<万葉公園の滝>
春の湯河原;奥湯河原温泉・万葉公園「独歩の湯」を楽しむ(2)
(家族旅行)
2016年3月14日(月)~15日(火)
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第2日目;2014年3月15日(火) 快晴
<ルート地図>
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(パンフレットより引用)
<2日目の朝>
■グッスリ眠れた
温泉に催眠効果があるのかどうかは知らないが,久々にグッスリと眠ることができた.
例によって,夜明け前に目が覚めてしまう.ソッと部屋を抜け出して朝湯に.
先客は年配の宿泊客1人だけ.ノンビリと朝湯に浸かる.実に良い気分である.湯上がりに牛乳1本.
7時から朝食.
5人揃ってぞろぞろと1階の食堂に向かう.食堂の入口で係員の女性が愛想良く私達に挨拶してから部屋番号を聞く.
「朝食はバイキングです.席は自由ですので,お好きなところをお使い下さい…」
私は,つい先日,香港の一流ホテルでバイキングの朝食を摂ったばかりである.あのときの香港の仏頂面のスタッフに較べたら,ここは天国である.
”やっぱり,日本は良いな…”
と自画自賛する.
それに食堂の雰囲気も,香港のホテルのようにザワザワしていなくて,落ち着いている.
私達は食堂のほぼ中央付近のテーブルを陣取る.
<落ち着いた雰囲気の食堂>
■私の朝食
私の朝食のメニューは,下補写真の通りである.
”ちょっと,カロリーオーバーかな…いや,そんなことはない.結構栄養的にもバランスがとれているじゃないか”
と自画自賛する.
ゆっくりと楽しみながら朝食を済ませる.
<私の朝食>
<万葉公園散策>
■千歳川沿いの散策路
朝食後,”さてどうしよう…”と少々迷うが,今日のお天気は上々.快晴である.折角湯河原に来たのだから,このまま帰ってしまうのも勿体ない.まあ,ここは毎度のことながら,万葉公園でも訪れようか…ということになる.
何時も行動記録をメモしないと気が済まない私も,今日ばかりは敢えてラップタイムなど記録しないで,気ままに過ごそうと思う.でも,すぐに何時もの癖が出て,メモを取りたくなる.
”オレはメモ魔か! 変な病気に取りつかれたな…”
と一人で苦笑する.
それにしても,県境を流れる千歳川の流れは実に美しい.それに対岸が静岡県かと思うと何だか奇妙な感じになる.
<千歳川左岸を遡る>
■迫力のある滝と狸福神社
川沿いの道は落合橋付近でバス通りに合流する.
千歳川はこの辺りで枝分かれする.多分上流に向かって右手の川が本流で,左手の川が支流だろう.
バス通りをほんの40~50メートル歩くと万葉公園入口に到着する.
入口付近は一寸した広場になっている.
広場からトンネルを抜けると,目の前に物凄い水勢の滝がある.昨日降っていた雨のためか,轟々と音を立てながら流下している.
滝の写真を撮ってから,滝沿いの登り坂をユックリ,ユックリと登る.途中で何組かの観光客とすれ違う.
5~6分程登ると,道幅が少し広い道に合流する.その先に赤い鳥居が見えている.地図を見ると,どうやら狸福神社のようである.
<滝> <狸福神社>
<独歩の湯>
■独歩の湯に到着
狸福神社参道にある赤い橋を渡る.橋のすぐ先に独歩の湯が見え始める.
独歩の湯の廻りを半周して,小高い所にある事務所で1人300円也の入場料を支払ってから,ロッカールームでサンダルに履き替える.
<ロッカールームでサンダルに履き替える>
■効能書き
独歩の湯の効能は,下のパンフレットに示すとおりのようでである.
どうやら,湯に浸かりながら,足の裏のツボを刺激するという仕組みのようである.私は素直に効能書きを信じることにする.
出所;独歩の湯のちらし
■足湯全景
沢山の人が足湯を楽しんでいる.年配者が圧倒的に多いが,若い人達も結構訪れている.
一回り見廻したところ,私達5人だけで入れる所はなさそうなので,適当に割り込ませてもらうことにする.
<足湯全景>
■幸せそうな年配者
年配者ツアーが来ているらしく,場内はかなり混雑している.
今日は良く晴れていて,暑くも寒くもない絶好の天気である.暫く足湯に浸かっていると体中がホカホカと暖かくなる.
”これが足湯の効能かな…”
と思いながら,あちらこちらの足湯を渡り歩く.
やがて12時近くになる.
気が付くと,さきほどまで沢山居られた年配者の集団が何時の間にか居なくなっている.あとに残っているのは若い人ばかりである.
「そろそろ,私達も引き上げようか…」
<あちこちの足湯を楽しむ>
<パノラマラウンジで昼食>
■湯かけ地蔵
サンダルを履き替えてから,往路を辿って引き返すことにする.
