<花立山山頂からの眺望>
富士山とネコに癒され泥んこに泣く丹沢:塔ノ岳(今年11回目)
(単独山行)
2015年3月5日(木) 晴後曇
■月煌々
三月にもなると朝の気温も随分と温かくなり,何となくスッキリと起床できるようになる.
何時ものように,4時10分に自宅を出発して大船駅に向かう.西の空には月が煌々と輝いている.
”凄いな…見事だなあ…”
私は何だか得をしたような気分になる.颯爽愛用のバカカメラを構えて,月の写真を撮る.足許には深沢,手広辺りの民家の光が見えている.
月の光を背中に受けながら,一山下って大船駅に向かう.
急ぎ足で歩いて5時40分,大船駅前に到着する.そして,駅前の行きつけのコンビニで昼食用のオニギリなどを購入する.
次いで駅前の牛丼屋で50円の割引券を使って朝定食を摂る.食事を終えて勘定を済ませると,店員が,
「…どうぞまたお越し下さい…」
と言いながら,50円割引券の4枚綴りを私に手渡す.
「ありがとう…」
でも内心では,ここで食事をする度に通いきれないほどの割引券が貯まるので,ちょっと困ったなと思っている.
<煌々と輝く月を背中に大船駅へ向かう>
■久々の富士山と矢倉岳
小田原駅で小田急電鉄6時03分発急行新宿行に乗り換える.辺りが見る見るうちに明るくなる.前回,2月25日に塔ノ岳に登ったときは,この時間まだ真っ暗だった.わずか1週間一寸の間に,夜が明けるのが随分と早くなっている.いよいよ春だを実感する.
”そうだ~っ…! (これだけ明るいなら)富士山と矢倉岳の写真が撮れそうだぞ!”
私は,このことにハッと気がつく.
電車の窓から外を眺めると,微かながら富士山が見えている.
”よお~しっ…! 写真を撮るぞ!”
私は張り切るが,リュックに縛り付けてあるカメラが中々出てこない.やっとカメラを構えたときには,富士山と矢倉岳が重なる一瞬が丁度過ぎ去ったところである.でも,負け惜しみで,矢倉岳と富士山が並んでいる写真をやっと撮る.シャッターチャンスを逃したのは残念だが,これからは,富士山と矢倉岳が重なる写真が撮れるなと思うと気分が高揚している.
<小田急線車窓より;矢倉岳と薄らと見える富士山>
■大倉行1番バス
本来ならば昨日(3月5日)に塔ノ岳に登るつもりだったが,朝方雨が降っていたので,昨日の塔ノ岳詣でを今日,木曜日に延期した.
水曜日だと沢山のご常連に会えるが,1日ずれた今日は,果たして何人の常連さんと会えるかが少々気になる.
電車は,6時21分,渋沢駅に到着する.
改札口を出たところで,いきなり,
「おはようございます…」
と声を掛けられビックリする.
声の主は,IsIさんである.今日は常連さんとは会えないだろうなと思っていたので,ビックリすると同時に嬉しくなる.
結局,大倉行1番バスに乗り合わせた常連は,韋駄天のNMさん,毎日登山のTGさん,三角髭のTDさん,SSKさん,IsIさん,それにお名前の分からない年配の紳士だけ.バスもパラパラと空席がある程度の混雑である.バスは7時丁度に大倉に到着する.
■光る海
身支度を調えて,7時07分に大倉から歩き出す.奇しくも前回2月25日に塔ノ岳に登ったときと同じ時刻である.
歩き出しは,たまたま居合わせたTDさん,SSKさん,IsIさんと一緒である.なお,NMさんや,TDさんは,私達より数分前に歩き出している.
歩き出してすぐにTDさんは歩行速度を早める.そして残りの私達3人との間が次第に広がっている.
「…今日はお姉さん方が居ないので,男だけでノンビリ行きましょう…」
でも,例によって歩き出しのSSKさんとIsIさんの歩行速度が,私の歩き出し速度よりいささか速いので,お二人に付いていくのがとてもシンドイ.
7時24分,丹沢ベースを通過する.足許の敷石が少し濡れていて滑りやすい.
