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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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なかなか梅雨が明けない鎌倉;笛田公園・琵琶苑・子守神社・源氏山縦走(前編)

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               <鎌倉山動物病院近くから藤沢方面を望む>

     なかなか梅雨が明けない鎌倉;笛田公園・琵琶苑・子守神社・源氏山縦走(前編)
                (独りウォーキング)
              2020年7月29日(水) 曇
<ルート地図>


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<深沢から笛田の谷戸へ>

■鎌倉中央公園清水塚口から歩き出す
 今日もどんよりとした天気が終日続いた.幸いなことに鎌倉では雨にはならなかったが,最上川周辺で大洪水になっているようで何とも気掛かりである.今年は,日本中がコロナ騒ぎと水害で大変な年になっている.このまま梅雨が長引いて,”やませ”が吹いて米不足になるのではないかと心配である.
 実は”go to トラブル(間違えた.トラベル)の”お上”のご方針に従って,昨日から2泊3日の予定で,北アルプス室堂付近の散策に出かけるつもりだったが,不気味なコロナ保菌者の増大と”年配者はなるべく外出しないで”との去る方面からの忠告との板挟みになった.そこで”御身大切”ということで,北アルプス行きは中止した.どうやら信越方面の天候もずっと思わしくなかったようで,中止は正解だったようだ.
 今日も午前中は頭の体操で費やしたが,午後からはお散歩に出かける.北アルプス行きを止めた代償とまでは行かないが,せめて一万歩ぐらいは歩いておきたいなと思いながら,13時02分,定番の鎌倉中央公園清水塚口から歩き出す.
 今回は,琵琶苑近くにある子守神社だけは絶対に参拝しようと思っている.

■深沢から亀山へ
 大平山丸山住宅地内の道を深沢方面へ向かう.なだらかな下り坂が続く.
 13時13分,大慶寺を通過.
 13時16分,等覚寺を通過.
 13時19分,深沢小学校正門前を通過して,13時23分,信号深沢小学校入口を渡って,笛田の谷戸方面へ向かう.相鉄ローゼンの脇を通り抜けて.13時25分,鎌倉で一番低い山の亀山に到着する.山の登り口から10段ばかりの階段を登ると山頂である.山頂には大きな慰霊塔が立っている.
 下の写真が亀山の全景である.山頂の慰霊塔もしっかり写っている.

<亀山全景>

■笛田の田園地帯
 つづいて笛田の田園地帯を南へ向けて歩く.田植えが終わった田んぼが美しい.上空を分厚い雨雲が一面に覆っているが,涼しいのが何よりだ・・・と,負け惜しみを言っておこう.
 左右に曲がりくねった土道が続く.進行方向左手は敷地面積が大きい民家が続く.右手は主に田園である.

<笛田の田園地帯>

<笛田公園沿いの道>

■萩郷住宅地入口を通過
 砂利道の両側に民家が並ぶ路地を抜けて,13時34分,萩郷住宅地入口の三叉路に到着する.何時もこの三叉路でどっちへ曲がろうかと迷うが,今回は琵琶苑の住宅地へ向かうつもりなので迷わずに左折する.

<笛田の谷戸の砂利道;ここを通り抜けると萩郷団地入口に到着>

■笛田公園分岐
 緩やかな登り坂になる.
 13時36分,仏行寺入口を通過する.続いて,13時38分,三嶋神社参道入口に到着する.参道入口から90段の長い石段を登らないと社殿に到着しない.とてもではないが長い階段を登るのはシンドイので参拝は止めておく.
 13時38分,「笛田公園200m」の案内杭が立っている三叉路を左折する.ここからは歩道道路ながらきつい登り坂になる.

<笛田公園への分岐>

■笛田公園外周道路
 13時40分,笛田公園外周道路にさしかかる.やがて長い階段道になる.階段を登るにつれて視界がだんだんと開けてくる.
 階段道の右手一体は,10年ほど前に宅地開発工事が進んでいたが環境問題で頓挫した.数年の間,その跡地は見るに堪えない状態だったが,今は傷跡を覆うほど一面に樹木が繁茂している.

