<レストランで朝食>
香港トレイル50km大踏破;第3日目(1);セクション4の始点へ
(アルパインツアー社)
2016年1月28日(木)~2月1日(月)
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第3日目;2016年1月30日(土) 曇時々晴
<ルート地図>
■トレッキング2日目の概要
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<第3日目の朝>
■良く眠れた
3時頃目が覚める.日本時間なら4時である.これならば普通の目覚めである.昨夜は,まあ,まあ,良く眠れた.でも,まだ3時.起き出すには一寸早すぎる.暇潰しにテレビでNHKの番組を見る.ちょうど子ども向けのマンガを放映中である.マンガなど見ても仕方がないので,ベッドの中で,暫くの間,眠るような眠らないような時間を過ごす.
4時頃,再びテレビをONにする.丁度5時のニュースが始まったところである.どうやら関東地方に大雪が降りそうだという.特に関東穂首,長野が大雪に見舞われているらしい.もし鎌倉でも大雪ならば雪かきをしなければならない,これは困ったぞ.でも,香港に居るのでどうにもならない.なるようになれとしか言いようがない.
6時にモーニングコールの電話が架かる.ベッドから出ようと思うが,室内の温度が意外に低いので,なかなかベッドから外に出ることができない.香港は常夏の国だと思っていたのに…
やっとのことで起床して荷物の整理などをしていると,NHKが,「マイナス金利」導入というニュースを流している.これには,経済の素人ではあるが私もビックル仰天する.日銀がまさかマイナス金利までやるとは…これは極めて異例だ.どうなるのか一瞬理解できず頭の中がこんがらかる.
”そんなこと,して良いの…?! 日銀さん”
これが私の第一印象である.
日銀のマイナス金利導入を受けて,東京の株式市場は400円以上の大幅続伸を記録したという.
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ベッドでテレビを見ながら時間を潰す
■1階のレストランへ
6時25分,1階(グランドフロアーがあるので,日本流に数えれば2階)のレストランフロアまでエレベータを使って降りる.
レストラン入口には恰幅が良くて怖い顔をしたオバサンが仁王立ちしている.宿泊客がレストランに入ろうとすると,にらみつけるようにして,まだまだとボデーランゲージで阻止している.
昨日の朝食は,全員が揃ってから,一緒にレストランに入ったが,今日は各自自由に朝食を摂るように指示されている.
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入口に怖い顔のオバサンが立っている
■朝食はバイキング
6時35分,この女性に朝食券を渡してレストランに入る.
「1人か…」
と私に聞く.勿論,1人と答えるが,私が日本人と分かるらしくて,結局,私達のツアーグループのメンバーは,ほぼ同じ場所に座らせられる.
席に座るとすぐに男性のフロアアテンダントが来て,
”Tea or coffee ?”
である.
コーヒー党の私は勿論コーヒーを所望する…が,自分でドリンクバーから緑茶を持ってきて美味しく頂戴する.
朝食はバイキング方式である.自分の好みに合わせて食材を選ぶので,毎日,どうしても同じようなメニューになってしまう.
今朝の私の朝食は,ざっとこんな感じ.美味しかった.
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私達は一番奥の方に誘導された.
<専用車でセクション4の始点へ>
■今朝の新聞
朝食を終えて,7時18分に一旦自室に戻る.
窓から外の様子を見ると,どうやら今日の天気は曇のようである.ただ青空も少し見えている.今日の天気は一体どうなることやら,少々心配である.
まだ集合時間まで時間が少々あるので,NHKのテレビを見ながら過ごす.
時間を持て余したので,出発準備をして,先ほどの1階レストランフロアまで降りる.そして,待合室に置いてある日本経済新聞に目を通す.
今日は随分と重要な記事が目白押しである.
まずは早朝テレビでしったマイナス金利のこと.先ほども書いたが,これにはビックリである.
次いで,シャープが機構案を受け入れる方向で検討しているという記事.
さらには東芝の再建計画の記事.
私はシャープや東芝と同じ業界で長い間働いてきた.そんな私にとって,両社の苦境はとても他人事には思えない.両社には,日本のためにも,なんとか苦境を乗り切ってもらいたいと切望している.
<今日の日本経済新聞(電子版)>
■専用車で出発
集合時間の10分前,8時50分に集合場所のグランドフロアーに降りる.ほぼ同じ時刻に全員が集まる.今回のグループも極めてパンクチュアルである.私は内心で感心するとともに,絶対に遅刻できないなという強いプレッシャーを感じる.
全員が揃ったので,予定より早く,8時56分にホテルを出発する.そして,ホテルから100メートルほど離れた所に駐車している専用車に向かう.
8時58分,全員が乗車し終わったところで発車.昨日の歩き終わりのセクション3終点を目指す.
車窓から街中を眺める.まだ通勤時間らしくサラリーマンらしい人達が急ぎ足で歩いている.日本の街の朝の風景と同じだなと思う.ただ,道路にかなりのゴミが散乱しているのが日本とは違うなと思う.ゴミ集積所を見ると,日本のようにゴミの分別はあまりされていないように見受けられる.
<専用車に乗車>
■香港島へ
専用車は,程なく海底トンネルに入る.現地ガイドのMKさんが
「…今通っている海底トンネルが一番古いトンネルです…」
と説明を始める.
数分で海底トンネルを抜けて香港島側に出る.ここから先,どこを通っているのか良く分からないが,沢山のビル群を縫うように走りながら次第に高度を上げる.
8時22分,昨日の終点,つまりセクション3の終点近くに到着する.辺りは公園風である.
MKさんが,
「…このバス,夕方も使いますので,貴重品以外はバスの中に置いておいても構いませんよ…」
という.
一同専用車から降りる.そして,ツアーリーダーのHKさんの先導でウォームアップストレッチを行う.
”ム,ム,ム…本格的な登山で行うストレッチとはちょっと違う簡略形だな…”
という印象を受ける.
もっとも私は,出発前に自室でみっちりストレッチをしているので,どうでもいいことだが…
■セクション4始点
歩き出しの準備を終えて,8時37分,バス停から歩き出す.
一寸した坂道を登って,8時39分,昨日のセクション3の終点,つまりセクション4の始点に到着する.
いよいよ第3日目の大踏破の始まりである.
<セクション4の始点>
(つづく)
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(執筆中)
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「香港トレイル50km」の索引
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