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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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ネコが登山する蒸し暑い丹沢:塔ノ岳(今年36回目)

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                              <塔ノ岳を目指すネコ>

   ネコが登山する蒸し暑い丹沢:塔ノ岳(今年36回目)
            (単独山行)
      2014年8月2日(土)  晴・蒸し暑い1日

■朝からネトッとした空気だ
 つい先日まで,2〜3日,蒸し暑さが和らいだ日があったかと思ったら,また蒸し暑い日が戻ってきた,おまけに南太平洋上に台風が二つも発生している.今日1日もどうやら猛暑のようである.でも,今日は恒例の塔ノ岳詣でをしている土曜日である.熱射病が気になるが,極力,熱射病には注意をして,今日も塔ノ岳に登ろうと思う.
 8月ともなると,もう夏至から1ヶ月以上経っている,何時もの通り4時10分に家を出るが,幾分夜明けが遅くなっているらしく外は薄暗い.相変わらず,薄明の東の空に明けの明星がキラキラと光っている.今朝の外気はいつになくベトベトしていて肌に纏わり付くような感じがする.温度計を持参していないので気温がどのくらいあるのか分からないが,朝からかなり高温になっているに違いない.
 小田原から小田急電車に乗り換える.今日はこの時期にしては意外に空気が澄んでいる.残雪がすっかり融けてしまった富士山がクッキリ見えている.私は,矢倉岳と富士山が重なる瞬間を待って,写真を撮る.久々の二山合体写真だが,電車の窓が反射してしまい,折角の写真が台無しになっている.

<富士山と矢倉岳>

■バス停大倉から歩き出す
 1番バスは立ち席が出るほどのそこそこの混雑である.土曜日とあって,平素お目に掛かったことのない登山者が沢山居られる.そんな中で乗り合わせた常連は,ランナーのHさんとそのお友達,三角髭のTDさん,TNさん,YDさん,Hさん他若干の方々.どうやら小田急線の下り電車が遅れているらしく,必ず土曜日に来られている常連の方々数名の姿が見えない.
 バスは6時59分に大倉に到着する.
 渋沢のバス待ち時間に十分ストレッチを済ませている私は,何人かのご常連の後に付いて,何時もより少し早めの7時02分に,大倉から歩き出す.
 歩き出してすぐに体調は決して悪くはないが,とにかく今朝はヤケに蒸し暑いことに気がつく.それに全くの無風である.
 “これは,熱射病の危険が大だぞ…!”
 私は自分自身を強く戒める.
 私の少し前方を何人かの常連が重なるように歩いている.

<常連の後に付いて大倉を歩き出す>

■見晴階段
 登山道に入る.克董窯過ぎる辺りから,やや急勾配になる.それまで何となく集団になっていた常連群の中からTNさんとKIさんが,徐々に水を空けながら先に進む.Hさんがお二人より少し遅れ始める.私は先頭のお二人とHさんの間の位置を保ちながら,慎重に登り続ける.
 丹沢ベース手前に差し掛かる頃,俊足のYDさんに追い抜かれる.私と,先頭のお二人やYDさんとの距離はだんだんと広がっていく.7時44分,雑事場ノ平を通過した時点では,私の前を行くお三方の後ろ姿は全く見えなくなっている.
 7時46分,見晴小屋を何気なく通過する.すると,上の方から,
 「おはようございます…」
と私に挨拶する人が居る.見晴茶屋のオーナーらしい男性である.私,恐縮して頭を下げながら通過する.
 これまで私は何百回(千回ぐらいになっているかな?)も大倉尾根を往復しているが,どういうわけか見晴小屋には立ち寄ったことがない.
 …ま,それはともかく,見晴階段に差し掛かる.例により定点観測の写真を撮る.坂の途中に何人かの登山者の後ろ姿が見えている.

<見晴階段>

■駒止茶屋
 見晴階段を登り切って,もみじ坂に差し掛かる.
 これまでのところ,今日の私の体調は決して悪くはない,ただ,どんなにユックリ歩いても汗が噴き出てくる.蒸し暑い気候なので,仮に停まっていても汗をかくに違いないので,汗をかかずに登るなど,この時期,到底不可能なことは分かっているが,やっぱり汗は気になる.私は意識してハイドレーションシステムを利用して,15分に1回ぐらいの割合で2〜3口ずつ水を飲む.
 坂の途中で,中年の男性が猛烈な勢いで私を追い抜いていく.汗をぼたぼた垂らしながら,ハアハアとした息遣いである.
 “若い人は無理が利いて羨ましいな…”
と思いながら彼を見送る.
 モミジ坂を見上げる.私の前を行く3人の姿は,全く見えなくなっている.
 8時04分,ようやく一本松に到着する.すでに大倉を歩き出してから1時間02分経過している.涼しいときなら駒止階段を登り終わる時間である.
 “これも安全第一…いいさ,いいさ,これでいいのだ!”
と自分を言い聞かせる.
 一本松を通過して平坦な道に入るところにベンチがある.ふと見ると,先ほど私を追い抜いていった男性がベンチで休憩を取っている.
 「とりあえず先にゆっくり行きます.また追い越して下さい…」
と挨拶して,そのまま駒止階段へ.
 駒止階段を慎重に登って,8時20分に駒止茶屋を通過する.大倉からの所要時間は1時間18分.やっぱり大分遅いがやむを得ない.

