<六国見山富士塚から鎌倉方面を望む>
少々蒸し暑い鎌倉;六国見山森林公園・建長寺裏山・十王岩・鶴岡八幡宮縦走(前編)
(独り軽登山)
2020年7月22日(水) 曇
<ルート地図>
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<途中までは定番コース>
■久々に雨の心配なし
このところほぼ毎日が雨で,長い梅雨が一向に明ける気配がない.天気予報では,今日の日中は曇り空ながら雨の心配はないというので,私は午後から少し遠出をしてみようかなと思う.どこを廻ろうかと迷った末に,最近やっと一部通行可能になった天園ハイキングコースを歩いてみようと思う.でも,それだけでは少々物足りないので,そこに六国見山のお散歩登山を付け加えることにした.
午前中は何時ものようにちょっとしたお勉強.そして午後いよいよお散歩だ.天気予報では今日は曇りながら湿度が高いので熱中症に注意とのことなので,首掛けの小型扇風機と息の通りの良いマスクを用意する.それにこの時期防虫剤も必須である.靴は? まあ鎌倉の山なので普通の運動靴まかいのもので良かろう・・・ということで,12時57分,いつものように鎌倉中央公園清水塚口から歩き始める.
■光照寺前を通過
少し道草をしながら鎌倉中央公園を通り抜けて,13時04分,山崎口から公園の外へ.途中,どこかの保育園児のお散歩とすれ違う.数名の保母さんが幼児たちの世話をしている.道路を譲りながら可愛い仕草をしながら通り過ぎていく幼児たちを見送る.
13時11分,薬師堂跡の三叉路を右折する.緩やかな登り坂.山崎小学校の低学年の学童たちが下校中.ここでも可愛い学童たちに癒やされる.
13時17分,山崎小学校正門前通過.山崎切通を下って,13時19分,神明神社前に到着.台の住宅地に入る.毎度頻繁に歩いている定番コースを辿っている.
13時28分,光照寺に到着する.
前方にはこれから登る六国見山が見えている.
<光照寺と六国見山>
<権兵衛踏切から六国見山山頂へ>
■権兵衛踏切から西管領屋敷へ
定番コースを歩く場合は光照寺の墓地沿いに細い路地に入るが,今日はそのまま直進して,13時30分,鎌倉街道に突き当たる.ここを左折.相変わらず自動車の往来が激しいので,落ち着かない気分になる.
ほんの200メートルばかり歩いて,大きなマンションの脇で右折して,13時17分,横須賀線の権兵衛踏切を渡って,西管領屋敷の住宅地に入る.道幅が狭い上り坂が続く.大船高校の生徒とすれ違うことが多いが,今日は終点の階段に突き当たるまで,全く人と会わなかった.
ちょっと長い階段だが一気に登るが,階段を登り切るころには息が上がりそうになる.この蒸し暑い最中にまずいなと思ったので,階段上で1分ほど立ち休憩を取る.
休憩を取りながら振り向くと,藤沢方面の眺望が開けている.
<階段上からの藤沢方面の眺望>
■六国見山登山口
階段を登り切った先は高野の住宅地である.少しきつい上り勾配の道が延々と続く.アスファルトの照り返しでムンムンと蒸し暑い.私の前に学校帰りの小学生2人が歩いている.
ごくごくゆっくりペースで上り続けて,13時44分,漸く六国見山登山口に到着する.ここでちょっと一息,立ったまま給水休憩1分.虫除けスプレーを手,首筋などに入念に吹き付ける.
<六国見山登山口>
■階段ばかりの登山道
準備を整えて登山開始.ジグザグの階段道が連続する.足下がぐずぐすに濡れている.この濡れ方が予想以上である.
私は自分の体力維持のために,毎日,1万歩程度は歩いているが,坂道が連続しているところはあまり歩いていない.そのためか,六国見山のジグザグ道も,従来のようにトコトコ登りは続かない.
”ずいぶんと体力が落ちたな・・・”
と実感しながら登り続ける.
<六国見山の登山道>
■六国見山(富士塚)山頂
階段道を登りきって,富士塚に到着する.この富士塚を登って,13時59分,山頂に到着する.
山頂は海風が吹き抜けていてとても涼しい.
先客は誰も居ない.ここで6分ほど展望休憩を取るが,その間,だれも登ってこなかった.
<六国見山(富士塚)山頂>
■山頂からの眺望(南側)
山頂のデッキから海の方を望む(冒頭の写真).左手には鎌倉の市街地から逗子方面,前方には台嶺緑地の山々が見えている.我が家も,この展望のどこかの山陰にあるはだ.
雨は降っていないが,空全体を雲が覆っていて,海と空の境目がはっきりせず遠目が利かない.
<海側の眺望>
■山頂からの眺望(山側)
反対側の眺望も霞んでいるが,遠くにミナトミライ地区のビル群が薄らと見えている.
<山側の眺望>
<六国見山山頂を経由して今泉台へ>
■稚児の塚
14時05分,六国見山(富士塚)山頂を出発する.六国見山山頂を目指して尾根沿いの道を歩く.
14時08分,稚児の塚に到着する.ここは由比の長者の娘の墓だと聞いている.俗説によると,この娘は鷹に連れ去られたとか.もちろん,文献や資料で確かめた話ではないので,あくまで俗説.
<稚児の塚>
■よく整備された登山道
尾根沿いの道を歩き続ける.ほぼ水平に近い尾根道が続く.下草が刈り込まれていて整備が行き届いている道である.
<よく整備された尾根道>
■台風の爪痕
登山道の途中で大規模な倒木が道を塞いでいる.昨年秋の台風の爪痕である.この倒木群を迂回する道路が作られている.
<台風の爪痕>
■六国見山山頂
14時13分,六国見山山頂に到着する.
六国見山は双耳峰.道路の真ん中に標識が立っている方が,正式の山頂である.でもこちらの山頂からの眺望は全くない.
<六国見山山頂>
後編の記事
↓
(執筆中)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
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