<笛田公園外周道路>

■笛田公園に到着
 13時40分,笛田公園入口に到着する.進行方向左手に運動場が見えている.その先に常盤緑地の一角が見えている.

<笛田公園入口>

■木の板で覆われた排水路の砂利道
 砂利道になる.木の板で覆われた排水溝が珍しい.登り坂が連続する.この坂道を登ると鎌倉山の尾根である.坂を登るにつれて進行方向右手の眺望が開ける.

<大きな板で覆われた排水溝のある砂利道>

<素晴らしい展望を楽しむ>

■藤沢方面に展望
 砂利道を登りきると,道は左右に枝分かれする.右手の道は鎌倉山動物病院を経由してしのぶ塚方面へ,左手に曲がるとさくら通りに出られる.
 とりあえずは分岐近くで展望を楽しむ.スッキリ晴れていれば,ここから丹沢や富士山の展望が楽しめるはずだが,今日は残念.

<藤沢方面の展望>

■琵琶苑方面の展望
 三叉路を左手へ回り込む.今度は左手の展望が開ける.近くに琵琶苑の住宅地が広がっている.その先には大仏ハイキングコースのある尾根と常盤緑地の一端が見えている.

<琵琶苑方面の展望>

■横浜方面の展望
 視線を左に振ると,遠く横浜方面の眺望が開ける.遠く霞んでビル群が見えているが,一体,どこだろう? ミナトミライ地区かな?
 手前にべったりと見えている大きな住宅地は,多分,大平山・丸山方面の住宅地だろう.

<横浜方面遠望>

■常盤緑地
 ちょっと望遠風に.
 手前に見えている山並みは常盤緑地.右手の高い山は桔梗山かな? その左が峰山? 多分・・・
 眼下の住宅地は琵琶苑住宅地だと思う.

<常盤緑地を眺める>

<琵琶苑住宅地へ>

■さくら踊りへ
 ミンミン蝉の啼き声を聞きながら,13時50分,さくら通りに突き当たる.突き当たりを左折して,大曲する下り坂を歩く.右手には最近耕作を放棄した畑跡が広がっている.

<畑跡>

■閑静な琵琶苑住宅地
 13時55分,バス停笛田近くの三叉路を右折して琵琶苑住宅地へ.区画整理がきれいに出来ている素晴らしい住宅地である.この道を突き当たりまで真っ直ぐ歩く.



<琵琶苑住宅地>

<子守神社>

■不気味な階段道
 突き当たりを左折する.直ぐに三叉路へ,右折すると行き止まりになっている.行き止まりを気にせずに進むと,舗装道路は行き止まりになる.
 その先に人一人通れるぐらいの下り石段が続いている.鬱蒼とした茂みの中,長い長い下り坂の階段が続く.ちょっと怖い感じがするが,構わずこの階段を下り続ける.

<突き当たりの細い階段道に入る>

■子守神社(蔵王社)に到着
 14時04分,子守神社(蔵王社)に到着する.ここを訪れるのは10数年ぶりである.数段の石段を登って社殿前に到着する.
 『かまくら子ども風土記』(P.279)によると,この神社は昭和21年(1946年)に建立された.祭神は子守大神.本社は奈良吉野の水分(みくまり)神社である.

<子守神社>

■境内社の祠など
 拝殿に向かって右側の平地に境内社と思われる祠と石塔が祀られている.

<祠と石塔>

■立派な鳥居
 子守神社から再び階段道を下り始める.階段を下り終えたところに立派な明神鳥居が立っている.「子守神社」と刻字された扁額が鳥居の真ん中に取り付けられている.

<子守神社の立派な鳥居>                             
                          (後編の記事へ続く)
後編の記事
  ↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/362845d17c3336644bba492376acecf4

「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/2996a7187fb52b05fbd816b9a850bd99

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