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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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初夏の鎌倉;玉縄城ゆかりの寺とフラワーセンター大船周遊

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                         <フラワーセンター大船植物園>

  初夏の鎌倉;玉縄城ゆかりの寺とフラワーセンター大船周遊
      (KGU『鎌倉学』鎌倉散策グループ)
       2017年6月23日(金) 快晴

<ルート地図>


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<大船北部の社寺史跡を廻る>

■大船駅集合
 冒頭から愚痴ではしょうがないが,このところの私は目が回るほど多忙な毎日が続いている.6月12~13日は山学校の同窓会で野沢温泉へ,13日は旧職場の懇親会,14~15日は櫻州街道歩き,15日はKGU『鎌倉学』聴講.21日は仕事で信州トンボ返り,22日はやっと自宅で残務整理,そして,今日,23日はKGU『鎌倉学』自主ゼミの皆様の鎌倉案内,そして明日24日は定例の同様日,丹沢塔ノ岳登頂である.正直なところちょっと目が回る感じである.
 さて,閑話休題.
 今日は久々にKGU『鎌倉学』の皆様を案内する日である.今日のテーマは玉縄城関連の社寺と遺跡の一回りとフラワーセンター大船植物園散策がテーマである.
 集合は大船駅南口ルミネ前10時00分である.数日前に開催確認の案内を携帯メールで連絡したが,出欠の連絡がない方も居られるので,何人参加されるのかハッキリしない.ただ集合時間までに集まった人数は結局7人である.
 定刻に散策を開始する.

■玉縄首塚
 10時丁度に,右手に大船観音を仰ぎ見ながら,大船駅から歩き出す.
 「…大船観音寺に行きませんか…?」
と皆さんにお誘いするが,坂道を登るのが嫌とのことなので,大船観音詣では省略する.
 柏尾川沿いの自動車道の裏道沿いに歩く.大船軒の工場前を通過して,まず最初に玉縄首塚を詣でる.
 玉縄首塚については,当ブログの記事でも,何回か説明文(もちろん文献からの引用文)を記載しているので,今回は玉縄首塚の説明は省略する.

<玉縄首塚>

■玉泉寺
 玉縄首塚から少し藤沢寄りの所にある三差路を右折する.右折してすぐの所にあるトンネルを潜って.玉縄小学校雑煮道を真っ直ぐ進む.やがてこの道も道幅が少し広い道に突き当たって終わりになる.
 突き当りを左折してすぐ右手に玉泉寺がある.ここも頻繁に訪れているので,当ブログにも,何回か玉泉寺の説明文を投稿したことがあるので,今回はこの寺の説明は省略する.
 本堂脇に祀られているよくばり地蔵に手を合わせてから,玉泉寺を後にする.

<玉泉寺のよくばり地蔵>

■龍宝寺
 玉泉寺からフラワーセンター方面に向かう.
 やがて自動車道に突き当たる.突き当たりで左手前方にフラワーセンター大船を見ながら右折する.
 龍宝寺トンネルを抜けて,10時47分,龍宝寺に到着する.三門を潜ってすぐ左手にある幼稚園から園児の活発な声が聞こえてくる.参道を挟んで反対側には幼稚園のプールがある.沢山の園児が水遊びをしている.皆,実に可愛い.
 立派な石畳の奥にある龍宝寺本堂を拝観する.その後,本堂に向かって左側にある北条城主3代の供養塔を詣でる.

<龍宝寺>

■七曲りを登って玉縄城跡へ
 最初の計画では,龍宝寺の拝観を終えてから真っ直ぐフラワーセンター大船へ向かう予定だったが,もう少し歩けそうなので,七曲りの登り坂を登って見ることにする.
 全員が年配者なので,ごくごくユックリ,少しずつ登り続ける.そして,11時48分.登りきったところにある緑地で一休みする.
 まだ,6月なので,少々蒸し暑いものの,まだ蚊やアブは出てきていないので,快適な気分で10分ほど休憩を取る.

<七曲りを登って一休み>

■陣屋坂を下って圓光寺へ
 暫く休憩を取った後,玉縄城跡の縁(清泉女学院の敷地沿い)を歩いてから,陣屋坂を下る.
 陣屋坂は,やがてバス通りに突き当たる.バス通りを渡って,久成寺方面に少し歩いて路地を左折すると,路地の奥に圓光寺が見えている.
 路地を真っ直ぐ進んで,12時25分,円光寺に到着する.

<圓光寺>

■貞宗寺
 圓光寺の参拝を終えて,閑静な住宅地内の路地を柏尾川方面に向けて歩き続ける.
 12時34分,貞宗寺に到着する.ここは梅の花の隠れた名所である.閑静なただずまいの寺に,一同,素晴らしい所だと感銘を受けている.

<貞宗寺>
 
<フラワーセンター大船植物園>

■まずは遅めの昼食
 貞宗寺の参拝を終えて,大規模マーケットの「コーナン」前を通過して,フラワーセンターに向かう.
 「…フラワーセンターの入口は,あの角を右に曲がってすぐですよ…」
と一同を勇気付ける.
 「…UM先生とFHさんの”すぐですよ…”は何時も遠いんだから…」
とどなたかが愚痴を言う.
 それでも,12時50分,フラワーセンター大船に無事到着する.
 まずは,自由昼食.
 私は,2人の仲間と一緒に,フラワーセンター内のレストランに入る.私の昼食は久々にカレーライスである.

