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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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炎暑の鎌倉;亀山・萩郷・鎌倉山・御嶽大伸・月影地蔵・梶原周遊(前編)

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                <鎌倉山から江ノ島方面を望む>
 
      炎暑の鎌倉;亀山・萩郷・鎌倉山・御嶽大伸・月影地蔵・梶原周遊(前編)
               (単独ウォーキング)
             2020年8月25日(火)  晴・猛暑
<ルート地図>


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<まずは深沢へ>

■大慶寺
 今日も残暑が厳しいが,毎日,定番の大船駅往復ばかりではさすがに飽きる.そこで今日は鎌倉の南方面をでたらめ歩きしてみようかと思う.そこで冷たい水をテルモスに入れて,13時12分,鎌倉中央公園清水塚口から歩き出す.
 まずは深沢方面に向かって丸山の住宅地内の坂道を下る>
 13時23分,大慶寺に到着する.ここは臨済宗円覚寺の末寺で関東十刹の一つに数えられる名刹である.茅葺きの山門脇の掲示板には,瀬戸内寂聴さんのことばが掲示されている.因果応報を説いた言葉である.私はなるほどと思いながら,瀬戸内寂聴さんの言葉を写真に収める.

<大慶寺の掲示板>

■等覚寺
 次いで,13時27分,等覚寺に到着する.ここは梶原景時ゆかりの真言宗の寺.山門の前で軽く会釈をして通過する.
 13時30分,信号深沢小学校入口で藤沢鎌倉道を横断し,13時33分,相鉄ローゼン脇の三叉路を左折する.   

<等覚寺>

<萩郷住宅地を経由して鎌倉山へ>

■亀山
 13時35分,亀山に到着する.当ブログでは毎度お馴染みの山である.今回の写真は手ぶれしたのか大分ぼけてしまったが,まあいいかで収録することにする.山頂に大きな慰労塔が立っているのが見える.

<亀山>

■野趣豊がな砂利道
 やがて鋪装道路が途絶えて山裾をくねくねと曲がる砂利道に入る.進行方向左手は農家風の家が連なり,右手は田畑が続く.
 13時43分,萩郷住宅地入口の十字路に到着する.3方向に枝分かれする道は何処を通っても鎌倉山の一角まで登ることができる.左手の道を上れば夫婦池公園へ,一番右手の細い道を上れば,鎌倉教養センターの裏手を抜けて湘南モノレールのトンネル上で鎌倉山に到着する.そのほかにも萩郷住宅地内の坂道を登っても鎌倉山ロータリー付近に登ることができる.
 ”さて,どうしよう・・・?”
 私は給水休憩をとりながら大いに迷う.

<笛田の谷戸の田園地帯>

<鎌倉山縦走>

■萩郷住宅地から鎌倉山へ
 結局,萩郷団地の坂道を登る.かなり長い坂道である.アスファルトの照り返しが肌に突き刺さるような漢字でジリジリと暑い.
 住宅地内の坂道を登り切って,13時56分、鎌倉山ロータリー近くで鎌倉山の尾根道に到着する.ここからはさくら通の裏道を尾根沿いに歩くことにする.
 程なく進行方向左手の展望が開ける.前方には六国見山がみえている.手前の住宅地はつい先ほど登ってきた萩郷住宅地である.私が今日歩き出した鎌倉中央公園清水塚口は六国見山の手前の尾根に位置している.

<六国見山遠望>

■竹林の路地
 引き続き桜通に平行している細い道を歩き続ける.やがて少し急な上り坂になる.進行方向右手は立派な住宅が建ち並ぶ.左手は谷側.谷沿いに広大な敷地の住宅とその先は竹林が続く.薄暗くてちょっと不気味な感じがするところだ.

<竹林沿いの道>

■ローストビーフ鎌倉山
 14時03分,ローストビーフ鎌倉山の前に到着する.
 私ごとき,どた靴を履いてウロウロあるきまわる人間には無縁の高級レストランである.ちょっと羨ましい気分のまま通過する.

