＜独歩の湯＞
春の湯河原；奥湯河原温泉・万葉公園「独歩の湯」を楽しむ(1)
（家族旅行）
２０１６年３月１４日（月）～１５日（火）
第１日目；２０１４年３月１４日（月） 雨
＜ルート地図＞
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＜奥湯河原温泉へ＞
■奮発してグリーン車で
このところ湯河原には何となく縁があって，3週連続の湯河原詣でである．
残念ながら，今日は朝から雨がシトシトと降っている．毎年のことだが，春が深まる頃には関東地方は南の低気圧，北の高気圧の狭間で，悪天候になる日が多い様である．今日もご多分に漏れずこんな情けない天気になってしまった．
今回は娘婿から奥湯河原の温泉旅行に招待され，孫娘を含めて５人旅である．気心知れた知人や友人と一緒の旅も楽しいが，家族と一緒の遠慮のない旅もまた楽しい．
大船から湯河原まで，東海道本線で，たった50分の旅．大船を12時頃発車する．
娘から弁当と飲み物の差し入れがある．
車内は空いている．平日の昼時，しかも下り電車なら，普通車でも空いているはずである．こんな時間帯にグリーン車とは勿体ないなとも思うが，さすがに乗り心地は良い．
昼食をユックリと摂っている内に，列車は湯河原駅に到着する．
＜グリーン車でユックリ弁当だ＞
■路線バスで宿泊ホテルへ
今日の宿泊ホテルは奥湯河原のニューウエルシティ湯河原である．
ホテルと湯河原駅の間には1時間に1本，無料送迎バスがある．でも，今は雨が降りしきっていて，しかも寒い．
駅前から奥湯河原方面のバスは15分に1本の割合で出ている．
「…送迎バスを待っているのも辛いので，路線バスで行きましょう…」
とのことで，丁度停車中のバスに乗り込む．ＳＵＩＣＡが使える．
バスの車窓から外を眺める．雨がザアザアと窓に当たる．窓ガラスに叩き付けられた雨粒で外は良く見えないが，どうやら街中を歩いている人はほとんど居ないようである．
＜雨の湯河原＞
＜ホテル「ウエルシティ湯河原」＞
■ホテルに到着
湯河原駅から10分ほどで，今日の宿泊ホテル「ウエルシティ湯河原」に到着する（下の写真は好天の翌日撮影したもの）．
バス通りから橋を渡ってホテルに入る．
この橋の中央に神奈川県と静岡県の県境がある．したがって，橋を渡ったところに位置しているホテルは熱海市ということになる．
”ここは静岡県…？”
ちょっと奇妙な感じがする．
そういえば，ここ何年かは年に1回の割合で，このホテルへ来ている．私達はこのホテルのリピーターである．
娘婿が予約した部屋は和室2部屋．娘達家族は孫娘を含めて3人で１室，私達老夫婦は2人で隣の部屋である．
＜ウェルシティ湯河原＞
■気ままな自由時間；まずは温泉
さて，夕食までは自由時間である．
娘達一家は，夕食までの3時間，カラオケだって！
「…○○ちゃん（孫娘のこと）が良い声をしているから聞いてやって…！」
と娘が私を誘うが，近代五種にアレルギー気分の私は，
「温泉にまで来てカラオケはどうもね…まずは風呂に入るよ」
ということで，とりあえずは風呂優先と言うことにする．
近代五種については，当ブログで度々話題にしているが，始めて「近代五種」のことを目にする方も居られると思うので，軽く説明しておこう．
ここで言う近代五種とは，①酒，②タバコ，③麻雀，④カラオケ，⑤ゴルフのことである．
私がサラリーマン時代に，ある上司から，
「君，近代五種をやらなければ対人関係が円滑にならないよ…」
と言われた．ちなみに，私は近代五種の全てがダメ．だから落ちこぼれサラリーマンだったんだろう．でも，まあ，いいや…そんなことを言っていた上司は，とうの昔に旅立ってしまった．結局，人生で勝利したのは私の方かも知れない．
…ま，ともかく，私は折角温泉に来たんだから，まずは風呂ということにする．
このホテルには内風呂と外風呂がある．この悪天候のときにわざわざ外風呂もないなと思って，まずは内風呂に入る．
まだ，時間が早いためか，風呂は空いている．
のんびり，ユックリと温泉を楽しむ．
■リラックスルームで昼寝
入浴したら，自然の流れとして眠くなる．
このホテルには，リラックスルームがある．部屋全体が薄暗くなっていて，落ち着いた雰囲気になっている．部屋の中には10数脚ほどのリクライニングシートが設置されている．各シートには専用のテレビが付いている．
部屋の入口に置いてあるタオルケットを1枚借用して，リクライニングシートに座る．なかなかの座り心地である．テレビを眺めながら，至福の時を過ごす．
その内に眠くなる．
結局は，家族がカラオケを楽しんでいる間，リクライニングシートに座ったまま眠りこける．
＜美味しい夕食＞
■大食堂で夕食
18時30分から，1階の食堂で夕食である．
広い食堂は沢山の宿泊客で賑わっている．私達が案内されたのは，奥の方のテーブルである．
食後のデザートだけはバイキング方式だが，夕食はセットメニューである．
＜広い食堂＞
■夕食のメニュー
夕食のメニューは，下の写真の「おしながき」の通りである．
まずは食前酒で乾杯．
■夕食の写真
夕食の写真を撮る…が，次から次への提供される食べ物を上手に写真に収めることができない．
まあ，それでも，以下の写真で雰囲気は分かるだろう．
＜夕食＞
＜ぐうたらな一日だった＞
■風呂にも入らずに就寝
8時頃夕食を終えて，部屋の戻る．
すでに布団が敷いてある．就寝前に，もう一度風呂に入るつもりで，布団の上で暫く横になりながら，テレビを見る．
その内に，何時の間にか，また眠ってしまう．
そうこうしている内に，あらためて風呂に入る気もしなくなり，そのまま就寝する．
こうして，ぐうたらな一日が過ぎた．
（つづく）
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（執筆中）
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