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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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厚木・愛川の山;鳶尾山・八菅山縦(1);金比羅社跡と鳶尾山観光展望台からの絶景

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                             <鳶尾山観光展望台からの眺望>

 厚木・愛川の山;鳶尾山・八菅山縦走(1);金比羅社跡と鳶尾山観光展望台からの絶景
               (ARENAオフミ)
         2019年12月21日(土) 曇・寒い一日

<ルート地図>

■厚木・愛川地区全体図

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■鳶尾山・八菅山ルート図

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<バス停鳶尾団地から歩き出す>

■久々に参加する
 今日はARENAオフミの定例会開催日である。
 今日は土曜日だ。前日の夜まで、ARENA定例会に参加するか、それとも丹沢塔ノ岳に登るかで迷うが、ARENAの今年の定例会は今日で終わりということもあって、ARENAに参加することで踏ん切りをつける。集合は本厚木駅に10時過ぎとのこと、この時間なら近くを通る路線バスの1番バスが利用できるので、わざわざ大船駅まで歩かなくても良いので大助かりである。そして、毎度のことながら、時間が待ちきれなくて、6時48分に自宅を出発する。まだまだ早すぎるのに…
 大船駅前のマクドナルドに入って、コーヒーを飲みながらセット物で軽く昼食を済ませる。そして、コーヒーを啜りながら時間を過ごすが、時間を潰すのがなかなか大変。堪りかねて、まだ早すぎるのが分かっているのに、東海道本線下り大船7時46分発熱海行電車に乗車する。電車は高校生らしい生徒たちで賑やかである。もちろん、立ち席。まあ、茅ヶ崎までの短い時間だから立ち席でも一向に構わないが、大変賑やかなのに戸惑う。

■集合場所の本厚木へ
 茅ヶ崎で相模線の電車に乗り換える。4両編成の短い列車である。単線。所々の駅で列車交換のために3分、5分と長時間停車する。厚木駅で下車、小田急線に乗り換える。小田急線厚木駅に停車する電車は風雨電車だけ。目の前を通過する快速急行を恨めしそうに見送ってから、普通電車に乗車、8時44分に本厚木駅に到着する。集合時間は9時10分。もちろん、まだ同行のメンバーは誰も来ていない。
 ”さあ、困ったな! どこで時間つぶしをしようかな…”
 コーヒーでも飲みながら時間潰しをしようかとも思ったが、先ほどマックでコーヒーを飲んだばかりなので、さすがにコーヒーはもう良いやである、 
 ”ならば、駅前を少しだけ散歩しよう…”
という訳で、駅前のコンビニや商店街を、極、ゆっくりと一回りする。ついでに鳶尾団地行にバス時刻表を見に行く、そしてトリオ団地行きバスの乗場が1番乗場であることも確かめる。
 8時50分頃、集合場所に戻る。今度は過半数の方々が集まっている。幹事長のNOさんの話では、今回の参加者は7名(男3名、女4名)で少々少なめである。

■バス停鳶尾団地から歩き出し
 バスは定刻より少し遅れて本厚木駅前を発車する、厚木市街地を抜けて、ほぼ北の方向に向けて走り続ける。乗客は座席が埋まるか埋まらないか程度の混雑である。
 10時09分、終点のバス停鳶尾団地に到着する。
 たまたま待合室に居合わせた老夫婦が私たちに、
  「どこへ行くの…?」
と話しかけてくる、
 停留所の空き地で、各自、自主的にウォームアップストレッチを行う。そして、10時17分、幹事長のNOさんを先頭に歩き出す。

<バス停鳶尾団地に到着>
 
<まずは長い急階段だ>

■現地の案内地図

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※現地案内板を撮影

■天覧台公園から階段登り
 道路を挟んでバス停と反対側が展覧台公園である。そこに「鳶尾山ハイキングコース」と大書した案内板が設置されている。
 「あつ! あそこが登山口だ。分かりやすいね…」
とどなたかが言っている。
 信号が青になるのを待って、道路を渡る。渡った先の公園は、どうやら明治天皇の行幸と関係のあるところらしいが、今回は公園見物は割愛、いきなり長い階段を登りはじめる(写真はブレているが…)。 

<登山口;いきなりの急登階段が見えている> 

■階段の先の鳥居
 階段が何段あるかは数えていないが、200段ぐらいあるだろうか。まだウォームアップが十分でない最初からのいきなり急登は好ましくないが仕方がない。私には少し速いピッチに感じるが、まあ仕方がないなと思いながら、最後尾についてゆっくりと登り続ける。寒さもこの階段を登ったおかげで、すぐにすっ飛んでしまう。
 階段を上りきったところに鳥居が立っている。鳥居の先に何があるのか興味がそそられる。

<長い階段の上にある鳥居>

<冬枯れの尾根道>

■階段上からの眺望
 長い階段を上っただけあって、ここからの眺望はなかなかなものである。
 紅葉が残る枯れ木を通して、眼下の展望が広がっている。今日はあいにくの天気なので遠目は聞かないが、いかにも風らしい風情である。