<ローストビーフ鎌倉山>

■常磐緑地を見下ろす
 ローストビーフ鎌倉山の駐車場から常磐緑地方面の展望が開ける.その先にみえている山が六国見山である.
 常磐緑地は閑静な山だったが,最近,馬が入ってきて,山道がすっかり荒れてしまった.どうして鎌倉の山の中を馬があるこのか分からないが,だんだんと山が荒れてくるのが,なんとも痛ましい.

<常磐緑地と六国見山を望む>

■夫婦池公園鎌倉山入口
 道なりに歩くと,進行方向右手の眺望が開ける.残念ながら金網の柵が設置されていて,展望を十分に楽しむことはできないが,金網の間にデジカメのレンズを当てて周囲の風景を撮る(冒頭の写真).
 やがて砂利道は民家に突き当たって終わりになる.突き当たりの右手にある数十段の階段を降りると桜尾通りである.さくら通を左にまがる.
 さくら通りを100メートルほど歩いて,14時12分,夫婦池公園鎌倉山口に到着する.ここには鎌倉山碑が立っている.暫時,給水休憩.

<夫婦池公園鎌倉山口>

■静かな砂利道
 約2分の休憩を終えて,さくら通りの裏道に入る.すぐに砂利道になる.砂利道の両側には大きな敷地の住宅が並んでいる.何となく軽井沢の別荘地に似た雰囲気の静かな道である.

<閑静な砂利道>

<鎌倉山神社から陣鐘山へ>

■鎌倉山神社
 砂利道は間もなくさくら通りに突き当たって終わりになる.左折してさくら通りに入る.次の十字路を右折してさくら通りにほぼ平行する裏通りに突き当たる.ここで少々迷う,右折して広町緑地方面へ向かうか,それとも左折して陣鐘山方面へ向かうかである.
 迷った末,結局は時間が押しているので,左折して鎌倉山神社方面へ向かうことにする.
 14時27分,鎌倉山神社に到着する.ここでも無精して,鳥居の前でちょっと頭を下げただけで通過する.

<鎌倉山神社>

■江ノ島方面遠望
 鎌倉山付近から右手に七里ヶ浜方面の展望が開ける.右手奥に江ノ島が見えている.眼下に見えている住宅地が七里ヶ浜住宅地である.

<七里ヶ浜と江ノ島の眺望>

<陣鐘山>

■材木座・名越方面の展望
 14時38分,鎌倉山の東側突き当たりに到着する.自動車で入れるのはここまで.ここから先は土道で陣鐘山の尾根道になる.
 突き当たりから名越,材木座,逗子ハイランド方面の眺望が開ける.鎌倉市内でも眺望の良さでは屈指のところだと思う.

<名越方面の展望>

■草深い尾根道
 さて,ここからは陣鐘山の尾根沿いの山道である.まずは防虫剤を体の要所要所に吹き付けてから山道に入る.山道の両側には足下が見えにくくなるほど夏草が繁茂していて,ちょっと嫌な感じである.足下は良く乾いていて歩きやすい.見えにくい足下に注意しながら,ひたすら歩き続ける.
 なお陣鐘山は,新田義貞が鎌倉攻めときに,この山の山頂で鐘を叩いて兵士を鼓舞したという伝説から付けられた名前だと聞いている.

<陣鐘山の尾根道>

■ありゃ~ぁ・・・通行止め
 14時42分,尾根の十字路に到着する.このまま直進すれば,日蓮袈裟懸けの松辺りで海の近くに下山できる.ところが,この先は崖崩れがあったらしく,通行止めになっている.
 私はもともとここから月影地蔵方面に下山するつもりだったので,特段のガッカリ感はないが,通行止めとなるとちょっと残念だ.

<崖崩れで通行止め>
                                  (後編に続く)
後編の記事
  ↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/29d3d850293b2ca9dfc0e4d90d75af2f

「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/808458a801ca6f7ad53b9b35501c005e

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