”この分だと,萱場平辺りの泥んこが大変だろうな…”
と思いながら,先頭のSSKさんの後に付いて歩き続ける.
7時32分,ようやく観音茶屋を通過する.この辺りまで登ると,私の足が馴れてきたのか,それとも同行の方々が速度を落としたのか分からないが,やっと無理をせずにマイ(my)速度で同行の皆さんと一緒に歩けるようになる.
登山道脇の雑木林の中から,
”チlチ,チッ,…”
と小鳥の可愛い啼き声が聞こえてくる.小鳥のことはほとんど分からないが,可愛い啼き声の主は,多分ジュウシマツの類だろうなと勝手に想像する.
7時49分,見晴茶屋に到着する.
茶屋の前で,ちょっと立ち止まって,朝日を反射して光っている海を見下ろす.光る海が見えるのは,太陽の高さが低い春先まで.季節が進んで太陽が高くなると海は光らなくなる.
”もう,今年の光る海も見納めかな…”
と思いながら,見晴茶屋からの展望をデジカメに収める.
<見晴茶屋から光る海を見下ろす>
■見晴階段
見晴茶屋を過ぎてから,すぐに見晴階段に差し掛かる.例によって,階段下から階段を見上げた写真を撮る.朝日が雑木林を抜けて射し込んでいる.階段を見上げると数人の登山客の後ろ姿が見えている.
何時の間にか私が3人の先頭になっている.私はこれまでの歩行ペースを持続したまま登り続ける.
見晴階段を登り切って木道が二股に分かれるところで,後ろを振り返ってみる.私のすぐ後ろに居られたお二人と少々間が空いてしまったようである.
”まあいいや…ユックリ登っていれば一本松辺りで一緒になるだろう…”
ということで,そのままのペースで登り続ける.
<見晴階段>
■駒止茶屋
モミジ坂に差し掛かる.今日は気分が良いので,そのままのペースで登り続ける.
8時05分,一本松を通過する.大倉からの所要時間は58分.前回(2月25日)は三角髭のTDさんの後を付けて登って,8時01分に通過している.従って前回に比較すると4分のビハインドということになる.
”この調子だと山頂までの所要時間は2時間50分前後になるな…”
とボンヤリ考えながら,平坦道を駒止茶屋を目指して歩き続ける.
後ろを振り返って見る.先ほどまで御一緒だったSSKさんとIsIさんは一向に現れない.
”もういいや…ジャストマイペースで先へ行こう…!”
駒止階段に差し掛かる.難儀なところである.一段,一段,自分を疲労させないように注意をしながら登り続けて,8時20分に駒止茶屋に到着する.大倉からの所要時間は1時間13分.
”何でだろう…? ちょっと遅いな…”
ちなみに,前回は大倉を同じ時間に歩き出して,8時15分に駒止茶屋を通過している.ということは前回に比較して,今回は5分ビハインドということになる.
”まあ,いいか…”
<駒止階段に差し掛かる>
■富士山がバッチリ
駒止茶屋を通過して,堀山の尾根道に差し掛かる.泥んこ道が溶けかかっている.
やがて富士山が良く見える場所に到着する.今日の富士山はバッチリ.私はここで立ち止まって,バカカメラを構える.そして,カメラを空に向けたり,望遠にしたりで,都合,10枚ばかりの写真を撮る.その中で,まあ,まあ,ちゃんと撮れたのが下の写真である.昨日朝まで降っていたと思われる雪で,かなり下の裾野までバッチリ雪化粧である.
”今日は憑いて居るぞ…”
<堀山からの富士山の眺望>
■小草平
8時36分,小草平に到着する.前回は8時30分に到着しているので,6分のビハインド.
今日は平日なので堀山の家はお休み.
小草平のベンチで2人の登山者が休憩を取っている.その内のお一人は,なんと私よりずっと先を歩いていたTGさん.
「早く行ってもしょうがないので,(SSKさんとIsIさんを)待っていますよ…」
とのことなので,
「では,失礼してユックリ登っています…」
ということで,自分のペースを崩さずに登り続ける.
私の前後には全く登山者が居ない.全くの一人旅である.実に気楽.
