<ムーンベイ25のHP>
紅葉の信越トレイル;第1日目;セクション1を歩く;
戸狩温泉;第1日目の要約
(アルパインツアー社)
2016年10月21日(金)~23日(日)
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6d32f7d20eb17c99a55f95342b00d197
第1日目;2016年10月21日(金)(つづき) 秋晴れ
<ルート地図>
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<専用車で戸狩温泉へ>
■山の家で休憩
万坂峠で,信越トレイルセクション1を歩き終えた私達は,14時47分,出迎えに来た専用車に乗車して,戸狩温泉へと向かう.
14時57分,山の家に到着する.ここでトイレ休憩を取る.改めて山の家に入って見る.
入口右手に売店がある.その先は広いロビーになっている.床がピカピカに光るほど掃除が行き届いている.思わず,
「ここ,土足で入って良いんですか…」
と聞いてしまう.
この清潔さはさすがに日本だなと感心する.
<セクション1を歩き終えて専用車へ> <山の家で休憩>
■ムーンベイ25に到着
休憩を終えて,15時05分,再び専用車に乗車し,山の家を出発する.
途中,どの道をどう通ったかはフォローできなかったが,随分と長い間,急な坂を下って,飯山の盆地(正式な名称は知らない)に下る.
車窓から,沿道に点在する集落を眺めていると,どうしてもつい先日トレッキングしたばかりのアンデス・ブランカ山脈のことを連想する.
”それにしても日本の田園風景は美しいな…それに,集落の家も比較にならないほど立派だな.日本は紛れもなく先進国だな…”
と実感する.
15時37分,専用車は,無事,戸狩温泉ムーンベイ25に到着する.
<戸狩温泉ムーンベイ25に到着>
<ムーベイ25>
■歓迎の挨拶
ムーンベイ25の玄関に入る.
真っ先に眼に入るのが,玄関に入ったところに掲示されている「歓迎」の言葉である.どうやら,今晩のムーンベイ25宿泊客は私達だけのようである.
ツアーリーダーのKBさんはまだ若いのに,私達の面倒を.細々と実に良く見てくれる.この様子を見ながら,私は,
”KBさんはアルパインツアーの宝物だな…”
と率直に思う.
<玄関に飾られた「歓迎」の言葉>
■ロビーで指示を待つ
KBさんが宿泊手続きを済ませるまで,ロビーで待つ.
手続きを済ませたKBさんから部屋割りの発表と部屋の鍵を渡される.
私達男性2人は「オリオン」と言う部屋を割り当てられる.男女別に1部屋2人で使うことになっているようである.
続いて,KBさんから,
「風呂には一度に2人ずつ順番には言って下さい.まず男性の2人が最初に入って下さい…なお,2階の談話室にお茶の用意がしてありますので,そちらでユックリして下さい…」
とのこと.
<ムーンベイ25のロビー;HPより転用>
■和室「オリオン」
ロビーから階段を登る.階段の直ぐ側に和室「オリオン」がある.入口に墨黒々と「男性客様」とかいた案内が張ってある.
部屋の中に入る.
10畳部屋である.床の間にテレビが置いてある.外に面した窓は二重窓になっている.すでに寝床が2人分敷いてある.
歯ブラシ,手拭いはちゃんと準備されているが,飲み物や菓子の類は一切ない.
もちろん,浴衣,羽織は備え付けられている.
<客室の様子>
■まずは風呂に入る
男性から先に風呂に入れと言われているので,あまりユックリしているわけにも行かないので,そそくさと荷物を片付けて,浴室へ向かう.
1階奥の突き当たりのちょっと薄暗いところに,男女別の浴室があるが,今日は片方だけ使用するとのこと.
浴室は結構広い.
浴槽には軽く5~6人は入れそうである.カランも4ヶ所ある.
”浴室がこんなに広いのに,なんで2人ずつなんだろう…”
と一瞬不思議に思う.
すぐにこの不思議は解消する.つまり給湯能力が小さいので,一度に沢山の熱いお湯は供給できないということのようである.
身体を洗ってから浴槽に浸かる.
”うえ~…! 熱い!”
お湯が,とにかく,ビックリするほど熱く感じる.血圧が上昇することを覚悟して,ジリッ,ジリッと身体を熱いお湯の中に浸けていく.時間を掛けて,首まで浸かると,熱さは余り感じなくなり,むしろ気持ちよくなる.それだけ身体が冷えていたということなのだろう.
■談話室で雑談
風呂上がりの火照った身体のまま,2階突き当たりの談話室に入る.
皆さんがお茶を飲みながら雑談をしている.テーブルの上には,信州メイツの「お焼き」,菜っ葉の漬物,奈良漬け,リンゴ,アップルパイなどが並んでいる.この宿からの差し入れである.
