<汽車道の桜>
春たけなわの浜;ビールを飲んで山談義
(神奈美公募展第4日目)
(登山学校の同窓生)
2015年4月2日(木) 快晴
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<展覧会場へ>
■浜公園
展覧会場通いも今日で4日連続ということになる.まるでサラリーマン時代に逆戻りしたような感じがしてくる.でも,今日会場にお越し頂く方々は,山旅スクール5期の同窓生,TBさん,KTさん,SZKさんのお三方.賑やかなオバサン達である.お三方の内,TBさんとは月に1回程度はお会いしているが,他のお二方とお会いするのは実に久々のことである.
私の拙い絵が縁で久々にお目に掛かれるのは,何とも懐かしく嬉しいことである.
今朝も,一昨日,昨日と同じように,9時少し前に自宅を出発する.そして大船駅から根岸線の電車に乗って関内で下車する.この所,毎日同じルートを辿って,山下公園近くにある展覧会場まで歩いている.
相変わらず,私の右足膝の状態は,それほど快方に向かっているという実感はなく,極々ユックリとした速度でしか歩けない.誠にもどかしいが,これまたやむを得ない.
浜公園のチューリップは相変わらず素晴らしい.私は,毎日,性懲りもなくチューリップの写真を撮り続ける.
<浜公園の噴水>
■宅急便を連想させる黒ネコ
浜公園から日本大通りをブラブラ.
適当なところで足が向くままに右折する.途中の歩道で,真っ黒なネコが私に纏わり付く.
“こんなオフィス街に猫とは…! 飼い猫だろうか?”
どっちにしても,人懐こいネコは可愛い.私は街角で出会ったネコの写真はなるべく撮るようにしているので,今日も当然写真を撮りながらネコと戯れる.このネコの真っ黒な様相から某宅急便の黒ネコ,キキを連想する.
<街角の黒ネコ>
<展覧会場をユックリ一回り>
■素晴らしい刺繍にビックリ
10時を少し廻った頃,お三方が会場に現れる.
意外なほど熱心に,すべての作品を見て回る.特に関心を持ったのが湯布院をテーマにした緻密な刺繍である.
この作品の素晴らしさ,作成するまでの努力には大変は感動を覚える.私達がどうやってこの作品を作ったんだろうなどと話していると,この作品の作者が私達のところへやってきて,いろいろと説明してくれる.その様子を,作者を交えての写真を撮るが,当ブログへの掲載の許可を作者から得るのを忘れてしまったので,披露することができないのが残念である.
刺繍のコーナーから人形のコーナーに廻る.どうやらこの3人の知り合いの方の作品が展示されているようで,そこでまた長時間ストップだ.
<刺繍人形のコーナーにて>
■私の絵に共感してもらう
会場を一回りしながら,私の絵の前に立つ.
私の絵を見た途端に
「あつ! 天狗山荘.私,このとき一緒でしたよ…同じ場所から撮った写真持っていますよ…」
とSZKさんが言う.
隣の絵も,この3人には,すぐ何処から見た絵かが分かる.
”やっぱり,同じ釜の飯を食べていた仲間は,さすがに違うな…”
私と同じ様な登山経験を持つ方々の反応が,他の人とは全く違うのに驚くとともに,共感して頂けたことがとても嬉しい.どんなにえらい方の講評よりも,この3人の方の話の方が,同じ土俵に立っているので,実感があり,有り難いなと思う.
「また,一緒に行った山の絵を画いて下さい…」
と皆さんが言う.
この“言や良し”,実に嬉しい,
“よお~しっ! 次回も山の絵で頑張るぞ!”
と私は今から次回はどんな絵にしようかなと思案し始める.
<私の絵の前で…> ※ブログ掲載の承諾を得ている.
<桜木町までブラブラ歩き>
■まずは山下公園
展覧会場を回っている内に12時を大分過ぎてしまう.
「お昼,どうします…」
と言いながら,6階の「英一会館」の割引券を差し出す.
「桜木町に,世界のビール200種類揃えているお店があるんでそこへ行きましょう…」
とのこと.
私もグラスブールぐらいならお付き合いできるので,御一緒することにする.
