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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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紅葉の信越トレイル;第3日目;ムーンベイ25で休憩後帰宅;第3日目の総括

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紅葉の信越トレイル;第3日目;ムーンベイ25で休憩後帰宅;第3日目の総括
            (アルパインツアー社)
       2016年10月21日(金)~23日(日)
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  ↓
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/b31653f5f39ab864023e715b0d66262a

第3日目;2016年10月23日(日) (つづき) 曇後雨

<ルート地図>


←クリック拡大

<とん平の高原レストハウス>

■ゲレンデを下る
 セクション3の終点,仏ヶ峰登山口での小休止を終えて,13時40分頃,とん平を目指してゲレンデを下り始める.
 ゲレンデは見た目には歩き易いように見えるが,実際には結経な急傾斜で,登山道になれているかいないかが歴然とする.馴れて居ない人は結構時間が掛かるので,グループは長くバラけてしまう(冒頭の写真).
 14時09分,とん平の高原レストハウスに到着する.
 ”これで終わりか…!”
 何だか物足りないような.安堵感のような複雑な気分である.
 とにもかくにも,セクション1からセクション3までの全コースを,全員が安全に踏破できたのはなによりである.

■レストハウスで一休み
  レストハウスに入る.土間の右手にはカウンターがある.その先はピカピカに磨かれた木の床である.どうやら土足のままで良いようだが,余りに綺麗なので気が引ける.そこで,カウンターに居る女性に,
 「痔即のままで良いんですか…」
と念を押す.
 内部は食堂風に机と椅子が並べてある.2階は宿泊施設のようである.土足のままでは2階へは上がれないことになっているようである.


<とん平のレストハウス>

<ムーンベイ25で休憩>

■専用車でムーンベイ25へ
 休憩を終えて,14時02分,専用車に乗車,ムーンべぃ25へ向かう.専用車は坂道を一気に下る.
 途中で,徒歩で下山中の2人のハイカーを乗せてあげる.専用車の運転手の心意気である.ちなみに専用車は運転手はムーンベイ25のご主人である・
 14時29分,専用車はムーンベイ25到着する.
 
<専用車に乗車>                             <ムーンベイ25到着>

■まずは風呂
 まずは風呂である.
 男性は2人だけなので.実に気楽.少々熱い風呂だが,じわり,じわりと身体を少しずつ不船に浸かる.
 「…えらく熱いですね…」
と二人で顔を見合わせながら時間を掛けて,肩まで浸かる.
 身体が冷えていたので,やけに熱く感じたのか,肩まで浸かってしまうと,熱いお湯がなんとも心地よい.ほとんど,終日,雨に曝されていたので.風呂で行き交ったような気分になる.
 濡れた着衣を丸めてビニール袋に入れて,乾いた新しい着衣に着替える.サッパリしたので,実に心地よい気分である.

■休憩室で一休み
 入浴後休憩室で一休みする.
 ペンションの賄いが用意してくれたオヤツを頂戴する.お葉漬(菜っ葉の漬物)がことのほか美味しい.アップルパイで小腹を満たす.
 美味しいオヤツを食べながら.
 ”随分,贅沢な山登りをしているな…”
と改めて思う.
 私は,ついつい,先日のブランカ山脈トレッキングと比較してしまう.
 ”こちらは王侯貴族の旅だな…”
 これ実感である.
 こんな至れるつくせりのトレッキングばかりしていたら,普通の登山が出来なくなるなと思う.

<サイレントスノーの休憩室で一休み>

■ムーンベイ25の周辺を一寸散策
 出発予定時刻の少し前に,ムーンベイ25周辺をちょっとだけ散策する.
 周囲は自然に囲まれた閑静な住宅地である.下の写真の道路の両側に清潔感溢れる住宅が並ぶ.この道からちょっと外れると,緑豊かな盆地が広がっている.
 ここは,ブランカ山脈トレッキングコースの終点,カシャパンパに相当する所である.両者を比較してはいけないかもしれないが,改めて日本の民度の高さを再認識させられる.

<試練とスノー周辺の集落>

<飯山駅へ>

■道の駅
 16時30分,私達は専用車に乗車して,ムーンベイ25を出発する.どこをどう通ったかは,全く分からないが,16時43分,道の駅に到着する.この道の駅がどのあたりにあるのか皆目分からない.
 ここで20分ほど買い物タイムである.
 建物は「コ」の字型になっていて.「コ」の時の凹んだところに入口がある.右手が物産売場,左手が主としてレストランになっているようである.