<小草平>
■萱場平
今日は風もなく絶好の登山日和である.暑くも寒くもない.私は流れるような汗をかかないように自重しながら登り続ける.それでも,戸沢分岐が近付く頃になると,どうしても疲労感が出てくる.でも,萱場平に到着すれば楽になるのが分かっているので,そのままのテンポで登り続ける.
8時45分,2本ストックで軽快に下山してくるYZさんとすれ違う.
8時57分,ようやく萱場平に到着する.前回は8時50分に到着しているので,前回より7分ビハインドということになる.
萱場平の入口で恒例の定点観測写真を撮る.
写真の中に偶然赤い帽子を被った登山者が写ってしまう.
すると赤い帽子の方が,
「やあ,やあ,…FHさん!」
と私に話しかける.そして握手.お馴染みのKSさんである.
毎度のことながら,私はKSさんから勇気をもらう.
萱場平の木道の真ん中辺りで,アザミが繁茂していたところを覗き込む.そろそろここのアザミも春の息吹に目覚めて新芽が出てこないかなと期待している.
<萱場平>
■後七分坂
萱場平から先も,半ば自動運転のロボットのように,定速で登り続ける.ときどき若い人に追い抜かれるが,逆に何人かの方々を追い抜きながら高度を高めていく.
9時13分,後七分坂(花立階段)に到着する.
坂の登り口で立ち止まって,富士山の写真を撮る.今日は実に見事な富士山が見えている.
数枚の写真を撮ってから,後七分坂を登り始める.名にし負う大倉尾根きっての難所である.正直,登っている途中でウンザリする.
後七分坂の途中で,下山してくる韋駄天のNMさんとすれ違う.
<後七分坂下から富士山を望む>
■花立山荘
後七分坂を丁度7分掛けて登って,9時20分,花立山荘に到着する.前回は9時12分に花立山荘に到着しているので,8分のビハインドである.
多少雲が増えてきたが相変わらず富士山が良く見えている.まだ時間が早いためか,山荘前のベンチには誰も居ない.
大倉から花立山荘までの所要時間は2時間13分.やっぱり遅い.小草平からの所要時間は44分.私の目標時間より4分余計に掛かっている.
<花立山荘>
■花立山
花立山荘で休憩を取らずに,そのまま通過する.
花立山荘から暫く階段道が続くが,この辺りの泥は幾分乾いているようである.
やがて階段道を通過してガレ場に入る.ガレ場の向こうに富士山と鍋割山稜が見えている.相変わらず美しい風景である.私は何度も立ち止まって,辺りの風景をデジカメに収める.
9時30分,花立山を通過する.今日は花立山荘から10分掛かっている.2分ほど遊びすぎである.でも,景色が良いときには,多少時間が掛かってもやむを得ないなと,自分に言い聞かせる.
・←クリック拡大
■超泥んこに困惑
9時35分,金冷シを通過する.ここまで登れば,塔ノ岳山頂は,もう目と鼻の先である.山頂まで15分あれば登れるので,気が楽になる.
金冷シを過ぎると,とんでもない泥んこ道が待っている.今日は気温が高いので,この辺りの泥んこももうすっかり融けている.
こんなときは,泥んこを避けていても切りがないので,サッサと泥んこの中を歩くことにしている.登山靴やスパッツが泥だらけになるが,気にすることはない.どうせバス停大倉で洗い落とすんだから…
グシャグシャ道を通過して,最初の階段をノソノソと登る.階段を登り切ると,日陰の一寸した下り坂になる.ここには残雪と凍結した泥んこ道が,ほんの数十メートル続く.
残雪を通過して,金冷シから2番目の階段道を登る.泥道である.霜柱が融けたためか道は荒れ放題である.
2番目の階段を登り切って,最後の階段を登り始める.丁度このとき下山してくるTDさんとすれ違う.
「いやあ~…参りましたよ,この泥んこ道には…」
とTDさんが言う.
私も同感.
<日陰の残雪>
■塔ノ岳山頂
9時51分,塔ノ岳山頂に到着する.まだ時間が早いためか,山頂にはだれもいない.山頂の気温は+1℃.無風である.上空の雲が随分と増え始めている.残念ながら富士山もほとんど雲間に隠れてしまった.
