[復刻版]
ルアペフ山・タラナキ山登頂記:エピローグはプロローグ
(山旅スクール5期同窓生)
2006年1月27日(金)〜2月4日(土)
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/253b1160b84a3146d961ed72d5359eca
(2006年現在の記事)
昨年来(2005年),私達湘南カラビナ隊メンバーが待ちに待ったニュージーランド北島の旅は成功裏に終了した.懐かしいニュージーランドの風景が,もう旅を終えて1ヶ月を過ぎるのに,まだ,脳裏に焼き付いている.
振り返ってみると,湘南地区に住む山旅スクール5期生有志が自然発生的に集まって旅を楽しむようになってから,かれこれ2年ほどの歳月が流れている.そして,何時の日からか,私達のグループの愛称が「湘南カラビナ隊」として根付くようになってきた.
「カラビナ」といっても,特段に岩山を目指しているわけではない.また,しっかりした組織があるわけでない.ただ,山へ行きたいという共通の思いを持つ中高年が,一緒に山へ行っているだけである.それでも,参加者全員が,それなりに山旅スクールで学習した地図読みや,基本的な歩行技術を,少しばかり身につけていることは確かである.
活動し始めてから今まで,鎌倉散策から始まって,近場の山を自主山行で楽しむだけでなく,海外にも足を伸ばすようになってきた.
海外では,昨年春にニュージーランド南島のルートバーントラック(注1)に参加したのが,グループとしての初めての経験であった.その後,アルパインツアー社に依頼してモンブラン山の登頂も行った(注2).これらの山行記録は,すでにこのブログで紹介済みである。また,この3月,一部の仲間が,某社主宰のキナバル山登頂に参画している(注3). さらに,今年の7月には,モンブラン登頂組を主体として,ユングフラウ登頂の計画を立案中である(注4).
また,来年の夏には,今回お世話になったS添乗員の案内で,カナダのバンフ地方のトレッキングを計画中である.
私達の旅では,エピローグが常に次の旅のプロローグになっている.
今回のルアペフ山・タラナキ山登頂記が,私達にグループの更なる発展に視することが出来れば,当ブログの筆者として望外の幸いである.
2014年3月6日(木)
私は,念願であったルアペフ・タラナキ山登頂記録復刻版の整理をやっと終えることができた.今の私の胸につかえているいくつかの気掛かりなことの一つが,この復刻版を作成することであった.今日,ようやく最終回を迎えることができたのは,私にとって望外の幸いである.今後,補足資料などを幾つか追加して,このシリーズの復刻作業を終える予定である.
思い起こせば,今回取り上げたルアペフ山・タラナキ山に登ったのは,もう8年も前のことである.俗に10年一昔と言うが,正に一昔と言えるほど茫々の昔物語だったのだ.それにもかかわらず,あのときのことをつい昨日のことのように鮮明に思い出すことができる.
とはいえ,8年という歳月は短いようで長い.あの頃元気一杯だった同行のメンバーもそれぞれ年輪を重ねている間に,登山ら遠ざかってしまった方々が沢山居られる.これも致し方ないことである.
かく言う私にも,8年の間に随分と色々なことがあった.まず第一に,この記事の初版を書いていた頃は,まだ現役の社会人であった.それに今より随分と積極的にあちらこちらの山へ単独でも出かけていた.その頃の記録や写真が未だに手つかずのまま放置されたままになっている.これらの資料をなるべく早くブログに纏めておこうと焦り始めている.
今回,この記事を纏めているうちに,モンブラン登頂記やキナバル山登頂記が,このブログに掲載されていないことに初めて気が付く.モンブランやキナバル山登頂は私の山遍歴の中でもエポックメーキングな出来事だったので,これらの記事を最優先でこのブログに収録したいなと思っている.
さらには,今年の夏,海外のどこかの山へ行くつもりで,現在資料収集を進めている.もしこれが実現すれば,またその結果をこのブログで紹介する積もりである.
正に一つの山行のエピローグは,新たな旅立ちのプロローグでもある.
【注】
1)ルートバーントラック(アルパインツアーに依頼)
詳細は下記のブログ参照(目次が整備されていないので,再整理を検討中).
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6489bee6404e39781c5fd514e3032e73
2)モンブラン登頂記(アルパインツアーに依頼)
詳細は下記のブログ参照(目次が整備されていないので,再整理を検討中)
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8ef359930d6132813888d337b672cefb
※この記事は読みにくいので,近々再編集する予定.
3)キナバル登頂記(アトラスとレック)
http://ameblo.jp/flower-hill/theme7-10000418552.html#main
※gooブログへの移植を終えていないので,近々,このブログ上で再整備する予定)
4)メンヒユングフラウ登頂記(アルパインツアーSガイド企画ツアー)
http://ameblo.jp/flower-hill/theme-10002323947.html
※gooブログへの移植を終えていないので,近々,このブログ上で再整備する予定)
(完)
次の記事 ↓
(補足資料を編集中)
「目次および索引」
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/d996df350dfe6787b53d2ff458cb0014
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ルアペフ山・タラナキ山登頂記:エピローグはプロローグ
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