<昼食はカレーライス>

■まずは食虫植物展を見る
 13時30分頃から,一緒に園内を軽く一回りしてから,15時頃まで自由行動にするつもりで,歩き始める.
 最初に催し物会場2箇所をザッと見る.
 まずは第2会場へ,折から食虫植物の展覧会をやっている.食虫植物といえば,その昔,マレーシアのキナバル山に登ったときに初めて見たウツボカズラにビックリしたことを思い出す.
 会場を一回りしてみると,実に多種多様な食虫植物が存在していることに改めてビックリする.

<食虫植物展>

■花の写真展
 続いて第1会場の「花の写真展」の会場を一回りする.
 腕の違いかカメラの違いか良く分からないが,私には想像も付かないほど実に綺麗に撮れた写真が並んでいる.
 写真には,私が日頃馴染んでいる水彩画とは,また,違った世界が存在しているなと改めて思う.
 ”そういえば,山学校の同窓生にも花の写真が趣味の人が居たな…”
と連想する.

<花の写真展>

■バラ園
 フラワーセンターの一番外側に近い散策ルートを一回りする.途中でバラ園を通り抜ける.さまざまな種類のバラが咲いている.一口にバラと言っても実に沢山の種類があるのに改めて驚く.
 同行の誰かが,
 「プリンセス○○○が,どこかにないかしら」
と恐れ多いお方の名前がついたバラのことを言う.
 「そう言えば,真加倉文学館の庭園にも沢山のバラがありましたね…」



<バラ園>

■温室を一回り
 道すがら熱帯植物園の温室を一回りする.温室に入るとムッとする熱気と湿気を感じる.色鮮やかで.ともすれば猛々しく感じる熱帯の草木の間をクネクネと続く道をたどる.私たちの前に,ヤケに熱心に観察している中年女性数名のグループが居るので,先がつかえてしまう.
 温室を一回りしてから,一旦,出入口近くのベンチまで移動する.ここで14時30分まで自由行動とするが,すでに疲労しているのか,ほぼ全員が日陰の椅子にベッタリと座り込む.
 私は,ほんの少々回り道をして園内の風景をデジカメに収める(冒頭の写真).

<園内寸景>

<中通り経由で大船駅へ>

■塩釜神社
 14時35分頃,フラワーセンターから外へ出る.
 今日は少し蒸し暑いので,何人かの顔に少々疲労感が漂っている.そこで,
 「…大船駅までバスに乗りますか…」
と尋ねる.
 ところが案に相違して歩くとのことである.
 では同じ道をたどっても仕方がないので,柏尾川河畔に祀られている塩釜神社を経由することにする.
 柏尾川左岸沿いの道を歩いて,14時45分,塩釜神社に到着する.
 この神社の由来などは,普通の鎌倉案内書には全く記載されていないし,『鎌倉市史(社寺編)』にも,塩釜神社の記載はあるが由来に関する記述はない.

<塩釜神社>

■中通りで解散
 塩釜神社近くで右折して,中通り方面に向かう.参加者の大半は主婦なので,中通りの商店街で買い物を楽しんで貰いたいと思っている.
 東海道本線と横須賀線踏切を横切って,中通りに入る.
 14時55分,中通りを少し入った左側にある喫茶店で,まずは一休み.私はアイスコーヒーを所望する.
 暫くの間,飲み物を楽しみながら雑談に耽る.その間に,次回は大船駅から鎌倉駅まで歩こうかなどという話が出る.いずれにしても鎌倉に愛着を持ってくれる人が増えるのは,鎌倉の一市民として嬉しいことである.
 20分ほど喫茶で休憩を取ってから解散する.
 私は大船駅前から路線バスを利用して,15時45分頃,無事帰宅する.

<中通りの某喫茶店にて>

<ラップタイム>

10:00  大船駅から歩き出し
10:18  玉縄首塚
10:30  玉泉寺(10:35まで参拝)
10:47  龍宝寺(11:10頃まで参拝)
11:36  七曲り登り口
11:50  七曲り頂上の緑地
12:25  圓光寺
12:34  貞宗寺(12:40まで参拝)
12;50  フラワーセンター大船植物園(14:35まで昼食・見物)
14:45  塩釜神社
14:55  中通り某喫茶店(15:20頃解散)

[ウォーキング記録]  

■水平歩行距離             4.2km

■累積登攀高度              20m

■累積下降高度              20m

■所要時間(休憩時間込み)
 大船駅歩き出し      10:00
   〃        到着            14:55
  (所要時間)    4時間55分(4.92h)
 水平歩行速度        4.2km/4.92h=0.85km/m(=850m/h)
                                                              (おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/dd156e1f9ae9bc073669c7b41d250fb1
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
(なし)

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
 また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへアクセスされないようにお願い致します.







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