■堀山の尾根道からの富士山
 8時27分,富士山が良く見える場所に到着する.
 早速富士山の写真を撮る.今回は露出オーバーにならないように,まずは一番明るい空にカメラを向けて半押ししてから富士山の写真を撮る.たったこれだけのことで,結構富士山がよく写っている.
 今日の富士山は,山頂付近に怪しい雲が纏わり付いている.多分,地表付近は無風なので,富士山の岩肌沿いに四方から上昇気流が流れているんだろう.それが標高3,500メートル付近で雲になっている.さらにその上空(4,500メートルくらいかな)で吹いている北風によって,雲が北の方向に流れているんだろう.この北風は,多分太平洋高気圧の廻りを時計回りに吹いている風であろう…なんて,勝手に連想する.
 8時28分,堀山を通過して下り坂に入る,下り坂なので歩行速度を思いっきり速める.

<怪しい雲が掛かる富士山>

■小草平
 下り坂が終わって,小草平手前の登り坂に差し掛かる.私は意識的に歩行速度を落とす.ここの登り坂は大した勾配ではないが,その前の下り坂モードから,いきなり登り坂モードになるので,良い調子で登っていると途中でへばりそうになる,そんなこともあって,超ユックリペースに切り替えて登る.
 8時37分,小草平に到着する.相変わらず雲を巻いた富士山が見えている.堀山の家はまだ開店していない.
 私が写真など撮っていると,先ほどの男性が小草平に現れる.彼は小草平でも休憩を取るらしい.私はそのままマイペースで登り続ける.
 ここから花立山荘までの登り坂を楽に登り続けるコツは,小草平から,暫くの間,意識的にユックリ登って,身体を登り坂に合わせることだと,私は経験的に思っている.そんな経験則を尊重しながら,ユックリ,ユックリと登り続ける.

■萱場平
 どういう訳か私の前後に全く登山者の姿が見えない.先ほどの男性も私に追い付くことはなさそうである.
 標高が高くなるにつれて,幾分気温が下がっているらしく,何時の間にか,汗はほとんど引っ込んでいる.まいぺーすを守っていると,身体も楽だし,気分的にも余裕が出てくる.あちこちの風物を愛でながら登り続ける.
 8時56分,萱場平に到着する.
 定点観測用の写真を撮る.ベンチで登山客1人が休憩を取っている.
 ここまで来れば,あと一登りで花立山荘である.自ずから気合いが入る.
 “今日も元気で塔ノ岳まで登るぞ…”

<萱場平>

■長い登り坂
 萱場平の木道を通過する.直射日光で熱せられた萱場平はムッとするほどの蒸し暑さである.
 木道を通過して,ほんの僅かの長さだが水平道を歩く.この水平道を歩くのが実に楽しい.これまでの急坂登りで乱れ勝ちの呼吸を整え,足に貯まった疲労を,この水平道を歩いている間に整える.水平道が終わる頃には,
 “よお〜しっ…! 行くぞ!”
という気になる.
 私はこれまでと同じ速度で,萱場平からの坂道を登り続ける.
 木の階段を登り切ると,道幅が広い土の階段道になる.1段登るのに2歩必要なので,たまたま右足で階段を登ると,次の階段を登るのも右足になってしまう.それでは片方の足だけが余計に疲労してしまうので,適宜,足を入れ替えながら登り続ける.
 やがて階段道が終わって大岩手前のガレ場に差し掛かる.
 ふと前方を見ると,丹沢ベース手前で私を追い抜いていったYDさんが,私のすぐ前に居られる.
 「YDさん…どうされたんですか?」
と伺う.
 暑いときには,ユックリ行きましょうということで,とりあえずは先に行かせてもらう.

