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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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初詣の鎌倉;青蓮寺と熊野神社

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                                         <熊野神社>

           新春の鎌倉;青蓮寺と熊野神社初詣
               (年中行事)
            2020年元旦(水) 晴
<元旦は大忙し>

■台風の季節
 有り難いことに拙宅には例年,年末年始に定期的に大台風がやってくる.我が家のように高齢者家庭には,正直なところこの手危機的な台風対策はとてもシンドイが,大変な楽しみである.
 台風は3波に分かれてやってきて,元旦前後に3派が号両紙大暴風になるが,2~3日過ぎるとあっという間に過ぎ去っていく.
 最初の台風は鎌倉市内在住の私の一族の家族.5人構成.我が家に近いのでさすがに我が家に宿泊はしないが,連日連続波で襲来する.第2波は横浜.ほぼ毎週襲来する台風で有り難い存在,ただ大晦日には我が家に停滞.そして第3派もやはり横浜.こちらも週末台風だが,大晦日には停滞する.
 そんなこんなで,大晦日数日前から天気のよい日には布団を干したり,それなりの食料品を確保したり加工したりで大わらわである.
 大晦日,夕方7時を過ぎると紅○ナントカの長い番組に全員が釘付けになる.私は古い人間なので,釘付け参加はドウモ気が進まない.すぐに自室に待避して一人勝手に過ごす.

■早々と年賀状
 元日.
 何時もより少し遅い朝食.我が家の狭い台所は家内や娘たちで立錐の余地もないほどに混雑している.何時もは応分に手伝いしている私だが,この台風シーズンには参加する余地はない.有り難いやら気が抜けるやらで,ちょっと微妙な気分である.
 手持ち無沙汰なので新聞の朝刊でも見ようかと思って郵便受けに…
 まだ早朝だというのに,もう年賀状が届いている.
 年賀状の仕分けは手持ち無沙汰にはちょうど良い作業である.元日に我が家に届いた年賀状は200枚程度かな.そのうち6割が私宛.その他h同居人宛.
 現役を去ってから10数年.その間に取り交わす年賀状の枚数は半減した.減った原因はいくつかある.不幸があって年賀欠礼をした翌年から何となく年賀の交換をしなくなったり,当の本人が旅立ったり….そんな中で今回多かったのが「高年齢になったため年賀状のやり取りは自粛します」という理由の店じまいである.
 ネット経由の年賀の挨拶も何通か有り難く頂戴した.もちろんこちらも頂戴して嬉しいけど,「リア充」とはちょっと違うなという印象を持つ.

<紙の年賀状はやっぱり嬉しい>

<初詣;まずは青蓮寺>

■初詣は近場で済まそう
 昨夜から停滞中の台風一家の自家用車を利用して,初詣に出かける.
 鎌倉に住んでいるので,初詣には鶴岡八幡宮に出かけるのが一番穏当だが,混雑を避けるために,近場の社寺で済まそうというズボラな計画を立てる.色々思案した結果,
 ”…ん,じゃあ~…,青蓮寺(鎖大師)と熊野神社へ行こう!”
ということになり,息子が運転する自家用車に一回りする.ついでに某日本料理店に立ち寄って昼食を摂ったが,食事のことなど投稿しても詮無いことなのでやめておこう.
 まずは青蓮寺.
 山門前の駐車場はそれほどの混雑もなく,比較的容易に駐車できる.
 かなりの初詣客で予想以上に賑わっている(冒頭の写真).

<青蓮寺の境内>

■鎖大師参拝
 まずは参拝,心を込めて,今年一年,大過なく過ごせるように祈念する.
 ついで境内散策.何か心が洗われたような気分になる.
 売店で縁起物を購入する.係の方の笑顔に癒やされた気分になる.
 小論の前に数人の列ができている.今年大学に進学する孫娘と父親が列に加わる.

<心を込めて参拝;写真に写っている人は我が家とは無関係>

<熊野神社>

■立派な鳥居
 青蓮神社近くに祀られている熊野神社をお参りする.
 まずは立派な鳥居をくぐる.鳥居の先にはちょっと長い石段が見えている.神社の後ろは深い森.幽玄な雰囲気の神社である.

<熊野神社の鳥居>

■提灯で飾られた参道
 参道の階段を登る.色とりどりの提灯が飾り付けられている.

 <石段を登る>

■立派な社殿
 石段を登り詰めると立派な拝殿がある.屋根にイチョウの落ち葉が降り積もっている.なかなか優雅な風情である.
 神妙に参拝.
 社殿の裏手に回ってみる.拝殿の後ろに本殿が建っている.随分と立派な神社である.

<熊野神社>

<鎌倉中央公園>

■日が傾き始めた上池
 一旦帰宅するが,少々運動不足なので,鎌倉中央公園とその周辺を軽く一回りする.ジャストマイペースで…
 まずは,清水塚口から上池へ.大分日が傾いているので,上池周辺は日陰になっている.公園の近隣に住まわれている方々が三々五々散策を楽しんでいる.

<上池>

■休憩舎
 休憩舎付近の木道を歩く.日が陰ってきてちょっと寂しい感じがする.
 山崎口から公園の外へ.

<木道>

■江ノ島道標
 山崎の集落を歩く.突き当たりの三叉路を左折して,宝積寺跡へ向けて歩く.
 途中,江ノ島道標のところで,気が変わって,左折し,旧江ノ島道に入る.

<江ノ島道標>

■崖沿いの上り坂
 江ノ島道は崖沿いの上り坂である.
 前方に,数名の人影がある.私たち一家と同じように里帰り中の一族のようである.実にゆっくりと散策を楽しまれている.
 一人歩きの私は,すぐに追いつきそうになる.
 ”困ったな…”
 仕方がないので,
 「お目出度うございます…先に行かせて下さい…」
という意味の黙礼をして,先に行かせてもらう.

<江ノ島道は上り坂>

■六国見山遠望
 尾根に到着する直前に左手の眺望が開ける.鎌倉の秀峰六国見山である.この六国見山を見ると,何となく心が落ち着くから不思議である.
 坂道を登り切ると,大平山丸山住宅地の一角に出る.少し回り道をして,富士塚に立ち寄ろうかとも思ったが,そろそろ3台風がそろう時間なので,そのまま帰宅する.

<六国見山遠望>

■大台風
 帰宅する.
 狭い玄関には,3家族,14足の靴が並んでいる.大盛況.
 大宴会は深夜まで続いた.
 こうして,我が家の元旦は無事終わった.
 私たちも後期高齢者も良いところ.こんな元旦があと何回続けられるだろうか.5回かな,いや,まあ,10回は到底無理だな,でも,先のことは神仏にお任せして,まずは新年が恙なく過ごせることだけを考えることにしよう.
                                                      (おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/691c7d44c9864e886145d67f61d5d17d
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
(なし)

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