<オークランド空港>
[復刻版]
ルアペフ山・タラナキ山登頂記:第9目(1):帰国(1)
(山旅スクール5期同窓生)
2006年1月27日(金)〜2月4日(土)
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第9日目;2006年2月4日(土) 曇
オークランド空港を離陸
<オークランド空港へ>
■ホテルをチェックアウト
いよいよ,今日は帰国の日である.
例によって,早朝,3時頃目が覚める.もう一度眠ろうとするが,目が冴えてしまい,どうにもならない.仕方なく,毛布を頭から被って,ヘッドランプの光を頼りに,昨日の資料を整理する.その内に,何時とはなしにウトウトとする.
5時30分,モーニングコールの電話が鳴る.
すぐに起床して,身支度を整える.
6時23分,定刻8分前に,荷物を廊下に出して,ロビーへ降りる.ロビーには,もう,ほぼ全員が揃っている.それぞれの部屋の鍵をツアーリーダーのSさんに手渡す.Sさんがまとめてチェックアウトの手続きをする.
<早朝の記録>
■バイキング形式の朝食
6時30分,レストランで朝食を摂る.
例によってバイキング形式である.このレストランには和食があるので大助かりである.ごはんに味噌汁,ゆで卵,トマト,ポテトフライ,ヨーグルトなどで,朝食を済ませる.
<ホテルの朝食>
■オークランド空港に到着
6時59分9,送迎バスに乗車する.
すぐ発車.大きくて立派なバスである.今日は,土曜日なので,道路は空いている.
7時26分,空港に到着する.
搭乗手続きをするまでに少し時間がある.
酋長さんが,
「乗る前に身体検査があるんでしょう・・・?」
と奇妙なことを言い出す.
セキュリティチェックは,確かに身体検査には違いないが,何となく,健康診断を連想して,ちぐはぐな気持ちになる.一同,
「身体検査ですか」
といって笑い出す.
<さよならニュージーランド>
■出国手続き
8時19分,長い列を待ちながら,やっと出国手続きを済ませる.
草臥れきった顔をした若い男性の検査官が,無表情の顔で,ポンとパスポートを返してよこす.
8時24分,全員が一旦集まって,暫くの間,自由行動となる.ポケットを探るとニュージーランドドルの小銭が少し残っている.
その辺りの土産屋を覗いて,残った小銭で買えるものはないか探し回る.そして,柄にニュージーランドと書いた小さな栓抜きがピッタリのお値段で買えそうである.今更,栓抜きなど要らないが,ジャラジャラと小銭を日本に持ち帰っても仕方がない.
8時54分,関空へ向かうTさんと,お別れする.
待合室が混雑し始める.沢山の日本人が集まっている.某旅行社の大きな団体も居る.沢山の日本人を見ると,うざいような,ホッとしたような気分になる.
■離陸
9時29分,飛行機に搭乗する.
不幸にも私は窓側の席になってしまった.しかも,主翼の上なので,あまり眺望もない.私の隣にはビアンコ夫妻が座る.通路を挟んで酋長さん,スケルトンさんの順に座っている.ドッジ夫妻は私とは反対側の1列前に座っている.
9時47分,私達を乗せた飛行機は,駐機場から動き出す.
10時02分,離陸する.
すぐに水平飛行に入る.
<機内で日記を書き続ける>
■機内食
10時57分,昼食の機内食が配られる.ビーフと白身の魚からのチョイスである.機内食の詳細を記述するのは飽きてしまったので止めるが,それなりに美味しい食事である.
私は迷わずに白身の魚を選ぶ.飲み物はキューイワインを所望する.飲み物は日本茶を貰う.少し色が付いているだけで,お茶の味は全くしない代物である.どうも不味いお茶だけでは治まらないので,次に紅茶を所望する.こちらはまあまあの味である.
興味本位と退屈しのぎのために,持参した醤油を,紅茶に数滴垂らしてみる.これが意外に美味しい.醤油の風味が利いて,とてもコクのある紅茶に変身したようである.面白いので,今度はコーヒーを貰って,これにも数滴の醤油を垂らしてみる.
コーヒーも醤油の風味が増して美味しくなったような気がしてくる.
食事が終わると,すぐに退屈する.
<機内食(ワイン)>
<機内食(白身の魚)>
■映画を楽しむ
12時13分,私はリュックを開けて,ニュープリマスのスーパーで買った「ぬ」の字の煎餅のようなお菓子を,一同にお裾分けする.
スチュワーデスが回ってきて,窓のブラインドを下ろすように手真似を交えていう.私は,言われたとおりに,ブラインドを下ろす.機内は少し暗くなり,落ち着いた雰囲気になる.
スクリーンでは「解決ゾロ」を上映している.何となくスクリーンに引きずられて,途中から終わりまで見てしまう.
<「ぬ」字のような菓子は左下の袋に入っている>
(つづく)
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(編集中)
「目次および索引」
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ルアペフ山・タラナキ山登頂記:第9目(1):帰国(1)
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