■後7分坂
 9時10分,後7分坂(花立階段)の登り口に到着する.
 ここからの富士山の眺めも最高である.少し雲が増しているが相変わらず富士山がうっすらと見えている.すかさず写真を撮るが,今度は余りよく撮れていない.
 すぐに階段を登り始める.ここまで来ると蒸し暑さもそれほどでもないので,まあ,まあ,の速度で階段を登る.
 階段を半分ほど登ったところで,後ろから人の気配を感じる.常連のMGさんである.
 「お先にどうぞ…」
でMGさんに先頭を譲る,
 NGさんは私たちが乗ったバスより1本後のバスで来られた筈である.それなのにこんなに早く追い付かれるとは…

<後7分坂登り口からの富士山>

■花立山荘
 9時17分,花立山荘に到着する.一足先に花立山荘に到着したMGさんがベンチで給水休憩を取っている.
 富士山はノボ完全に雲の中に隠れてしまった.山荘前のベンチで数名の登山客が休憩を取っている.
 今日の私は,後7分坂を,定刻の7分で登っている.なかなかいいぞ!
 でも,大倉からの所要時間は2時間15分.涼しければ2時間程度で登れるはず.とはいえ,小草平から花立山荘までノ所要時間は丁度40分,私の標準タイムである.
 …ということは,大倉から駒止茶屋までの蒸し暑いところを超ユックリ歩いたけれども,駒止茶屋から上は,何時もの速度で歩いていると言うことになる.…で,
 “…でも,この暑さで,15分程度の差なら上出来,上出来…!”
 自分で自分を勝手に慰める.
 「先に歩いています…」
とMGさんに挨拶して,そのまま登り続ける.

<花立山荘>

■花立山
 また富士山が見え始める.富士山の写真を撮りながら,9時27分,花立山山頂を通過する.
 ここで下山してくるチャンピョンとすれ違う.
 花立山山頂を少し通過したところで,下山途中のIIさんが休憩を取っている.挨拶をしていると,MGさんが追い付く.3人揃うのは奇遇なので,MGさんとIIさんのツーショットを撮らせて貰う.ただ,ブログには公開しない約束なので,ここでは披露することができない.
 IIさんに,
 「もう一度山頂まで登りましょう…」
と冗談を言う.
 「いや〜ぁ…! 早く氷水を飲みたいので,このまま降りますよ…」
 さもありなん.こんな蒸し暑い日に,また山頂まで登り返すなんて,正気の沙汰ではない.
 MGさんと一緒に登るパワーは私にはないので,
 「私,多分,山頂まで,後20分ぐらい掛かると思います…」
 「20分も掛かりますか…」
 「ここから金冷シまで5分,金冷シから山頂まで15分…で,20分ぐらいでしょう」
 「山頂で待っていますよ…」
 …ということで,MGさんには先に行ってもらう.そして,また,私の一人旅が続く.

<花立山から富士山を望む>

■ネコが登山している
 9時31分,金冷シを通過する.あと15分掛かるとして9時46分には塔ノ岳山頂に着く予定である.
 ところが,金冷シから最初の階段を登っている途中で,男性が階段に腰掛けて休憩を取っている.近付くと小さな犬を連れているようである.しかし,近付いて見るとネコ,ネコである.白黒の縞模様のネコである.なかなかの器量良しで未だ若そうである.
 ネコに会ったら先ず写真を撮るのが私の信条である.早速男性に,
 「可愛いネコですね…写真を撮らせて下さい…」
とお願いする.そして,しばしネコ談義.
 「こいつ,かなり臆病なんですよ…」
 俗に“犬は人に,ネコは家に懐く”と言われる.ネコも自分のテリトリ−の外に連れて来られたのでオドオドしているのかもしれない.
 いずれにしても,大変珍しい“ネコの登山”に遭遇するとは…大変ラッキーである.
 “今日はもう尊仏山荘のネコに会わなくても良いな”
と内心で思い始める.
 私は,男性にネコの写真をブログに掲載しても良いという了承を得てからお別れする.

<ネコが丹沢を登る>

■塔ノ岳山頂
 ネコ談義で少々時間が遅くなったが,9時50分,塔ノ岳山頂に到着する.山頂ポールの温度計では,山頂の気温は+27℃.殆ど無風.
 大倉からの所要時間は2時間48分.花立山荘からの所要時間は33分.丁度ネコ談義の時間だけ余計に掛かっている.少々さえない時間だが,熱射病を避けながらの安全登山なら,まあ,まあ,こんなところだろう.

<塔ノ岳山頂>

■塔ノ岳山頂からの眺望
 一息入れてから,塔ノ岳山頂からの景色を儀式としてデジカメに収める.
 相変わらず富士山が良く見えている.富士山の中腹に雲が棚引いているのが見える.山頂付近には相変わらず雲が纏わり付いている.
 上空の空に浮かぶ雲を眺めていると,何となく秋の風情を感じる.

<塔ノ岳山頂から富士山を望む>

■塔ノ岳山頂裏手で昼食
 山頂での一連の儀式を終えて,山頂裏手で待っているMGさんに合流する.そして,富士山を眺めながら,早めの昼食を撮る.
 この辺りはいくらか風が流れて涼しい(鎌倉の山中ほど涼しくはないが…).
 そうこうしている内に,先ほどのネコが飼い主に負んぶして貰いながら,私たちの前を通過して丹沢方面に向かっていく.
 私たちは,YDさんが山頂に到着するまで待つことにする.

