＜ホットコーヒーが美味しい＞
閑話休題：日々雑感；錆付いた脳味噌にグルメで”喝”を入れる
（某大学研究プロジェクトのミーティング）
２０１７年６月１１日（日） 晴れ
＜やっぱり締め切り日直前までサボっちゃった！＞
2ヶ月ぶりのミーティングが，橫浜駅近くのビル14階にあるレストランで開催された．
平素，山登りで遊びほうけている私にとって，このプロジェクトは少々荷が重い．でも，このプロジェクトに参加することによって，私の脳味噌の中で，普段あまり使っていない場所を，無理矢理，使うことになるので，老化防止にはもってこいだと思っている．
大分前から，今日，ミーティングがあることが分かっていたのでこの日に合わせて，少しずつ資料集めや書き物を薦めてきたが，どうしても開催日間近になると作業量が増えてしまう．
今回もご多分に漏れず，数日前から猛ダッシュでいろいろと準備をしていたが，やっぱり①日前の昨日が大変だった．それに，いくら開催日の前日でも，その日が土曜日となると，私の足は，私の制止など聞く耳を持たずに，さっさと，丹沢塔ノ岳へ行ってしまう．私は付いて行くしか選択肢はない．
塔ノ岳へ登れば，これまた楽しい．しかも，多忙なことは十分に分かっていても．帰り際に賞味するコーヒーの味が忘れられなくて，結局は．塔ノ岳常連の皆さんと一緒に，コーヒーを賞味することになる．
昨日も，多忙なことは重々承知の上で．何時もの土曜日のパターン通りに，渋沢駅１回のミスタードーナッツで．数名の常連の方と，30分ほど楽しいコーヒーブレークを共にする．
そのために，昨夜は，少々きつい夜なべ作業を余儀なくされた．
でも，層遅くならないうちにナントか目鼻が付いた．
＜横浜ルミネでウロウロ＞
明けて，今日は6月11日（日曜日）．
研究会は橫浜駅近くの毎度同じもの某レストラン．
11時30分から開催される．
遅刻するのがイヤな私は開催時間の1時間前に橫浜駅に到着する．
時間があるのでルミネ14階にある画材店「世界堂」をウロウロ．買いたいものが山ほどあるが，ジッと我慢．
”やっぱり大都会の橫浜のお店は品揃えが凄いな”
鎌倉の片田舎に住む私には橫浜のお見えが羨ましくなる．
それはさておき，そろそろ秋の展覧会に向けて本腰を入れて絵の制作を始めなければ…と，気分的に焦りを感じ始める．
「世界堂」を出て同じフロアーにある朝日カルチャーセンターを尋ねてみる．いろいろなジャンルの講座が百以上並んでいる．こちらも実に羨ましい．絵だけでも10講座以上開催されている．私は，常日頃，きちんと体系的に水彩画の勉強をしたいなと思っているので，とても刺激的である．
”でも，今のところ，私には時間的に余裕がないな…なんとかしなければ…”
ここで私の体内で巣喰っているもう一人の私が，碌でもない茶々を入れる．
”御前さん，自分が一体何歳だと思っているんだい，御前さんに残されている寿命は，まあ，ざっと1,000日か1,500日しかないんだぞ．もっとも，正確には神仏でない限り分からないけどね…でも，まあ，大して残っていないことだけは確かだぞ．それなのに何でそんなに荒れもやりたい，これもやりたいって思うんだね…”
”ウン，言われてみれば，確かにそのとおりだね．どこかで矛を収めなければいけないね”
ともう一人の私に答えたものの，やっぱりいろいろやってみたい．
＜グルメランチ＞
そろそろ良い時間になった．
私は集合時間の15分前に会場に到着する．私と相前後して出席予定のお三方も顔を揃える．
顔なじみのフロアアテンダントが，笑顔で私たちを迎え入れる．
「…暫くいらっしゃらないので，どうされたかと心配していました…」
窓側の明るい席に案内される．フロアーを見渡すと，座席の七割方は予約された客で埋まっている．中高年の女性のグループが多いようである．
■前菜
まずは美味しいランチを頂戴する．ディスカッションはそれからだ．
私は「Aランチ」とやらを注文する．
値段は？ 秘密．でも，平素，山行の時はコンビニおむすび2個＋αで済ませているお値段の約3倍である．私には贅沢すぎるよ…トホホ
まずは前菜．
食べるのが勿体ないぐらい美しい．お皿のデザインも良いですね．
■美味しパン
パンかライスの選択．私は柄にもなくパンを選択する．
ここのパンは外が硬くて，中が柔らかでとても美味しい．お皿のデザインが，前菜と同じである．
■メインディッシュ
続いてメインディッシュ・．私が選んだのは白身の魚料理である．
美味しい料理だと，舌だけでなく心も和んでくるのを感じる．
”美食も大事だな…”
と思いながら美味しく頂戴する．
見た目もなかなかなもの…ちょっと絵に描いてみたくなる・
■デザート
甘み抑えめ．舌触りが滑らかで，”食べ終わった感”がとても良い．
デザートを食べると，確かに人潜り付いたぞという気分になる．
＜仕上げはコーヒー＞
■コーヒーを賞味しながら…
仕上げはコーヒーである．
コーヒーを味わいながら，持ち寄った資料の発表と検討を行う．その内容をここで明らかにすることはできないが，白熱した意見交換が行われる．
いずれにしても，現在担当しているプロジェクトの期間は3年．来年3月に終了予定である．今年は今まで行ってきた研究成果を纏める最終年次に当たる．
私にとっても現役生活の最終作業にしたいなと思っている．
■あとひと頑張りだ…
14時30分頃，打合せを終える．
これから暫くの間は報告書作りで，PCと対面し続けなければならない．でも，私が行った成果など，世の中に対して芥子粒ぐらいの微々たるものだが，芥子粒は芥子粒なりにちょっとでも世の中や学会に貢献できるなら，それは私にとって望外の幸せである．
橫浜駅で，メンバーとお別れする．次回，全員が揃うのは数ヶ月先である．
一人になってから，横須賀線の電車に乗って大船に戻る．今回入手した沢山の資料でカバンが重い．
16時頃，帰宅．
東京に住む息子がフラリと遊びに来ている．息子を囲んで雑談をしていると次女一家が突然わが家に立ち寄る．夕食前に全員引き上げたが，暫くの間，賑やかだった．
こうして，久々に，錆びた脳味噌に”喝”が入る1日を過ごした．
頭の片隅に疲れが残るが，まあ，良い1日が過ごせたなと思っている．
（おわり）
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（なし）
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