<参加者と一緒に雪渓歩き>
[復刻版]アパチャ山登頂記;プロローグ(1);ツアーの概要と事前準備
(アルパインツアー)
2004年8月10日(火)〜17日(火)
2014年3月10日(月) 晴
復刻版開始
極々平凡な言い回しだが,この所,私は“光陰矢のごとし”を心底から実感している.
私は,今日から,復刻版アパチャ山登頂記を纏めようとしている.振り返って見ると,私がアルパインツアー社のアパチャ山ツアーに参加してから,もう10年近くの歳月が経っている.私の実感では,アパチャ山に登ったのは,つい3〜4年前のことのように思えるのだが…
年を取るとだんだんと時が経つのが速く感じられるようになると,どなたかが言っていたが,正にその通りだと思う.私が好むと好まないとにかかわらず歳月は超特急で過ぎ去っていく.そして,いつの日か…といってもそう長い歳月は残されていないと思うが,私も亡き父や母のもとに旅立つことになる.この最終の旅に出かけてしまえば,今,熱心に書き綴っているこのブログの記事も雲散霧消することになる.
“どうせ雲散霧消してしまうような記事なら,何も今更纏めることもあるまい…”
と,心の中のもう一人の私が愚痴をこぼす.
“確かにその通りだな…”
私も,半分は,この愚痴に賛成する.でも,だからといって何もせずに唯々諾々とその日暮らしをするのも癪である.唯々諾々の日々も無駄と言えば無駄である.どうせ無駄なら,少しでも興味のあることをしておいた方が楽しいではないか…
まあ,そんな気持ちもあって,当ブログには未掲載だったアパチャ山登頂記を再編集して復刻版として披露することにしよう.
…ま,愚痴はこの辺で終わりにして,早速,
〜〜アパチャ山登頂記の始まり,始まり〜〜
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<当時のまえがき>
※まずは2004年に書いた前書きを掲載することにしよう.
私は,俗称「湘南カラビナ隊」といわれる山好きの集まりに入っている1人である.もちろん,20歳代のうら若き女性も例外的にいるが,メンバーの殆どが中高年である.ご多分に漏れず,各種のサークル同様に,人数の点では,わが湘南カラビナ隊も,女性優位である(注1).
もともと,クラツリ横浜主宰の「山旅スクール」第5期の常連で,湘南地区に住んでいる連中が,メンバーの主体である.全員が無類の山好きである.こんな連中が,自然発生的に,何となく集まって,自主的に山行を計画,実施している.
私のブログは,このメンバーに山行に関連するデータや実体験を紹介し,経験を共有することを第一目的にしている.これまで,ニュージーランドのルートバーントレッキングと,ミルフォードサウンドトレッキングの記録を,このブログ(注2)で取り上げてきたが,今回はロシアのカムチャッカ半島に聳える「アパチャ山」へ登頂したときの記録を紹介することにしたい.
また,これを機会に,ブログのレイアウトを再び一新し,掲載記事の記述方法も変更したいと思っている.まだ,このブログで纏めておきたい山旅記録が沢山残っているので,今回の「アパチャ山登頂記」は,ごく簡潔に,数回のシリーズに纏め,引き続き,「キリマンジャロ山」「キナバル山」を初めとして,海外・国内の山旅を紹介するつもりでいる.
湘南カラビナ隊の各位をはじめ,このブログにアクセスしていただく皆様のご支援をお願いする次第である.
【注】
1.2014年現在,湘南カラビナ隊としての活動は自然消滅してしまった.
2.このブログではなくamebloのこと.
当時,私はamebloを主体にブログ記事を書いていた.
<ツアーの概要>
■ツアーの日程 2004年8月10日(火)〜8月17日(火)の8日間
■ツアー主宰:アルパインツアーサービス
■同行者:
14名(男性5名,女性9名), グループリーダー:2名(男性1人,女性1人)
■ツアー日程
第1日目(8/10):
新潟(集合)→ウラジオストク→ペトロバブロフスクカムチャッキー着
<ウラジオストクへ>
第2日目(8/11):
ペトロバブロフスクカムチャッキー→アパチャ山麓
<頑丈な車で移動>
第3日目(8/12):
アパチャ山麓滞在・アパチャ山登頂
<アパチャ山の雄姿>
第4日目(8/13):
アパチャ山麓滞在(登頂予備日・ハイキング)
<アパチャ山山麓ハイキング>
第5日目(8/14):
アパチャ山麓→バチェカズェッツ山麓→パラトゥンガ温泉郷
<素晴らしい風景>
第6日目(8/15):
パラトゥンガ温泉郷→ヒーストラヤ川(川下り)→パラトゥンガ温泉郷
<川下りとフィッシング>
第7日目(8/16):
ペトロパブロフスカムチャッキー市内観光→パラトゥンガ温泉郷
<市内観光とクルーズ>
第8日目(8/17):
パラトゥンガ温泉郷→ペトロパブロフスカムチャッキー→ウラジオストク→新潟(解散)
<無事帰国>
(つづく)
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アパチャ山登頂記;プロローグ(1);ツアーの概要と事前準備
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