<長い階段の上からの眺望>

■冬枯れの風景
 ここからはまだ紅葉が残る冬枯れの尾根道が続く。絨毯のように降り積もった落ち葉を踏みしめながら、ごくゆっくりペースで楽しみながら歩き続ける。
 私は歩きながら、
 ”丹沢の塔の岳ばかりに執着しないで、里山を楽しく散策するようにした方が良いな…”
と老いゆく自分の体力と比較しながらしんみりと考え込む。

<冬枯れのすばらしい散策路>

■展望台への分岐
 10時33分、展望台と展覧台公園分岐を通過する。私たちはもちろん展望台方面へ向かう。

<展望台への分岐>

<金比羅神社跡>

■真っ赤で立派な鳥居
 10時40分、今度は扁額が取り付けられている立派な鳥居の前に到着する。扁額には「金比羅社」と書いてある。鳥居の先には、また階段がある。”ヤレヤレまた大変だ感”が沸いてくる。

<赤い立派な鳥居を潜る>

■金比羅社参拝
 10時42分、金比羅社跡に到着する。500~600坪(古い単位だが…)もあるだろうかちょっとした広場になっている。広場の突き当たりには赤い鳥居と真新しい金比羅様の社殿が建っている。
 まずは参拝。
 社殿の近くに金比羅様の由来が書いてある案内板が設置されている(下の写真)。
 傍らのベンチに老夫婦が座っている。どうやらこの近くに住んでおられる方らしく、周囲の風情を楽しみながらお茶している。正に理想的な時間の過ごし方をされているようである。ご主人が、
 「どこから来られたんですか…?」
と私たちに聞く。これをきっかけに、しばらくの間、この老夫婦と雑談を楽しむ。


←クリック拡大
※現地案内板を撮影

<鳶尾山観光展望台・日清戦没記念碑へ>

■再び展望の尾根道を歩く
 10時49分、老夫婦とお別れの挨拶をしてから、金比羅社跡を出発する。
 相変わらず展望の尾根道が連続する。今日は雨こそ降らないが、天候は今ひとつ。曇り空。曇り空にはそれなりの冬らしい風情があるので贅沢は言えないが、もし晴れていたらもっと素晴らしい風景が広がるんだろうなと想像しながら、グループの一番後ろの方にくっついて歩き続ける。

<冬枯れの風情ある尾根道を歩く>

■鳶尾山観光展望台に到着
 10時47分、鳶尾山観光展望台に到着する。展望台は螺旋型の階段が巻き付くようにへばりついている巨大な建造物である。ここまで来たからには当然展望台の上まで登らなければならないが、まずは展望台を見上げながら、
 ”ずいぶん、高いなあ~”
と胸の内だけで溜息をつく。私はどちらかというと高いところが怖い恐怖症気味の人間である。

<展望台を見上げる>

■日清戦没記念碑
 展望台の脇に大きな石塔が立っている。日清戦没記念碑である。石塔の周囲にはいろいろと刻字されているのが見えるが、風化が進んでいてかなり読みにくくなっている。
 ”読まなくても、まあ、イイカ…”
で読むのを省略する。

<日清戦没記念碑>

<鳶尾山観光展望台に登る>

■目が回る螺旋階段
 展望台の螺旋階段を昇り始める。足下が透けて見えている。何もかも透け透けに見えている。手摺りに掴まって、怖々、一段ずつ登るが、登るたびに透けて見えている地面がくるくると回るような気がする。実に怖々の目が回りそうな階段である。この階段が怖いと思ったのは、どうやら私だけでないようで、同行者のどなたかも頻りに怖い階段だと言っている。
 やっと展望台まで登る。でも怖いので手すりに捕まりながらの展望観光である。
 あいにくの曇り空ながら、さすがに展望台上からの360度の展望は素晴らしい(冒頭の写真)。腫れていれば東京スカイツリーも見えるそうだが、あいにくの曇り空のためか、あるいは私のガチャ目のためか、残念ながら今日の所は見えていないようである。



<鳶尾山観光展望台からの眺望>

■真下を覗いて桑原!桑原!
 下から人の声がする。
 展望台の真上から下を覗くと、高校生ぐらいの生徒10名ばかりの集団が、私たちとは反対向きの方から展望台に近づいてくる。彼らがまるで豆粒のように見える。まるでお尻の穴が縮まるような高度感である。
 ”こんな高いところは長い無用…!”
ということで鉄階段を下り始める。入れ替わりに先ほどの下を歩いていた高校生の集団が登ってくる。

<展望台から真下を覗く>
                                           (つづく)
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(執筆中)
 
「関東・伊豆・上信越の山旅」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/55d669d2f74bbee9b461a467654abb53

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 これらの記事は,私のボケ防止と趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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 なお,古い記事には顔写真が掲載されていますが,すべてご本人の了承を得た上で掲載したものです.    













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