＜旅の記録帳＞
オーストリアの山旅:エピローグ(1)帰国後の日々
（アルパインツアー）
２０１４年６月２６日（木）〜７月７日（日）
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8e9df1fc75234723a06e2654a0a12a82
帰国後；第1日目；２０１４年７月８日（火）
■アルパインツアー社へのレポート
帰国した昨日は，何となく慌ただしいような，焦点が定まらないような気分のまま何となく過ぎてしまった．
旅行中の荷物は，洗濯物だけは昨日のうちに洗濯を済ませたが，その他の荷物は放置したまま，夜20時過ぎに就寝した．でも，なにせ逆時差が7時間あるので，体内時計の調整は簡単ではない．
今朝は4時頃起床する．何時も3時半頃起床しているので，その習慣に従って，起床してみたものの，時差があって頭はどうもスッキリしない．
今日は，まだ，7月の初旬である．本格的な蒸し暑さは，これからの筈だが，今日は朝からやけに蒸し暑い．これまでの涼しいヨーロッパと比較すると大変な温度差がある．環境の激変に簡単には身体が対応できないだろうと思って，外出は控えて，終日家に籠もって静養することにする．そして当面しなければならないことを，片っ端からこなすことにする．
まず最初に，アルパインツアー社への感想文を書くことである．
何を書いたかを，そのまま具体的に，ここで披露することはできないが，謝意とともに忌憚ない意見を列挙して，アルパインツアー社に郵送する．
■写真のプリントアウト
夕方，オーストリアツアー中にデジカメで撮影した写真の整理とインデックスプリントにかなりの時間を費やす．摂り貯めた写真の枚数は，正確には数えていないが約1,350枚である．足掛け12日間の旅だったので，
約1,350枚÷12日＝約113枚/日．
つまり1日当り113枚の写真を撮っていたことになる．
もし，毎日平均して，朝7時から夕方20時頃まで写真を撮っていたとすれば，実働時間は13時間/日である．ということは，
約113枚/日÷13時間/日＝8.7枚/時間
となる．したがって，
60分÷8.7枚＝6.9分/枚（6分54秒/枚）
逆に，
8.7枚÷60分＝0.1枚/分
ということになる．
言い換えれば，平均して行動時間6分54秒に1枚，逆に言えば行動時間1分当たり約0.1枚の写真を撮っていたことになる．つまり，平たく言えば，平均で10分に1枚写真を撮ったってことか…
この数字が大きいか小さいかは，人それぞれで受け止め方が違うだろうが，少なくとフィルム四季カメラでは，コストが掛かりすぎて，とても，とても，こんなには撮れないだろう（プロは別として…）．
何れにしても，15枚/プリントアウト1枚のインデックスプリントでも，総プリント枚数は両面刷で45枚になる．いやはや帰国早々大変な作業になってしまう．
プリントアウトは途中でギブアップ．後日に回す．
＜デジカメで撮った写真のインデックス＞
[編集後記]
このブログで収録した写真は，実際に撮影した写真の数分の１に過ぎない．
■巨大台風が接近中
天気予報によると，巨大台風が石垣島に接近しているという．それにともない沖縄地方では55万人に対して避難命令が出たようである．
帰国後；第2日目；２０１４年７月９日（水）
■塔ノ岳詣では中止
私は毎週水曜日と土曜日に塔ノ岳に登ることにしている．ということは，今日は塔ノ岳に出掛ける日である．しかし，台風8号の影響で，今日の天気は思わしくないし，何と言っても，まだ逆時差の影響で，身体が重たくだるい．塔ノ岳どころではない．そんなわけで，今日一日も終日家でゴロゴロしていることにする．
■現地ガイドＷＧさんから早速メールが届く
パソコンの電源をＯＮにする．
ブログ上に，今回の旅の記事を積極的に書き出す．
早速，現地ツアーガイドのＷＧさんからメールが届く．率直に嬉しい．
差し支えない範囲で，このメールの内容を披露することにしよう(私信なので，文体，表現などは，適宜，書き換えてあります)．
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FHさん、