<塔ノ岳山頂から少し裏手に回ったところから富士山を望む>

■3人が5人になって下山
 何時の間にかYDさんが山頂で休憩している.
 10時17分,3人揃って下山開始.たまたま,足が遅い私が先頭である.私は足が遅いので遠慮なく自分の経済速度で下山し続ける.それでも足が速いお二人に迷惑が掛かっているのではないかと絶えず気になる.
 10時37分,金冷シを通過する.そして,後7分坂に差し掛かる.「まあ,まあ,」の速度で階段を下る.階段の真ん中辺りで,中年カップルに追い付く.だれかと思ったらUMさんと常連の女性(ご免!お名前出てこない)である.これで合計5名のグループになる.
 後7分坂を下ってガレ場に入る.
 ガレ場の途中で,山旅スクール5期のTBさんとそのお仲間とすれ違う.さらに下って,今度はKIさん達お二人に追い付く.そして常連ばかり7名の大集団になって下山し続ける.
 何時の間にか,私は先頭のKIさんの後ろに付いている.そのまま下山し続ける.その内に7人のグループがバラケ始める.途中で,HNさん,STさんに追い付き,追い抜く.

■今日は氷水だ
 11時02分,堀山の家に到着する.
 ここでトコロテンを食べようかと迷う.先頭のKIさんは堀山の家に立ち寄るようである.
 後から,
 「今日は氷水が良いな…」
という声が聞こえる.
 “では,私も…”
ということで,氷水のある観音茶屋まで一気に飛ばす.
 先頭は私,自分勝手の速度で下り始める.後ろに誰か居る気配があるので,そのまま下山し続ける.
 11時35分,見晴小屋に到着.後ろを振り返るとUMさんお一人.後の方は置いてきてしまったらしい.
 「まあ,…いいや」
で,そのまま下山し続ける.頭の中は氷水だけ.
 途中で何人もの登山者を追い抜いて,11時48分,観音茶屋に到着する.
 「ここで途中下車しても,12時40分のバスには十分に間に合いますよ…」
ということで,二人揃って観音茶屋に入る.私は早速300円也の氷水を注文する.
 蒸し暑いこの時期,氷水が何よりのご馳走である.

<観音茶屋の氷水>

■賑やかな夕方
 氷水を飲み終わる頃,HNさん,MGさん,YDさん達が続々と観音茶屋に到着する.
 入れ代わりに,UMさんや私など先発組は,観音茶屋を出発する.そして,12時40分発のバスに間に合うように下山し続ける.
 12時18分,無事にバス停大倉に到着する.
 夕方,帰国中のジャカルタ駐在の長女の亭主が我が家を訪れる予定である.それまでに,何かと準備があるので,恒例の土曜日のお茶会は欠席して,真っ直ぐ小田原へ.小田原で東海道本線快速アクティに乗車,電車は8分ほど遅延して,14時04分に大船に到着する.バスを利用して14時30分に帰宅.
 夕方,長女次女一家が相次いで来訪.賑やかな夕食を楽しむ.
 22時頃お開き.
 早寝早起きをしている私には眠くて参った! でも慌ただしくも楽しい一日であった.

<ラップタイム>

 7:02  大倉歩き出し
 7:28  観音茶屋
 7:46  見晴茶屋
 8:20  駒止茶屋
 8:37  堀山の家
 9:17  花立山荘
 9:31  金冷シ
 9:50  塔ノ岳頂着(+27.0℃)
10:17     〃  発
10:28  金冷シ
10:37  花立山荘
11:02  堀山の家 
11:17  駒止茶屋
11:35  見晴茶屋
11:48  観音茶屋(12:00まで氷水休憩)
12:18  大倉着

 [山行記録]

■水平距離         7.0km(片道)

■累積登攀下降高度   1269m

■登攀所要時間(雑談時間を含む)
  大倉   発      7:02
  塔ノ岳  着       9:50
  (所要時間)   2 時間48分(2.80h)
  水平歩行速度    7.0km/2.80h=2.50m/h
  登攀速度      1,269m/2.80h=453.2m/h

■下降所要時間(休憩時間を含む)
  塔ノ岳  発      10:17
  大倉   着      12:18
  (所要時間)   2時間01分(2.02h)
  水平歩行速度   7.0km/2.02h=3.47km/h
  下降速度      1,269m/2.02h=628,2m/h
                                (おわり)

「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/baa6fb052af3ad6838ca2c53a059bc98
「丹沢の山旅」の次回の記事
(なし)

※誤字脱字転換ミスご容赦


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