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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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福島観桜の旅;第2日目(1);飯坂温泉の朝;西根堰遊歩道を歩く

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      福島観桜の旅;第2日目(1);飯坂温泉の朝;西根堰遊歩道を歩く 
            (塔ノ岳常連グループ)
        2017年4月17日(月)~18日(火)
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/e4b7e91800d7db50dd1434f0a0b95698

第2日目;2017年4月18日(水)  雨後晴

<ルート地図>

■西根堰遊歩道概念図(現地案内板より引用)

■飯坂温泉付近詳細図

←クリック拡大

<飯坂温泉の朝>

■朝風呂
 昨夜は同室の皆さんと雑談をしている間に,眠くて堪らなくなり,先に布団に入って寝てしまった.何時に寝たのか自分でも良く分からないが,何時ものような妙ちきりんな夢を見た記憶もなく,割とアッサリ3時半頃目が覚める.旅先にしては,まあ,まあ,良く眠れた方である.まだ同室の方々がよく寝て居られるので,暫くの間は寝床の中でジッとしたままで過ごす.
 4時頃,もう朝風呂に出掛けても良かろうということで,手拭い片手に1階の大浴場に向かう.
 宿泊客の中には,私と同じように朝を待ちかねた御仁が居られるようで,私と前後して年配の男性が大浴場に入ってくる.お互いに顔をあわせて無言で会釈を交わす.朝から社交辞令の挨拶をするのも煩わしいので,ちょっと笑顔風の顔つきで刈る字会釈をする.多分.相手も私と同じ気分らしく,会釈を交わした後は,特に話もせずに適当な間隔を保ちながら朝風呂を楽しむ.
 楽しむと言っても,私の場合は,所詮,烏の行水である.ものの10分も入っていると,もう,イヤになる.
 風呂を出てから,娯楽室のような所で椅子に座って火照った体を覚ましてから自室に戻る.

■睡眠力
 部屋に戻ると,もう全員が起きている.さすがに皆さん登山愛好者である.朝が早い.
 朝食は7時から.まだ,まだ時間がある.私と入れ代わりに朝風呂へ出かけた人も居る.私は部屋に残っている方々と一緒に暫くの間雑談に興じる.
 雑談の最中,突然,STさんがが,
 「昨夜は,朝まで良く眠れましたか…夜中にトイレに行きませんでしたか」
と私に聞く.
 「ん,…まぁ~…! 温泉に入ってから寝たので,何時もより多少良く眠れたかな…夜中にトイレに行くことは滅多にありませんが…」
と答える.
 「やっぱり!…,夜中にトイレに行かないなんて,FHさんは『睡眠力』が凄いですね.」
と不思議なことを言う.
 ”睡眠力…!?”
 私は始めて聞く言葉である.
 STさんの話によると,睡眠力が強い人ほど健康だという.
 ”へぇ~…,そんなものかな”
と私は思う.

■朝食
 7時から朝食である.食事の場所は,昨日の夕食のときと同じである.ただし,指定席ではないので,席は自由とのこと.
 比較的早い時間に食堂に入ったので,私たちは一箇所に纏まって朝食を摂ることができた.
 私の朝食のメニューは,下の写真の通りである.
 使用する食器は夕食と同じように9箇所の仕切りがあるお皿である.
 ”ちょっと食べすぎかな…”
と反省しながら美味しく頂戴する.

<朝食はバイキング>

<西根堰遊歩道を歩く>

■西根堰遊歩道入口
 9時20分,ロビーに集合する.
 昨日通った往路はできるだけ避けたい.リーダーのMGさんがフロントの係員にいろいろと質問する.その結果,摺上川左岸沿いの遊歩道を歩くことにする.
 9時30分,叶屋から歩き出す.
 叶屋から摺上川沿いの散策路に入る.散策路の入口には「西根堰遊歩道」と書いてある案内板が立っている.その先には柵に囲まれた砂利道が続いている.
 歩道沿いに立っている西根堰遊歩道の説明によると,どうやら,この遊歩道はかなり長いようだが,私たちは飯坂温泉付近のごく一部を歩いているに過ぎないことが分かる.

<西根堰遊歩道入口>

■遊歩道の桜
 遊歩道の川沿いには沢山の桜が植えられている,ちょうど今が見頃である.桜を眺めながら,散策を楽しむ.
 やがて進行方向左手に桜に囲まれた小さな丘が見え始める.道路沿いに立っている地図で確かめると,この丘は,どうやら,愛宕山公園という所で,丘の上には愛宕神社が祀られているようである.
 丘の上に向かって桜並木の道がジグザグに登っているのが見える.
 私は内心で,
 ”しまった! もう少し事前に調べて,昨日の内か,あるいは今朝早く愛宕山公園を散策しておけば良かったナ…”
と思うが,後の祭りである.


<桜咲く遊歩道>

■鼻毛の隧道
 遊歩道の途中で,「西根堰鼻毛の隧道」の案内板の前にとうちゃくする.
 私は,この案内板をじっくり読むだけの関心は持ち合わせていないので,まあ,参考のために写真だけを撮っておいた.
 ざっと見た感じでは,草や木の根が毛のように垂れているのを「鼻毛」と呼ぶようになったらしい.,またここに鼻の穴のような短いトンネルがあったらしい.

<鼻毛の隧道案内板>

■狐湯伝説
 ついで「狐湯伝説」の案内板がある.
 どうやら源義経に関連のある電設のようである.詳細は下の写真の通りである.

<狐湯の伝説の案内板>

<飯坂温泉駅>

■橋を渡る
 9時35分,十綱橋を渡って,摺上川右岸の舗装道路に突き当たる.この突き当たりの左手の広場の奥に飯坂温泉駅がある.
<十綱橋>

■松尾芭蕉像
 飯坂温泉駅前に松尾芭蕉の立像が立っている.
 立像の脇に詳しい説明が書いてある案内板が立っているが,大分風化していて良く読めない.ここには縷々説明が書かれているが,辛うじて松尾芭蕉と与謝野晶子の歌だけをノートに写し取る.
   みちのくの
       とつなの橋はくる綱の
          絶やすも人は
               いひわたるかな
                  (松尾芭蕉)
   飯坂の
       はりがね橋は雫する
          あづまが山の
               水色のかげ
                  (与謝野晶子)

<松尾芭蕉の立像>

<飯坂温泉駅>

■駅構内の売店
 9時36分,飯坂温泉駅に到着する.
 駅構内に野菜や果物を販売しているコーナーがある.美味しそうな果物をついつい買いたくなるが,今買ったのでは,今日一日重たいものを持ち歩かなければならない.それも難儀だ…ということで買うのは見送る.

<飯坂温泉駅売店>

■飯坂温泉駅を発車
 私たちは飯坂温泉駅10時00分発の電車に乗車する予定である.まだ十分に時間があるが,少々早めに,電車に乗車する.
 定刻10時00分に電車は飯坂温泉駅を発車する.

<福島電鉄飯坂線の電車に強者>
                              (つづく)
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(執筆中)

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「北海道・東北」の旅の次回の記事
(なし)

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 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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