大倉から塔ノ岳山頂までの所要時間は2時間44分.前回は2時間34分だったので,前回よりも10分遅いご到着である.でも,まあ,3時間は掛からなかったので,これで良しとしよう.
山頂からの眺望をデジカメに収めてから,尊仏山荘に向かう.
<山頂から雲間の富士山を望む>
■尊仏山荘
尊仏山荘に入る.今日の小屋番はWDさんと華伊達美弥雄さん(ネコの”ミャ君”こと).
先客は誰も居ない.客室の奥の方に座って,早速,300円也のお茶を所望する.
「…こっちの日当たりの言い席の方が良いでしょう…」
とWDさんに促されて,窓側の角の席に腰を下ろす.
お茶を飲み始めて暫くすると,ラジオから10時の時報が聞こえてくる.
ミャ~君はWDさんに良く懐いているらしく,WDさんが小屋番のときは何時もリラックスしている.私はそんなミャ~君の仕草を眺めながら,早めの食事を摂る.
<尊仏山荘>
■ネコのミャ~君
WDさんが小屋番のときは,ミャ~君もリラックス.頻りにあちこちを歩き回る.その仕草が可愛いので,ついついミャ~君にチョッカイを出す.
ミャ~君が私の所に何回も来る.どうやら私の昼食が気になるらしい.
そうこうしている内に,尊仏山荘に入ってから大分時間が経つ.SSKさん達,どうなったんだろうと気になり始める.
さきに下山しようかなと思いはじめる.
10時20分頃,SSKさん,IsIさん,TGさんがご到着.
<頻りに歩き回るミャ~君>
■泥んこ道を下る
10時45分,尊仏山荘を出て下山開始.TGさん,SSKさん,IsIさんと一緒である.
一寸の時間の間に,山頂で休憩を取る登山者が随分沢山に増えている.
山頂から階段道を少し下ったところで,ご常連のNNさんとバッタリ.NNさんには,このブログを見て頂いているようである.感謝!
日が高くなり気温が上がったために,泥んこが一層酷くなる.グシャグシャドロドロの登山道には往生する.
11時10分,花立山荘に到着する.上りのときには誰も居なかったベンチも,今は登山者で満員になっている.
後七分坂を順調に下って,11時25分,萱場平を通過する.
■イテテ…テテテ!
戸沢分岐を過ぎて,階段道を下り始める.
階段を少し下ったところで,私の右足膝に「ガクン…」というような衝撃があり,
”イテテ…テテテ!”
一瞬,歩けなくなる.
ちょうど,何と言ったら良いのか.沢山の筋が縺れたような感じである.私の直ぐ後に居られるTGさんに,先に下山するようにお願いして,その場に立ち尽くす.
余談になるが…
かつて登山学校で口酸っぱく教育されたのは,
”自立した登山者になれ…!”
ということであった.つまり,誰の助力もなしに,各種資料を使って登山計画を立てて,自分の力量だけで自律的に山登りをする.そして,何かアクシデントがあっても,自らの判断で最適な対応をすることである.
今回の突然の足の痛みなど,アクシデントとしては些細なことかもしれないが,私は登山学校で習ったことを思い出しながら,対応策を考える.要するに,どうすれば,問題なく登山口迄下山するかである.
私は,対応策を考えながら,5分ほど軽いストレッチをする.すると,程なく痛みが和らいで,何とか普通に歩けるまで回復する.
私のリュックの中には,こんなときのために膝サポーターや三角巾が入っている.でも,今回は,どうやらこれらを使用するまでのこともなさそうである.ツムラ68でも飲もうかとも思ったが,筋肉痛ではないので,飲んでも無駄だろう.ならば,ここままユックリ下山するに限る.
私は一安心するが,万全を期して超ユックリペースで下山し続ける.心の中では,
”大倉発13時22分のバスに間に合えば良いな…”
と思っている.
とはいえ,ここはまだ尾根の中腹である.バス停大倉までは,まだまだ遠い.私は超慎重を期して下山し続ける.
11時40分,ようやく小草平を通過する.正直,ここまで下山するとヤレヤレ感がある.ここから先の難所は,駒止階段と見晴階段の2箇所である.それ以外は緩やかな下り勾配である.この2箇所の難所さえクリアすれば,後は楽勝である.