足湯のすぐ外に安置されている湯掛け地蔵を拝む.地蔵の身体で,自分の身体で悪いところと同じ場所に湯を掛けると霊験あらたかとのこと.
娘婿が,
「…じゃあ,頭だ…」
と胃って,地蔵の頭に湯を掛ける.
<湯掛け地蔵>
■パノラマラウンジに入る
万葉公園入口に向かって,ダラダラと坂道を下る.
途中でレストランの看板が立っているのを見付ける.メニューはかなり豊富で,お値段も手頃である.
「…ここで昼食にしましょう…」
ということでレストランに入る.
レストランの名前は「パノラマレストラン」である.
<パノラマレストランに入る>
■私はカレーライス
店に入ったのが12時少し前だったこともあって,先客は誰も居ない.店内がガラ~ンとした雰囲気である.思わず,
「…やってますか?」
と利いてしまう.
若くてキビキビした女性が,
「はい,やってます.お好きな席にどうぞ…」
と愛想が良い.
私はカレーライスを注文する.
その内に,何組かの客がレストランに入ってくる.
<私はカレーライス>
<再びウエルシティ湯河原へ>
■13時のバスに間に合うぞ…
昼食を終えて,また川沿いの道をウエルシティ湯河原に向けて歩く.ウエルシティ湯河原までの道は意外に近くて,ものの5~6分で戻ることができた.
ホテル前から13時丁度に発車する送迎車に十分に間に合う.
「…せっかく湯河原まで来たんだから,もう一回風呂に入ってから帰りましょうよ…」
ということになる.私の本音は早々と帰りたかったが,長いものには巻かれろである.
”ム,ム,…仕方ねえな.ンじゃあ,もう一度風呂に入るか!”
■のぼせるほどユックリ風呂に浸かる
このホテルの宿泊客は,チェックアウト後も露天風呂を使用することができる.その手続きがとてもよく考えられているのに感心してしまう.
まずは,下足箱に自分の履き物を入れて,スリッパに履き替える.
次に宿泊費の領収書をフロントの係員に提示する.ついで下足箱の鉤を係員に預けると,引き替えにバスタオルと手拭いが入っているバッグを手渡される.それに風呂場に入るためのバーコード付きの鍵を受け取る.このバッグと鍵を持って,風呂場へ向かう.
まずは内湯で十分に暖まってから,露天風呂に向かう.結構寒い.すぐに風呂に浸かる.風呂の温度は41℃.丁度良い湯加減である.暫く湯に浸かっていると,湯から上がっても全く寒くない.
私は,今日一日,全くストレッチをしていないのに気が付いたので,露天風呂の片隅で全身のストレッチを行う.
長湯をしたが,30分ほどで,もう風呂にいるのが嫌になる.
湯から出た後の手続きもよく考えられている.まずは,バスタオルと手拭いを元のバッグに入れて,鍵と一緒にフロントに返却する.すると引き替えに下足箱の鍵を返してくれるという仕組みである.
<無事帰宅>
■ホテルの専用車で湯河原駅へ
ホテルを14時丁度に発車する送迎バスに乗車する.私達の他に数名の客が乗っている.
道路の渋滞もなく,バスは順調に走って,14時09分に湯河原駅前に到着する.
駅前といっても,随分と低い所に停車する.そのため長い石段を歩いて登るか,エレベーターに乗るかしないと駅に着かない.
丁度うまい具合に湯河原14時16分発の快速アクティに間に合いそうである.エレベーター前には先客が居てモタモタしている.それに私達全員は乗れそうもないので,平素山歩きで鍛えている(?)私が犠牲になって,急階段を登る.それでもエレベータより先に駅前広場まで登っていまう.
「お前等間に合わないんだったら,オレ一人でアクティに乗ってしまうぞ…」
と悪態をつくが,結果的には全員がアクティに間に合う.
<送迎車に乗車>
■快速アクティで帰宅
熱海市発の快速アクティはほどほどに乗客が居て,私達5人が一ヶ所に固まって巣あることはできなかったが,全員が座れる.
座席に座ったら,もうこっちのもの.
私は,早速居眠りを開始する.一旦,居眠りをし始めたら,快速だの普通だののヘッタクリは無関係.今日は同行者が居るので寝過ごす心配もないので,安心して居眠りを楽しむ.
そして,乗車時間50分で,無事,大船駅に到着する.
ここで北鎌倉に住んでいる娘一家とはお別れである.ちょっと寂しい.
大船からは,年寄り夫婦だけで,路線バスを利用して帰宅する.
前の日は雨で参った.でも久々に温泉を堪能できて良かった,良かったである.
(おわり)
「関東・伊豆箱根・上信越の山旅」の前回の記事
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「関東・伊豆箱根・上信越の山旅」の次回の記事
(なし)
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春の湯河原;奥湯河原温泉・万葉公園「独歩の湯」を楽しむ(2)
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