どこでもいいや…”
ということで台の広場に向かう.

<山の中の三差路>

■台の広場
 14時50分,台の広場に到着する.
 広場の日陰にベンチがある.ここで一休みしようかと思ったが,ヤブ蚊がぶんぶん飛び回っているので,立ち止まらずに台の広場を通過する.
 ”さて,この先,一体,何処に出るんだろう…?”

<台の広場>

■目の前が開ける
 14時52分,突然目の前が開ける.
 長い階段の下に住宅地が開けている.そのさきに低い丘陵が連なっているのが見える.
 遠くに見える丘陵は,多分,鎌倉天園ハイキングコースへ繋がっているんだろうなと見当を付ける.

<称名寺市民の森の終点>

<見知らぬ住宅地を金沢文庫駅へ>

■長い石段を降りる
 長い石段を降りて振り返る.
 ここが称名寺市民の森の入口だということを覚えるために…
 アスファルト道に出ると,途端に日光の照り返しが強くて蒸し暑くなる.
 ”さて一体,私は,何処に居るんだろう”

<称名寺市民の森の入口>

■住宅地内を適当に歩く
 何処か分からない住宅地の中を歩き始める.道を聞こうにも,丁度昼下がりの暑い時間帯なので,外を歩いている人は全く居ない.
 ”西へ向かえば何とかなるだろう…”
 あいにく磁石は持っていないが,アナログの腕時計を持っていれば,太陽の位置から感歎に南の方角が分かる.その方法の説明は少々厄介なので省略するが…
 とにかく,できるだけ西へ向かうように住宅地の中を歩き続ける.
 歩きながら気が付いたことは,この住宅地には町名や番地名を書いた案内標識が一切ないことである.
 飛蚊得するのも何だが…
 私が住んでいる鎌倉の住宅地には,各戸にkならず「○丁目○番○号」の小さなプレートがついているし,電柱には「○町○丁目」が明記されている.
 やがてS字形の長い下り坂になる.眼下に京浜急行の線路が見えている.これで間違いなく京浜急行のどこかの駅に出られそうである.
 16時02分,下り坂は,賑やかな通りに突き当たる.

<住宅地を下って賑やかな通りに突き当たる>

<金沢文庫駅から逗子駅を経由して帰宅>

■金沢文庫駅
 ”さて,最寄りの駅はどこだろう…”
 私は迷う.
 丁度そのとき,直ぐ近くに交番があるのに気が付く.
 交番で最寄りの駅が何処かを聞こうと思って,交番のドアーに手を掛ける.中には若い女性の警察官が居る.
 丁度そのとき,入口のガラス越しに見えている警察官の顔の付近に駅らしい跨線橋が写っているのが見える.
 ”あつ! 金沢文庫駅だ!”
 私はガラス越しに警察官にテレ笑いの挨拶をして,中に入らずに,金沢文庫駅に向かう.
 ”なんだ! こんな所に出たのか…!”
 もし私が金沢駅前の交番で,金沢駅は何処ですかなんて質問したらとんだ間抜けになるところだった.

■逗子駅を経由して帰宅
 金沢文庫駅から新逗子行の電車に乗車する.新逗子駅からJR逗子駅を経由して鎌倉駅へ.
 鎌倉市役所前から路線バスを利用して無事帰宅する.
 蒸し暑い1日だった.
 明日,土曜日は高齢の塔ノ岳詣でをする予定である,
 ”塔ノ岳も,随分と蒸し暑いだろうな…”

<ラップタイム(称名寺市民の森)>

14:35  称名寺側登山口登り始め
14:43  八角堂広場
14:48  三差路
14:50  台の広場
14:62  金沢町登山口

[散策記録(称名寺市民の森)]

■水平歩行距離                     0.40km

■累積登攀高度                       28m

■累積下降高度                       25m

■所要時間 (休憩時間込み)
 称名寺側登山口発          14:35
 金沢町側登山口着                      14:52
 (所要時間)                      14分(0.23h)
  水平歩行速度       0.40km/0.23h=1.74km/h
                                                                           (おわり)
「関東伊豆箱根上信越の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f23ec1e1d383eca3aa3f386c576ebaa1
「関東伊豆箱根上信越の山旅」の次回の記事
(なし)

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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