<夕方のアシニボインロッジ;シャワー室付近>
アシニボイン紀行;第4日目(4);サウナとシャワー;4日目のまとめ
<アシニボインロッジ2日目>
(アルパインツアー)
2015年9月21日(月)~29日(火)
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第4日目;2015年9月24日(木) 晴 (つづき)
<アシニボインロッジ配置図>
<夕食までのひととき>
■まずは部屋に戻り一休み
ニブレットトレイルハイキングを終えた私達は,15時47分に,無事,アシニボインロッジに戻る.ツアーリーダーから連絡事項や注意事項を伺った後,ひとまず解散.
私は,何となく一人になりたくて,まずは自室に戻る.そして,自分のベッドにひっくり返って,ウォーキング中に綴ったメモを見直す.何でもかんでも,やたらに書き込むので,すでに2冊目のノートも終わりに近くなっている.歩きながら走り書きしたところは,もう何が書いてあるのか読めなくなっている.私はメモを書いた情景を思い出しながら,メモを追加書きする.
そんなことをしている内に,ついつい眠くなる.
16時30分頃,トイレに行きたくなる.トイレ棟は本部棟から少しは馴れたところにあるので,面倒だが,行きたくなったときを逃したら,次は何時になるか分からないので,面倒がらずに出掛ける.今朝方も通じがあったが,また快調な通じがある.どうやら時差ボケに起因する便秘は治ったようである.
■談話室で雑談
その足で,本部棟アネックスの1階にある談話室に入る.ちょっと喉が渇いたので,オレンジジュースでも頂戴しようかと思ったからである.
談話室は私達の仲間で賑やかである.私もそっと仲間入りする.お互いに今回の旅で初対面ながら,4日目ともなると,お互いのことが少しずつ分かってくるので,何となく打ち解けてくる.
雑談している内に,またもや私のトウネントッテのことが話題になり始める.自分のことが話題になると面ばゆい感じがすると同時に逃げ出したくなる.丁度そのとき,
「そろろそろサウナに行きましょうか…」
という話になる.
「サウナの後,男性群のロッジで飲み会をしましょう…」
とのことで,一旦お開きになる.
これは潮時ということで,私は一旦自室に戻る.
<談話室にて>
■サウナ棟
私はサウナには入る気はしないが,シャワーは是非浴びたい.というのも,一昨日,キャンモアのホテルで入浴して以来,昨日はシャワーなしだった.そんな訳で,今日は是非シャワーだ.もっとも,日本でアルプスなどの山に出掛けると1週間ぐらい風呂に入らなくても平気なのに,今回はどうしたことだろう.
とにかく,着替えなどを持って,本部棟から100メートルほど離れたところにあるサウナ棟まで行く.
立派な建物である.階段を登ると広いテラスがある.テラスの端にベンチがある.
<サウナ棟>
■シャワー室
先客が数名居るらしく,サウナの中から賑やかな話し声が聞こえてくる.
私は隣のシャワー室で,シャワーだけ浴びる.ここのシャワーは個室である.1坪ぐらいの部屋の隅に透明なアクリル板で囲まれた1人用のシャワースペースがあり,その隣に洗面台が着いている.
シャワーを浴びる.
シャワーのお湯は,迸るように潤沢に出る.申し分ない.私は頭から温かいお湯を被りながら,冷たい水しか出なかったペルーやインドネシアの山小屋のことを思い出す.
もっとも,そんなペルーの山小屋でも,シャワーなどない日本の山小屋に較べれば,ずっとマシかなと思う.
シャワーで,2日分の汚れを洗い流し,新しい下着に着替える.実に爽快である.
なお,サウナには入らなかったので,どんな構造になっているかは分からない.
<シャワー室>
■男性群のロッジ
16時52分,シャワー済ませた私は,一旦,自室に戻る.着替えた衣類や洗面道具を自室に置いた後,宴会場の男性群のロッジを訪れる.
男性群のロッジは,シャワー棟の近くにある.テラス付きの一軒家である.本部棟2階の私達の部屋に比較すると,随分と広い部屋である.それに大きな窓が付いていて,とても明るい.
「(本部棟の部屋より)こちらの部屋の方が広くて明るくて良いでしょう…」
と部屋の住民が言う.私もその通りだと思う.
<右側の建物が男性群のロッジ>
■宴会をエスケープ
男性群のロッジのテラスに座って休憩を取る.
サウナが長い方が居られるのか,なかなか集まらない.そのうちに私は待ちくたびれる.折角の時間なので,近場を散策する.
