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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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秋晴れの鎌倉;台峯緑地・北鎌倉・葛原岡神社・源氏山公園・梶原周遊(前編)

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               <台峯の展望台から六国見山を望む>

   秋晴れの鎌倉;台峯緑地・北鎌倉・葛原岡神社・源氏山公園・梶原周遊(前編)
                (独り散策)
            2020年9月29日(火) 晴
<ルート地図>


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<鎌倉中央公園から山崎小学校正門前へ>

■秋深まる公園から歩き出す
 コロナ騒動がなければ、今日は私が所属する某グループの散策日だった筈。残念。
 そこで、毎度の生活パターンだが、今日も、何時ものように、午後から独り散策に出掛けることにする。鎌倉には沢山ハイキングコースがあるよといっても、午後からせいぜい2~3時間しかとれないお散歩の時間内で歩ける場所はそう沢山あるわけでもない。コロナ騒動以来数ヶ月にわたって、毎日歩いていると、どうしてもコースがマンネリ化してしまう。
 今日も、13時12分、何時ものように出発点の鎌倉中央公園清水塚口で、さて今日はどこを廻ろうかと歩く前から迷う・・・が、結局は惰性で鎌倉中央公園内を歩き始める。今日は幾分気温が低いためか、バス停鎌倉中央公園付近にはほとんど人が居ない。
 周囲の木々は、心なしか少し紅葉し始めたような感じがする。

<バス停鎌倉中央公園付近>

■美しいモミジ
 上池の畔から下池へ向かう。
 空を見上げると、ほんのちょっぴり緑が薄くなったモミジの葉が実に美しい。
 ”これはいいなあ~”
と思いながら、空を見上げた写真を撮る。
 13時20分、山崎口から公園の外に出る。

<モミジのトンネル>

■薬師堂跡
 山崎の集落を通って、13時27分、薬師堂跡に到着する。私は、花の名前が苦手、いくら教えて貰っても、頭に入らない。それも私が馬鹿だから仕方がないが、それでも花の名前を間違えたら恥ずかしいので、ここでは単に「黄色い花」と呼ぶことにするが、この1~2週間、私の目を楽しませてくれる。
 薬師堂跡の三叉路を右折して、ごく緩やかな上り坂に入る。

<薬師堂跡>

■山崎小学校正門前を通過
 13時34分、山崎小学校正門前を通過する。
 正門前からほんの20~30メートル先へ進んで峠を越える。峠をほんの少し下ったところにある三叉路を右折する。右折すると左手に神明神社の社殿が見える。
 運動場沿いの急坂を登る。

<右折して運動場沿いの坂道に入る>

<台峯緑地の尾根道>

■長閑な尾根道
 13時36分、舗装道路が途絶えて、土道に入る。途端に周囲の雰囲気が変わる。ここから先は緩やかな上り勾配の尾根道になる。尾根の幅が広く、周囲は自然の雑木林が続く。杉林のように薄暗い印象は全くなく気分最高。この尾根は毎日でも歩きたくなるほど魅力的である。
 歩いている間、誰にも会わない。

<長閑な尾根道を行く>

■夏草が繁茂する広場
 13時43分、尾根の広場に到着する。ここはもともと畠があった場所。今は夏草が繁茂していて、広場に入る気がしないが、冬から翌年の4月頃までは、日光浴しながらのんびり過ごすのに最適な場所である。

<夏草が繁茂する尾根の広場>

■子どもの遊び場
 広場を過ぎると、上り勾配が少しきつくなる。
 坂の途中に大きな倒木がある。どうやらここは子どもたちの格好な遊び場になっているらしく、枯れ枝の屋根らしいものが作られている。自分の幼少時代を連想しながら通過する。 

<大きな倒木>

■大桜
 急坂を登り切ると、大きな山桜の木がある。ここから先はほぼ水平かまたは緩やかな上り勾配の道になる。
 この辺りは広々とした空間が広がっていて、実に気分が良いところである。

<大桜>

■横浜遠望
 大桜の近くから横浜方面の展望が開ける。
 横浜には土地勘がないので、どこを見ているのか定かではないが、山の向こうに見えている白い建物や遠くにある大きな建物は一体何なんだろうか?

