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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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オーストリアの山旅:第9日目(1);カインプレヒト小屋を出発

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                              <カインプレヒト小屋を出発>

      オーストリアの山旅:第9日目(1);カインプレヒト小屋を出発
            (アルパインツアー)
      2014年6月26日(木)〜7月7日(日)
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/2f206edf9d119c93a924f66e4247cffe

第9日目;2014年7月4日(金) 

<ルート地図>

■第5日目の行程

            ↓
■ルート地図     拡大図

※この地図はアルパインツアー社とは無関係
 正確さは全く保証しない.

<プロフィールマップ>

[シュラードミング・タウエリング5日目の行程の概要]
 季節外れの降雪から,3日目,4日目の行程は,当初予定から大きく変更されたが,5日目の行程は当初計画の通りである.
 私たちはカインプレヒト小屋から歩き出して,ロートマンドルシュピッツェを越えてイグナツマッティス小屋まで歩く.
   水平歩行距離     4.20km
   累積登攀高度    約585m
   累積下降高度    約520m

<簡素な朝食>

■今日も上々の天気だ
 昨夜は,まずまず良く眠れたようである.
 4時30分頃,トイレに行く.外はもう明るくなっている.自覚的には体調は良さそうだが,血圧は大分高めである.でも,まあ,それほど心配するほどでもないなと自分を暗示に掛ける.
 6時頃,起床する.
 まずは,シュラードミングのホテルに送る荷物の最終チェックをする.
 6時14分,ご来光.突然,朝日がサ〜と眩しく射し込む.今日も天気は上々のようである.

<朝日が部屋に射し込む>

■朝食のメニュー
 6時25分から朝食である.
 シュラードミングのホテルに送る荷物を持って,食堂へ移動する.
 今朝の朝食は,下の写真の通りである.
 チーズ,バター,ハムなどは,さすが本場だけあって,とても美味しいが,茶色のパンはどうも…
 まずいわけではないが,ボソボソしていて,なかなか食べにくい.ジュースやコーヒーと一緒に,1枚流し込むのが精一杯である.
 “ちょっとだけ野菜が欲しいな…”
と思うが,そんなことを考えるのは,山小屋では贅沢だ.そんなことは十分に分かっているが…

<山小屋の朝食>

<ランチボックスを作る>

■ランチ用の果物
 食堂の片隅にランチ用のリンゴとオレンジが於いてある.私もリンゴとオレンジを一つずつもらう.
 日本で見かけるリンゴと較べると,ご当地のリンゴは粒が小さくて,大きさや色が何となく不揃いだが,食べてみると,とても甘くて美味しい.

<ランチ用の果物>

■ランチを自分で用意する
 今日のランチは,各自が自分の好みで作る.私のランチは下の写真の通りである.
 まずは,アルミ箔の上に,ジャムを塗った黒パン1枚を置く.その上にソーセージ1枚,ハム2枚載せただけ.これをアルミ箔で包む.さらにリンゴ1個,オレンジ1個を加える.これが私のランチの全てである.

<私のランチ>

<出発前のひととき>

■空の交差点
 7時30分頃,支度を整えて,小屋前の広場に出る.
 上空には素晴らしい青空が広がっている.空を見上げていると,面白いことに気がつく.それは絶えず飛行機雲が見えていることだ.しかも,この辺りの上空でふたつの飛行機雲が交差している.この辺りは実に濃密に飛行機が飛び交っているようである.

<絶えず飛行機雲が交差するのが見える>

■山小屋のオーナー
 集合時間まで,私たちは山小屋の前で何となく待っている.すると,カインプレヒト小屋のオーナーがニコニコしながら私たちを見送りに山小屋から出てくる.
 私たちは,2日間にわたって,この山小屋に連泊しているので,オーナーとも少しは気心が知れてきたのかもしれない.

<山小屋のオーナー>

<カインプレヒト小屋を出発>

■牛の鈴の音を聞きながらストレッチ
 7時45分,ツアーリーダのYDさんの音頭で,ウォームアップストレッチを行う.
 山小屋の周囲は広々とした牧場である.私たちは,絶えず聞こえてくる牛の首に付けた鈴の音を聞きながら,ストレッチを続ける.何とものどかな雰囲気である.
 7時58分,ストレッチを終えた私たちは,オーナーの見送りを受けながら,カインプレヒト小屋から歩き出す.
 すぐに,山小屋近くの池の畔を通過する.昨日の夕方,私が湖畔を歩いてみたいなと思っていた池である.

<ストレッチを終えて,カインプレヒト小屋から歩き出す>

■トラバース道をユックリと歩く
 池の湖畔を通過してから,坂道を10分ほど登ると,次第に見晴の良いトラバース道になる.
 進行方向左手には,深い谷が続いている.私たちが宿泊していたカインプレヒト小屋は,この谷間に位置している.

<トラバース道を行く>
                                         (つづく)
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(編集中)

「オーストリア山岳トレッキング」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/057c1f13884ed3e55ed78019294833dd
「オーストリア山岳トレッキング」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/7cbebff6666c1ee86eab07561e3cf5ad


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