レイクマゴグが見える場所まで行ってみる.水面に反射する日光が眩しい.
散歩している内に,アルコールなど嗜む気にならなくなる.そこで,宴会場にはもう戻らずに,その足で自室に戻ってしまう.私は,
”いつもこうだから,「お前,もっと近代五種をやらなきゃだめだ…」と.かつての上司に注意さたんだ…”
と昔のことを連想する.
私は自分の部屋に戻って,これまで4日間の旅行で書き留めたメモ帳の整理を続ける.整理するのも,私にとっては楽しい一時なのである.
<夕陽に光るレイクマゴグ>
<4日目の夕食>
■昨日と同じテーブルで…
18時35分から夕食が始まる.
食堂の一番奥のテーブルが私達の指定席である.昨日と同じ所だ.単独の参加者は,3組の夫婦が座った残りの適当な場所に座るといった案配である.
殆どの肩は,まずはアルコール…という手順だ.私は水で乾杯.
隣のテーブルは,家族一団のようである.入口に近いテーブルには中年の団体が座っている.大変盛り上がっている.
■まずは前菜
まずは前菜である.野菜タップリにフレンチドレッシング.
とにかく野菜タップリなのが嬉しい.ドレッシングは,アシニボインロッジ特製.これがまた美味.
野菜は大皿に山盛りで,テーブルの上にドンと置かれる.そこから自分の好きなだけ取り分けて食べる.私の皿は写真の通り山盛り.ガツガツ.ハッピー.
食事が美味しいと,気分が一段と高揚する.
<野菜タップリの前菜>
■自家製のパン
焼きたての自家製のパン.いくつでもOK.
香ばしくて,柔らかい.焼きたてのパンは,バターなど,何も付けなくても美味しくいただける.とにかく最高のパンだ.
うっかり食べ過ぎるとメインディッシュが入らなくなる.
<美味しい自家製のパン>
■メインディッシュ
こちらも大皿にドッサリ.自分が食べられるだけ自分の皿に取り分ける.
私の皿は写真の通りてんこ盛りだ.明らかにカロリーオーバーだろう.でも,まあ,良いやで全部食べてしまう.
大変美味しいので,持参した醤油の出番はない.
<メインディッシュ>
■デザートとコーヒー
デザートはラッパ型のガラスコップにアイスクリーム.写真撮り忘れた.
それに飲み物,ドリンクバーから自分の好みのものをセルフサービスする.私はコーヒー.
20時20分,夕食を終える.
<仕上げはコーヒー>
<就寝前のひととき>
■談話室で集う
夕食後,全員で談話室へ移動する.
談話室の隅に据え付けられている暖炉に火が入っている.
談話室でジュースを飲みながら,また雑談.西方の方の駄洒落の波状攻撃に,私アタフタ.東と西の文化の違いを実体験する.ときどき私が話の肴にされるので,正直,しんどくなる.
ベビーシッターのアルバイトで来ている日本人女性も雑談に加わる.
21時35分,自室に引き上げる.
↑
談話室の暖炉
■今日一日も無事だった
自室のベッドに横たわる.
21時50分頃,眠くなる.どうやら時差もなんとか解消したようである.こうして,夢のような4日目も無事終わった.
<4日目のラップタイム>
9:37 アシニボインロッジから歩き出し
10:05 メドウ(10:07まで衣服調整)
10:25 メドウ(10:35まで休憩)
10:40 礫と砂の登山道に変わる
10:41 衣服調整(10:44まで)
10:50 稜線に出る
10:59 ニブレットのコル(12:40まで昼食)
12:48 絶景ポイント
12:50 岩礫の急な下り坂に入る
13:05 セルリアンレイクの絶景ポイント
13:34 樹林帯の中(10:40まで立ち休憩)
13:52 セルリアンレイク湖畔(14:05まで休憩)
14:25 サンダーバースト避難小屋(14:32まで休憩)
14:41 スリーピングメドウ(15:00まで休憩)
15:30 レイクマゴグ湖畔
15:47 アシニボインロッジ着
[4日目のハイキング記録]
■水平歩行距離 8.2km
■累積登攀高度 約200m
■累積下降高度 約100m
■所要時間(休憩時間込み)
アシニボインロッジ発 9:37
〃 着 15:47
(所要時間) 6時間10分(6.17h)
水平歩行速度 8.2km/6.17h=1.33km/h
(4日目終わり)
(5日目に続く)
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(編集中)
「カナダアシニボインハイキング」の目次
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「カナダアシニボインハイキング」の索引
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お断り;
これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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