<おろち桜>
早春の鎌倉中央公園を迎る(1);見頃を迎える公園の桜と台峰のおろち桜
(独り散策)
2020年2月29日(土) 晴・暖かい一日
<ルート地図>
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<まずは鎌倉中央公園>
■迷いに迷った!
久々の好天気の土曜日である.しかも終始私の身辺に纏わり付いていた色々な雑事もなく,絶好の塔ノ岳日和である.前日の金曜日から,
”明日,やっと塔ノ岳へ行けるぞ…!”
と張り切っていた…が,突然,そんな気分をぶち壊す嫌な雰囲気になってしまった,
例のコロナである!
”電車やバスは混雑しているでしょう! 特に年配者はコロナウイルスに注意しなければ駄目! 駄目! 駄目!…”
と降って沸いた山の神のご託宣である.
言われてみれば,その通り! いくら健康そうに見えても,私は確かにロートルである,冷静に考えれば,「君子危うきに近寄らず」である.
残念ながら(本音は不承不承ながら),私はすんでの所で塔ノ岳詣でをあきらめた.
ところが,日が昇るにつれて,春爛漫のポカポカ陽気である.私は遂にたまりかねて,鎌倉の山中を一回りすることにした.せめてもの鬱憤晴らしである.
■桜が見事な上池
13時55分,いつものように鎌倉中央公園清水塚口(バス停鎌倉中央公園入口)から歩き出す.
今回も鎌倉中央公園を山崎口まで抜ける予定である.まずは上池.池の畔は花盛り.何とも躍動感が感じられる嬉しい風景である.
<春爛漫を予感させる上池>
■春の休憩舎
下池畔の休憩舎の写真を撮る.やっぱり春だな.
お散歩も,実に良い気分だ.
<春の休憩舎>
■花のあずま屋
寺分口の上り口にあるあずま屋.手前の梅が実に見事である.
<花のあずま屋>
■水温む
しし石付近の水たまり.水温む.
今が一番気持ちの良い季節なのかもしれない.この水たまりを見ているうちに,
”そうだ! おろち桜,見に行こうかな”
私は早くも最初何となく思っていた散策ルートを外れることになる.
<水温む>
<おろち桜の尾根道>
■倒木が片付けられた登山口
過日,倒木でさえきられていた登山口が綺麗に整理されている.
”これは,ラッキー!”
私は,早速,おろち桜が自生している尾根まで登ることにする.
<片付けられた登山口>
■尾根道に到着
途中,少し荒れたところもあるが,特に問題なく尾根道まで登る.こぼれ日が穏やかな尾根道を梶原口方向に向かう.
<鎌倉中央公園東側の尾根道>
■空き地に巨大な倒木
尾根道を少し歩くと左側にちょっとした空き地がある.ところがこの空き地を遮るように大きな倒木が横たわっている,多分,享年の台風19号で倒れた木だろう.この空き地から目の前にある大きな山桜を眺めるのが楽しみの場所でもある.もちろん山桜はまだ一輪も咲いていない.
<巨大な倒木が空き地を塞いでいる>
■巨木の中の尾根道
尾根道を梶原口方向へ歩き進むと巨木が目立つようになる.ここが鎌倉市内かと不思議になるほど自然豊かな森が続く.
<巨木の森>
<残念なおろち桜>
■太い幹が折れている
14時20分,おろち桜に到着する.
下の写真からも分かるように,折角のおろち桜も大きな幹が2本(かな?),台風19号のおかげでポッキリ折れてしまっているのが分かる.とても残念.
おろち桜の正面から写真を撮る.2本ほど幹が折れてはいるが,それでも威風堂々.でも以前に比較するとちょっと寂しい感じになってしまった(冒頭の写真).残念!
<おろち桜の太い幹が折れている>
■山桜の巨木
おろち桜の袂から鎌倉中央公園梶原口方面へ向かう途中で,おろち桜と見間違えるほど大きな山桜が沢山自生している場所を通過する.
<山桜の巨木が沢山自生している>
■鎌倉中央公園梶原口
14時26分,山道が突然途絶えて,飛び出るようにして舗装道路へ.
歩道道路沿いのカードレールの端が鎌倉中央公園梶原口である.ここには何の標識もないので,初めて梶原口を訪れる人にはかなり分かりにくいに違いない.
”さて,これからどっちへ行こうか…”
例によって,私は迷いに迷う…が,結局は大峯方面へ向かうことにする.
<鎌倉中央公園梶原口>
(つづく)
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