12時10分,駒止茶屋を通過する.駒止階段は何時もよりさらに慎重を期して下る.一本松から先のモミジ坂も,何時もなら快速で下山するが今日は慎重である.そして,見晴階段も難なくクリア,これでホッとする.
■観音茶屋を通過
ここから先は,バスの発車時刻,13時22分を横睨みにして下れば良い筈だが,ついつい何時もの癖で速歩になりそうになる,そこをグッと堪えるのが一寸大変.
12時32分,観音茶屋に到着する.
観音茶屋では,丁度トイレ工事が始まっているところである.工事中の職人さんに,
「ご苦労様…」
と挨拶して通過する.
ここまで下山すれば,ここから先の下り坂は,もう平地を歩くのと大差がない.時計を横目に眺めながら,バスの発車時間の10分前に大倉に到着するように,歩行速度を調節しながら,下山し続ける.
<観音茶屋のトイレ工事>
■大倉バス停
13時10分,予定通りの時間にバス停大倉に到着する.
私より先に下山したお三方がバス乗り場でバスを待っている.私の姿を目ざとく見付けて,私に手を振ってくれる.
まずは洗い場で登山靴とスパッツの泥を洗い流す.
丁度そのとき,人懐こい斑猫が私の方に近寄ってくる.
”オレは人間にはもてないけど,ネコにはもてるようだ…”
と嬉しいのか悲しいのか良く分からない気分になる.
<大蔵バス停のネコ>
■何とか帰宅
先着のお三方と一緒に,大倉13時22分発のバスに乗車する.
お三方は,これから松田の彼岸桜を見に行くとのことで,渋沢駅から,私と一緒に,小田原行の電車に乗車する.もともと,私も,新松田で途中下車して,一緒に桜を見に行くつもりだったが,今日は安全を期して,そのまま温和しく帰宅することにする.
小田原からは運良く特別快速小田原行に間に合う.電車は空いている.4人掛け1ボックスを1人で占領する.座席に座るとたちまちの内に眠くなる.
14時28分に大船に到着する.本来ならばこんな天気が良い日には,大船駅から自宅までブラブラと歩いて帰るのだが,今日は自重して,バスを利用する.
今日は久々の塔ノ岳詣で,富士山も十分に堪能できたし,ネコ2匹にも会えた.だから万歳,万歳の筈だが,一時,足に痛みがあったので,まあ帳消し.
これから1週間程度は,山歩きを中断して,なぜ足の痛みが走ったのか究明しなければ…
ということで,晴雨にかかわらず,来週水曜日までは,塔ノ岳はお預けである.
それにしても,あのツンツンとした痛さは何だったんだろう.気になるので,近々,整形外科医の診断を受けるつもりである.
なお,次回の登山からは,2本のストックを何時も持参しようと決める.なぜならば,ストック2本とハンカチまたは手拭い2本持っていれば,緊急時に松葉杖を作ることができるからである.
<ラップタイム>
7:07 大倉歩き出し
7:32 観音茶屋
7:46 見晴茶屋
8:20 駒止茶屋
8:36 堀山の家
9:20 花立山荘
9:34 金冷シ
9:51 塔ノ岳 着(+1.7℃)
10:45 〃 発
10:58 金冷シ
11:10 花立山荘
11:40 堀山の家
12:10 駒止茶屋
12:32 見晴茶屋
12:32 雑事場ノ平
12:48 観音茶屋
13:10 大倉着
[山行記録]
■水平距離 7.0km(片道)
■累積登攀下降高度 1,269m
■登攀所要時間(雑談時間を含む)
大倉 発 7:07
塔ノ岳 着 9:51
(所要時間) 2時間44分(2.73h)
水平歩行速度 7.0km/2.73h=2.56km/h
登攀速度 1,269m/2.73h=464.8m/h
■下降所要時間(休憩時間を含む)
塔ノ岳 発 10:45
大倉 着 13:10
(所要時間) 2時間25分(2.4210h)
水平歩行速度 7.0km/2.42h=2.89km/h
下降速度 1,269m/2.42h=524.4m/h
(おわり)
「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/b4a6a905804b6e8250156fd6dcb1303e
「丹沢の山旅」の次回の記事
(なし)