<道の駅>

■売店を一廻り
 売店を一廻りしてみる.多種多様な果物,野菜,菓子類が陳列されている.
 専用車の運転手が,
 「もうすぐ,5時に閉店なので,早めに買った方が良いですよ…」
と私達にアドバイスする.
 店内には沢山の買い物客で結構賑わっている.
 美味しそうな林檎が目に着くが,重たそうなので,レジに列が出来ているのとで,すぐに買うのを諦めてしまう.

<店内を人廻り>

■飯山駅
 17時05分,道の駅を出発する.
 17時15分,無事JR飯山駅に到着する.
 ここで解散.
 私達,新幹線指定席組は飯山18時07発はくたか572号に乗車する予定である.まだ大分待ち時間があるので,駅の中2階のようなところにある喫茶店に入って,一休みする.
 私はちょっと小腹が空いていたので,下の写真のようなケーキセットを所望する・

<飯山駅のコーヒーショップにて>

<無事帰宅>

■大宮駅で在来線へ
 居眠りをしている内に,列車は大宮駅に到着する.勿論,新幹線に乗ったまま終点の東京駅で,大船方面に向かう列車に乗り換えても良いが,東京駅から先が座れないほど混雑している可能性がある.ならば大宮で降りて,上の東京ラインか湘南新湯蔵院の電車に乗り換えた方が得策である.
 大宮で同行者と一緒に乗り換えることになったが,途中ではぐれてしまう.
 ”まあ,いいや…”
ということで,ここからは完全に独り旅.
 20時59分に大船駅に到着する.路線バスを使って,21時30分頃,無事帰宅する.

■早々に就寝
 何時も21時頃には就寝するのを常としている私は,もうお眠の時間である.夕食はなしで,そそくさと入浴して就寝する.
 それにしても,今回の信越トレイルの旅は,随分と贅沢な旅立ったなと思う.
 …というのも,信越トレイルに先立って参加したブランカ山群トレッキングに比較すると,いろいろな点で随分と違ったからである.もちろん,同じトレッキングでも低山歩きと標高4000メートルを優に超える場所のトレッキングは難易度の差は当然である.しかし,高度とか難易度を別にして,とにかく信越トレイルで印象に残ったのは次に示す各項である.
 ①自然がとにかく美しくて優しい.
 ②沿道で散見する集落のただずまいが美しい.
 ③立派な宿泊施設,食事である.
 ④どこへ行ってもとにかく清潔である.
 なお,もう一つ印象に残ったのは,両トレッキングに参加している客層が大きく違うということである.

<3日目のラップタイム>

 6:00  朝食
 7:00  サイレントスノー発(専用車)
 7:12  セクション3始点涌井着
================================================
 7:24  涌井から歩き出し
 8:02  給水休憩(8:05まで)
 8:25  高倉峠
 6:45  大将陣跡
 9:49  馬頭観音
 9:10  ソブ池近くの広場(9:15まで休憩)
10:25  黒岩山山頂(11:00まで昼食)
11:36  林道に出る
11:40  桂池
11:48  中古池
11:57  国有林入口
13:47  戸隠温泉スキー場
13;48  仏ヶ峰登山口(セクション3終点)
----------------------------------------------
13:55  仏ヶ峰登山口発
14:09  とん平高原レストラン着
==============================================
14:12  とん平高原レストラン発(専用車)
14:29  ムーンベイ25着(16:30まで入浴,休憩)
16:43  道の駅(17:05まで買い物)
17:15  JR飯山駅着(解散)   

[3日目の行動記録]

■水平歩行距離           12.1km         

■累積登攀高度             768m

■累積下降高度             665m

■所要時間(休憩時間込み)
 涌井発                 7:24
 とん平レストラン着                    14:09
 (所要時間)            6時間45分(6.75h)
  水平歩行速度        12.1km/6.75h=1.79km/h
                                                                           (3日目終わり)
                                   (総括編に続く)
つづき(総括編)の記事
  ↓
(執筆中)

信越トレイルの目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6c7399815acf657f2d74b5c98ac275b2

「関東・伊豆箱根・上信越の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/7dd0a062e169647a41bee0e607609559
「関東・伊豆箱根・上信越の山旅」の次回の記事
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