つい先日,街道歩きの皆さんと歩いたばかりのコースの同じコースを辿って,ランドマークタワーまでブラブラ歩きを楽しむことにする.
…で,まずは山下公園.
<山下公園>
■に原市の良い遊歩道を行く
山下公園から,赤レンガ倉庫に向けて遊歩道をノンビリと歩く.今日は天気が良いし,暑くも寒くもない.実に心地が良いお散歩日和である.
目の前には「みなとみらい」地区のスカイスクレーパーが立ち並んでいる.
<スカイスクレーパーが見える遊歩道>
■豪華な客船が停泊中
大桟橋が見える所を通過する.
大桟橋には,丁度,豪華な客船が停泊している.客船には餘興味がない私には,この船が有名な船なのか,船名は何というのかなど全く分からない.でも船のマニアなら,多分,わざわざ見学に来るんだろうなと思いながら,この船の写真を撮る.
<大桟橋に停泊中の大型客船>
■赤レンガ倉庫街
遊歩道から赤レンガ倉庫街に到着する.わざわざ倉庫の中に入らなくても良い…それよりも早くビールだ,ということで先を急ぐことにする.
もう,13時を大分廻っている.確かに空腹だ.
赤レンガ倉庫には立ち寄らずに,真っ直ぐサークルウォークを目指す.
<赤レンガ倉庫街遠望>
■サークルウォークから建物を巡るプロムナードへ
サークルウォークに登るには階段を使わずにエレベーターを使う.登山愛好家ばかりの集団らしからぬ振る舞いだが,私も右膝が痛いので,なるべく階段は使いたくない.
サークルウォークを半周して,建物の2階(3階?)の外周を巡るプロムナード(正式な名前分からない)を歩く.
「あっ…! この店,去年歩いたときに,IGさんが道草した店だ…!」
とTBさんが,前回通ったときのことを思い出す.IGさんも山旅スクール5期の同級生である.
<サークルウォークからプロムナードへ>
■汽車道
エスカレーターで地上に降りる.
「…お腹が空いたから早く行こう…」
と焦るが,結局はこの汽車道を通るのが一番近道である.
エスカレーターを下りると,今が見頃の桜に,どうしても引っかかる.
「わあ~凄い! 丁度見頃だね,良かったね…」
で道草.
汽車道から桜の向こうにランドマークタワーが見えている.
TBさんがインターネットで探したという200種類のビールがあるレストランは,ランドマークの中辺りにあるという.
「早く行こう…」
<汽車道>
<やっと昼食>
■マルカミ食堂で乾杯
1階からランドマークタワーに入る.
インフォメーションカウンターの係員から,目指すレストランの場所を教えて貰い,あちこち迷いながら,地下2階にあるお店に辿り着く…が,すでにお店は閉まっている.若い男性の店員が,気の毒そうに,
「…午後4時から開きますので,4時頃お越し下さい…」
まだ2時半を少し廻ったばかり.いくらビール好きでも1時間半も待つのは辛い.
「じゃあ…どこか,生ビールが飲めるところを探しましょう…」
ということで,この店の近くを探す.
直ぐ近くにある「マルカミ食堂」というお店へ,成り行きで入る.
<やっと生ビールが飲めるお店へ>
■まずは乾杯
何はさておいても,まずは乾杯.
こんな楽しいときは,下戸の私もグラスビールぐらいはお付き合いする.
「乾~杯~・・・・・」
最初の一口の旨いこと! このときばかりは私も半下戸に格上げになる.
ビールを味わいながら,懐旧談に耽る.話題はヤッパリ山のこと.
誰それさんが高山病になったこと…ある人が歯ブラシを靴に入れてあるいたこと…二人で靴を取り違えて歩いたこと・・・・・話は尽きない.おかしくて涙が出るほど笑いこける.
雑談をしながら,やっぱり同じ釜の飯を食べた仲間はいいなとつくづく思う.
<まずは乾杯>
■美味しい食事
昼食にしては随分遅い時間だが,やっと食事にありつく.
揚げたて熱々のアジ,牡蛎,唐揚げが何とも美味しい.これで1000円でお釣りがくるからお値打ちである.
食事をしながらも懐旧談が続く.
<天ぷら定食>
この記事は未完です.
本日夕刻完成させます.
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