<横浜遠望>

<眺望を楽しむ>

■丹沢の山脈
 13時50分、北鎌倉女子学園グラウンド上に到着する。
 快晴ならばここから富士山も見えるが、今日は残念ながら富士山は雲の中。ただ、正面には丹沢の山脈がボンヤリながら見えている。
 ”何時までも、コロナ、コロナばかり言っていないで、丹沢に復帰しなければ・・・”
と丹沢を眺めながら、心の中で焦り始める。

<丹沢遠望>

■台峯の展望台
 13時53分、台峯の展望台に到着する。
 展望台登り口に「スズメバチが居るので注意」という注意書きが張ってある。
 用心しながら、展望台へ。

<台峯の展望台に到着>

■六国見山を望む
 展望台から鎌倉の秀峰、六国見山を望む(冒頭の写真参照)。
 ここからの眺望は、相変わらず素晴らしい。ここで1分ほど展望休憩を取ったあと、往路を北鎌倉女子学園グラウンド上まで引き返す。

<六国見山を望む>

■台峯緑地から住宅地へ
 14時00分、台峯緑地から外に出て、住宅地内の道路に入る。
 前方には六国見山の山裾が見えている。

<台峯緑地から外へ>

<北鎌倉駅へ>

■大きな桜の木と銀杏の木
 土道が舗装道路に変わる。相変わらず急な下り坂が続く。やがて、北鎌倉女子学園キャンパス沿いの道になる。
 急な下り坂が突き当たりになって右折する。その手前に大きな桜の老木と銀杏の木がある。秋が深まるとこの銀杏の木が見事に紅葉する。その時期が近づくと、私はその紅葉が見たくなり、毎日のようにこの辺りを散策するようになる。多分、11月末から12月初め頃、見頃になるのではないかと思う。今から楽しみである。

<桜の老木と銀杏の木>

■六国見山が間近だ
 道なりに沿って右折する。進行方向左手の眺望が開ける。
 六国見山が、先ほど台峯の展望台から見ていたときよりも目の前に迫るように見えている。山麓には円覚寺の塔頭や北鎌倉の住宅地が見えている。

<六国見山が大きく見える>

■北鎌倉の稲荷大明神
 下り坂の途中から右折して、道幅が狭い路地に入る。この路地は住宅地内を曲がりくねりながら、北鎌倉駅方面へ通じている。
 14時14分、北鎌倉の稲荷大明神に到着する。立派な明神鳥居の奥に、やや小さめな社殿が建っている。社殿前に立つ一対の灯籠がなかなか良いなと思う。
 狭い境内で、あちこち眺めていると、近所の通行人が、ちょっと怪訝そうな顔をして神社の前と通過していく。

<北鎌倉の稲荷大明神>

■趣のある路地
 道幅が狭い路地は、稲荷大明神から先も続いている。至って静かな通りである。
 ”ああ、良いな・・・”
 正に癒やしの小径である。

<狭い路地を歩く>

■北鎌倉駅
 14時16分、路地は北鎌倉駅前で鎌倉街道と合流して終わりになる。
 北鎌倉駅前には観光客がチラホラ。横須賀線の下り電車が到着すると、狭い駅前は観光客で混雑する。
 私は、北鎌倉駅には立ち寄らずに、駅前交番の脇から、鎌倉街道の裏道を通って、浄智寺方面へ向かうつもりである。

<北鎌倉駅前>
                          (後編に続く)
後編の記事
  ↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/76c70a447fa3b0eb4c79e0615516bd14

「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/a5b57c392b870041127cd52d22153f74

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