塔ノ岳登頂3000回達成のTGさんと登る丹沢;塔ノ岳(今年32回目)
(新聞記事)
(常連と前後しながら登山)
2016年11月26日(土) 晴
本文(こちらを先にご覧下さい)
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/3ba102570396d9ddb3bfc92d968e8eea
<TGさんが新聞記事になった>
■神奈川新聞の記事になった!
私達がTGさんと一緒に塔ノ岳に登った当日(11月46日)の神奈川新聞に,
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きょう,偉業なるか
”怪物”丹沢登頂3000回へ
藤沢の■■さん・きっかけはメタボ
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という記事がデカデカと掲載された.
塔ノ岳常連の一人である私にとっても誠に嬉しいことである.新聞には■■の部分にTGさんの本名が記載されているが,当ブログではあくまでTGさんということにしておこう.
この記事自体は,すでに本文の方で取り上げているが,ここでもう一度全体が見える形で掲載することにする.
■次いで朝日新聞
TGさんのことが,先日の神奈川新聞の記事に続いて,本日(11月29日)の朝日新聞湘南版に大きな記事となって掲載された.
余りに大きな紙面を割いた記事なので,正直なところ,大変ビックリした.同時に,改めて登頂3000回の重さをひしひしと感じる.
記事のタイトルは,
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81歳藤沢の■■さん 10年半かけ
登頂3000回「塔ノ岳の会長」
健康的に体重減 本音で話せる友人増
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である.
同じ仲間の1人として,これほど嬉しいことはない.
では,本日の朝日新聞の記事を披露しよう.
なお,手許のスキャナーではA4までの大きさしかスキャンできないので,何枚かに分けて掲示する(重複する部分がある).
不肖私めも掲載された集合写真に写っている.喜ばしいことである.
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■序でながら過去の新聞記事も…
TGさんが78歳のとき塔ノ岳登頂2000回を達成した.このときも神奈川新聞の取材を受けている.下の写真がそのときの記事である.
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<TGさんのグループはとてもユニーク>
■このグループの特徴
私達塔ノ岳常連グループ…と,言っても正式なグループではないが,TGさんを中心に,塔ノ岳常連が何とはなしに集まっているだけのグループである.
何がユニークかと言えば,
①会則はない
②会費もない
③参加資格もない
④何となく集まっているだけ.でも活発
⑤グループの正式名称もない
⑥会員が何人いるか誰も分からない.そもそも会員という自覚もない
数え方によって会員数は異なるし,各人が感じている会員数も人によって違う
一番多数の方を知っているTGさんから見たら多分数百人
私からみれは数十人
⑦だれが入会したのか,だれが退会したのかも分からない.そもそも会そのものが,
あるのか,ないのかも分からない
⑧活動は人それぞれ
毎日のように塔ノ岳に登っているTGさんのような人もいる.
週に.3~4回登っている人もいる
私のように週に1回の人もいる
月に1回程度の人もいる
塔ノ岳山頂まで登る人もいる.もっと先まで何時も行っている人もいる
途中で下山する人もいる
忘年会だけ出てくる人もいる
でも活動はとても活発である.例えば,
①毎週土曜日には有志が集まってお茶を飲みながら雑談をしている
②年に1回,1泊2日の大忘年会をやっている.これがとても盛況.
③年に数回,近場にハイキングに出掛ける
④いろいろな行事をボランティアでビデオで記録してくれる人がいる
⑤『尾根の瓦版』という機関紙を発行していた(残念ながら今は終了)
■ユニークな活動が研究対象になる
一般的に言えば,グループを編成し,円滑な運営をするには,会則,会費,入会資格,運営組織などが必須だが,当該常連会には,このような仕組みは一切無い.それにも拘わらず,自然発生的に何年も続いているのは何故か?
一方,現在,私が所属する某美術関連の団体は,由緒ある歴史があり,しかも,会則,運営組織などどれを取っても精緻に整備されているにも拘わらず,会員の減少に悩まされている.もっとも,高齢化の進展とともに,同じような悩みをもつグループの例は非常に多いようである.
この両者の違いは何か.これは大変興味深いことである.まだ,正確な比較研究はされていないが,塔ノ岳常連会が活発な理由は,
①中心的な役割を果たしているTGさんに人を惹き付ける魅力がある
②TGさんを自発的に支える数名の熱心な方々(実質的に幹事役)がいる
③お互いに顔をあわせることが嬉しくて愉しい
④前歴,性別,年令などの差には一切無関係に,塔ノ岳に登るという一点だけで
つきあえる
などであろう.
そこで神奈川県にある某大学の研究所で,このグループのことを研究対象の一環として研究を始めている.私も同大学の研究員の一人として,この研究に参画している.
■中高年の生きがいとの関連
朝日新聞2015年10月19日版2面に,
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中年の心「仲間と運動」で元気
筑波大などで研究
1人では効果不明
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という記事が掲載された.
この記事では,「中年期の心の健康を保つには,趣味を持つか仲間と一緒に運動するのが有効」と指摘している.
「何もしないでいる人に比べて,心の健康の悪化リスクが明らかに低かったのは運動と趣味.特に運動は,いつも誰かと一緒にする場合のみ,明確な効果が認められた」と指摘する.一方,「趣味は女性では単独でも効果があったが,男性は誰かと一緒にする場合だけ効果があった」と指摘している.
この記事での明らかなように,私も塔ノ岳に定期的に登りながら,山仲間と愉しくつき合うことで随分と勇気付けられ,また,健康も維持されていると実感している.
TGさんにあやかって,これからも塔ノ岳から健康を貰いたいなと思っている.
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<朝日新聞2015年10月19日版2面>
(おわり)
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これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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