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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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グランドキャニョン谷底往復;第3日目(4);トレッキング1日目(4);谷底の幕営地に到着

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                                   <谷底を歩く>

    グランドキャニョン谷底往復;第3日目(4);トレッキング1日目(4);
                       谷底の幕営地に到着
              (アルパインツアー)
     2017年2月28日(火)~3月7日(火)
前の記事
 ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/a23467e10faaf433f32bb632fb63fe86

<ルート地図>


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*枠内の詳細記事は次回掲載

<コロラド川左岸を遡る>

■谷底に到着
 私達は15時22分にコロラド川に架かる大きな吊り橋に到着する.吊り橋を渡ってコロラド川左岸を上流に向かって歩き続ける.
 この辺りのコロラド川の河川敷は結構広い.それに標高差が1,400メートルほどあるリムは,川岸に聳える断崖の低山に視界が遮られてしまい殆ど見えない.したがって,ここが谷底かとはちょっと思えない風景が広がっている.

<コロラド川河畔の風景>

■振り返ると吊り橋
 私達はコロラド川の左岸沿いの道を上流に向かって歩き続ける.ほぼ水平な道である.今までの下り坂から解放され,ノンビリした気分で散策を楽しむ.
 ”ついに憧れていたグランドキャニョンの谷底に来たぞ…!”
 私は言いしれぬ開放感に浸っている.2日後にこの坂を登り返さなければならないことを忘れて…
 振り返ると,先ほど渡った吊り橋が随分高い所に架かっているのが見える.
 吊り橋の両側には峨々と聳える岩稜が見えている.これらの岩稜のさらに外側に標高差1,450メートルもあるリムがあるとは思えないほど,川の両側の岩山は威風堂々としている.

<振り返ると吊り橋>

<川辺の遺跡>

■遺跡の説明板
 15時37分.大きな案内板の前に到着する.
 案内板に何が書いてあるか読みたいなと思ったが,英語で書かれている.当たり前だが…
 英語ではザッと読みができないので,後でジックリ読もうと思って,取りあえずは案内板の写真を撮る.ところが,その結果は下の写真の通りである.案内板の全部が入っていないばかりか,何だが薄らボンヤリとしか写っていない.判読は殆ど不可能である.
 ”オマエの写真術は相変わらずドジだな…”
と私の体内に巣喰っているもう一人の私が,失笑しながら私を揶揄する.
 こんな写真では,ここが一体どんなところか殆ど分からないが,どうやら先住民の住居跡のようである.



■遺跡を見下ろす
 看板のすぐ隣の河川敷に石で囲んだ坪庭のようなものが幾つが並んでいる.どうやらこれが遺跡のようである.
 ここから生活用品が多数出土したらしい.
 ここの遺跡について,もう少し知りたいなと思った私は,あとで現地ガイドのADMさんに伺おうと思っていたが,ついつい忘れてしまう.

<川岸の遺跡>

<キャンプ場に到着>

■ボートビーチ
 15時30分,”BOAT BEACH”と書いてある標識の前を通過する.
 ”一体,何だろう?”
 私には良く分からない.ADMさんが,数日掛けてコロラド川を船で下ることもできると言っていたが,そんな船が停泊するところかなと勝手に想像する.勿論,本当のことは分からないが,
 ”でも,どっちでもいいや…”
ということで通過.

<ボートビーチ>

■サボテンの群生
 道路端には沢山のサボテンが群生している.実に見事である.サボテンの花が咲く頃,ここを訪れたらさぞかし綺麗だろうなと想像する.
 私達は沿道のサボテンを眺めながらノンビリと歩き続ける(冒頭の写真).

<サボテンの群生>

■キャンプ場入口
 15時35分,屋根付きの立派な案内板の前に到着する.ここがブライトエンジェルキャンプグラウンドの入口である.
 ”やれやれ,やっと着いたぞ…”
 私達がキャンプするところはどんなところだろう.期待が一層高まる.

<ブライトエンジェルキャンププレースの案内板>

■コロラド川の支流に架かる橋を渡る
 15時35分,コロラド川の支流に架かる橋を渡る.小さな橋だがガッチリとした造りである.
 川の右岸はほぼ垂直に屹立する断崖になっている.キャンプ場は,どうやらこの断崖の下にあるようだ.

<コロラド川の支流に架かる橋>

■キャンプ場が見える
 橋の上から支流の川上を見た風景を写真に撮る.
 川の左岸沿いにテントが何張か見えている.どうやらあの辺りに私達のキャンプ場もあるらしい.
 ”いよいよ終点も間近だぞ…!”

<橋の上からキャンプ場を望む;手前の白いところは欄干>

■落石注意
 橋を渡って,支流の左岸沿いの道を上流に向かって歩く.
 すぐに,岩がオーバーハングした場所に到着する.「落石注意立止禁止(ROCKFALL NO STOPPING)」の案内板を見ながら,オッカナビックリ,岩がオーバーハングしている場所を通過する.

<落石注意立止禁止>

■私達のキャンプサイト
 15時38分,無事,私達が割り当て等得れたキャンプサイトに到着する.割り当てられた場所は,崖下のちょっとした広場である.どうやら日が当たらない場所のようである.
 広場の片隅に「7人以上のグルーキャンプ専用(GROUP CAMPING 7 OR MORE ONLY)」という注意書きがある.


<キャンプ場に到着> 

■今日の記録;ゆっくりペースだった
 今日,トレッキングを開始したのは9時05分であった.途中,何回か休憩を取ったが,15時38分に,無事,ブライトエンジェルキャンププレースに到着した. 所要時間は休憩時間込みで,6時間33分(6. 55h)であった.
 リムと谷底の歩行距離は11.3キロメートル,標高差は1,430メートルである.
 したがって,
    水平歩行速度    11.3km/6.55h=1.73km/h
    累積下降速度    1,430m/6.55h=218m/h.
ということになる.
 まずはユックリペースで下ったというところだろう.
                                                                        (つづく)
つづきの記事
  ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/1c30ab103e25ffdf19a0990b6d8004c2

「グランドキャニョン谷底往復」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/5af65f36dc434f32b7f18600720f25c7
「グランドキャニョン谷底往復」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/c18667bacc5d6d7634fb6ebe265177b2

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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