勿論,談話室の様子をデジカメに収めたつもりだったが,電池切れのためかシャッターはおりたものの何も写っていない.仕方がないので,メモ帳の書き留めた我流象形文字の記録を掲載しておこう(あとで記述するつもりだが,これはスケッチではない.飽くまで私の象形文字である).
<談話室での雑談> <夕食後のスライド上映会>
<豪華な夕食>
■今夜の食堂は貸切
18時から夕食である.1階の食堂で昼食を摂る.今晩は私達だけの貸切である.
メニューは下の写真の通り,なかなか豪華である.鍋物は牛肉.この牛肉がとても美味しい.
”トレッキングの最中に,こんな贅沢をしていたら罰が当たるな”
私はつい先日参加したブランカ山脈トレッキングのときの食事と,ついつい対比してしまう.何という落差だろう.信越トレイルは,まるで温泉旅行だ.これが私の率直な感想である.
食事中にKBさんから明日の予定の説明がある.
明日は,6時00分に朝食.6時50分,玄関前集合.専用車に乗って,今日の終点まで移動し,セクション2を歩いてから,再び専用車に乗って,ムーンベイ25に戻る予定とのこと.
<夕食の食卓> <夕食のメニュー>
■鳥取地方で地震
食事中に,テレビで鳥取地方で大きな地震があったと報道している.
津波の心配はないとはいえ,震度6弱とはただ事ではない.この頃,やけに天災が多いような気がする.とにかく気になる.
19時30分,夕食を終える.
KBさんから,引き続き談話室に集まるように指示ざれる.
<鳥取地方で地震発生>
<スライド上映会>
■談話室に集合
夕食後,談話室に移動する.
KBさんから,PowerPointを使ったプレゼンテーションがある.
この様子もデジカメに収めたつもりだったが,残念ながら何も写っていない.仕方がないので私の「象形文字」を疲労する.これで雰囲気ぐらいは伝わるだろう.
最初のアルパインツアー社で扱っているツアーの一般動向の説明がある.
アルパインツアー社の顧客層もご多分に漏れず,高齢化が徐々に進んでいるようである.そのためか,2013年にオッ即したポレポレ倶楽部が活況なようである.そういえば,私も加齢とともに歩レポレ倶楽部の企画に魅力を感じ始めている.
■人気のトレッキングコース
続いて人気のトレッキングコースの説明がある.スライドで綺麗な風景を見ながらの説明なので,歩いてみたいなと思うコースも沢山ある.人気の順に10位から順に並べると以下の通りだという.
10位 パタゴニア
9位 ツールドモンブラン
8位 ピレネー山脈
7位 ミルフォード+オーバランド
6位 タスマニアオーバランド
5位 アンナプルナ・ダウラギリ
4位 ルートバーン
3位 ミルフォードサウンド
2位 エスプラナーデ
1位 インカトレイル
この中で私が既に歩いているのは,残念ながら,ツールドモンブラン,ルートバーン,ミルフォードサウンド,だけである. その他のコースは結構費用が掛かるので,なかなか,今のところ,とてもではないが,参加は無理.無理.”無理だよ”
■こうして初日は終わった
スライド上映会は,20時45分にお開きになる.
部屋に戻って,21時頃就寝する.
こうして,第1日目の全行程は終わった.
<ラップタイム>
10:42 斑尾山登山口から歩き出し
10:58 案内杭「コ」
11:00 ゲレンデ途中で立ち休憩(11:04まで)
11:24 リフト終点(11:29まで休憩)
12;03 稜線に出る
12:11 分岐「カ」
12:31 斑尾山山頂(12:58まで昼食)(往路を戻る)
13:10 分岐「カ」
14:03 樹齢200年のブナの木
14:07 ススキの群生地
14:32 ラベンダートレイル分岐
14:34 セクション1終点
14:47 専用車に乗車
<第1日目の総括>
■水平歩行距離
斑尾山登頂 1.9(km)
セクション1 3.1
----------------------------------------------
(合 計) 5.0(km)
■累積登攀高度
斑尾山登頂 429(m)
セクション1 34
---------------------------------------------
(合 計) 563(m)
■累積下降高度
斑尾山登頂 19(m)
セクション1 479(m)
---------------------------------------------
(合 計) 498(m)
■所要時間(休憩時間込み)
斑尾山登山
登山口発 10:49
斑尾山山頂着 12:31
セクション1(斑尾山山頂)発 12:58
セクション1終点着 14:34
---------------------------------------------
(合 計) 3時間25分(3.42h)
水平移動速度 5.0km/3.42h=1.46km/h
(第1日目終わり)
つづき(第2日目)の記事
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(執筆中)
信越トレイルの目次
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「関東・伊豆箱根・上信越の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/7dd0a062e169647a41bee0e607609559
「関東・伊豆箱根・上信越の山旅」の次回の記事
(なし)
お断り;
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