10日間のかなりハードなハイキングツアーから帰国したばかりなのに もう私に
メールを書いたりブログを書いたりするエネルギーがあるなん て、すごいこと
だと思います。
（中略）
ウイーンフィルの人とまた出会いましたね。こういうことが起こると、この世界
は本当に小さくて、色々な人と縁が強いですね。シュラドミンガー タウエルン
で日本語ができる人と出会うだけではなく、その人は「偶然に」グループと同じ
飛行機で帰るなんて信じられません。
（後略）
ＷＧ拝
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改めて，今回の旅を振り返ると，いろいろなことがあったなと，まだ何日も日が経っていないのに懐かしく思い出す．
＜懐かしい思い出の例；第4日目イグナツマッティス小屋にて＞
帰国後；第3日目；２０１４年７月１０日（木）
■逆時差が未だ取れない
もう帰国後3日目を迎える．
でも，まだ，逆時差が取れない．本当にしつこい感がある．要するに年を取るとホメオスタシス能力が如実に示していると情けなくなる．これまでの海外旅行の経験から，完全に逆時差がなくなるには，まだ数日かかると思われる．
午前中，家内の通院にお付き合いする．幸いなことに体調はまあまあのようである．
■台風８号が接近
台風8号が，今夜，関東地方を通過するようである．台風の風は弱まったようだが，雨台風に変わった．
台風は偏西風に乗って東へ向きを変えるとのこと．
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帰国後；第5日目：２０１４年７月１２日（土）
■帰国後初めての塔ノ岳
昨夜21時過ぎに就寝したのに，良く眠れないまま夜中の1時に目が覚めてしまう．その後，いくら眠ろうとしても眠れない．3時頃仕方なく起床する．身体がだるい．まだ逆時差の影響があって，体調がへんてこりんである．
4時10分に家を出る．
朝からムッとする蒸し暑さである．小田原駅でホームの階段を登るときに，異様な疲れを感じる．とにかく身体が重い．
朝1番の臨時バスが出るが，登山客で満杯．臨時バスおよび1番バスで乗り合わせた常連は．Ｈｙさん，ＴＧさん，ＴＤさん，ＹＫさん，ＹＵさん，ＳＳＫさん，ＩＩさん，ＫＹさん，ＮＹさん，ＩＩｇさん，ＭＴさん，Ｈｓさん．
今日の体調が悪いので，皆さんより一足先に大倉から歩き出す．
とにかく蒸し暑いのに閉口する．熱中症が気になるので，なるべくユックリ歩くが，それでも汗だくになる．
とにかく超スローでヨタヨタと登り続ける．数え切れないほどの登山者に追い抜かれる．
駒止茶屋を過ぎた頃から，幾分微風が吹いているが焼け石に水とはこのこと．一向に涼しくならない．
終始，蒸し暑いのに閉口する．山頂の気温は24℃．オーストリアとの逆時差と気温の差の両方が影響して，体調は最悪である．
終始曇で，富士山は全く見えなかった．
尊仏山荘に立ち寄る．小屋番はオーナーのＨＤさん，ＷＢさん．ネコの華伊達美弥雄さんには会えず．
少々遅くなって，下山開始．疲れているのでノタノタ歩き．登り所要時間は実に3時間27分も掛かってしまう．
堀山の家で，日曜日に永遠の旅に出掛けた「ひげさん」の写真の前で焼香．名物オヤジが居なくなったのは寂しい．
大船駅ビルでバス待ちの時間にコーヒーを賞味．
帰宅は15時25分頃．
家内に急かされて，庭の草取りと芝刈り．
しんどいなあ．とにかく疲れた．
＜久々の塔ノ岳山頂＞
■もう日常に戻ろう
帰国後，もう５日も過ぎている．
何時までも逆時差なんて寝言を言っていてはダメだ．明日からは平常の日々として扱うことにしよう．
…ということで，帰国後の日々を綴るのはこのあたりで終わりにしよう．
（つづく）
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（編集中）
「オーストリア山岳トレッキング」の索引
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「オーストリア山岳トレッキング」の目次
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