<電柱のある風景;深沢>
閑話休題;鎌倉の深沢で”電柱は美的か?”で迷う
(独りお散歩)
2019年12月5日(木) 晴れ
■深沢の電柱
午前中は結構多忙,ゴチャグチャと何かやっている間に,”アッ!”という間に過ぎた.
午後から深沢市役所に出かける用事があったので,その序でに鎌倉深沢付近の名刹を一巡りしながら,富士山の眺望を楽しんだ.
お天気は上々.この時期にしては少し寒いが,ピリッとしていてむしろ爽やかである.
丸山から坂道を下って深沢方面へ.
坂の途中で,ふと考える.
”電信柱は美的か?”
急に話が変わるが,聞くところによると,世界の主要大都市の中で,電線の地中線化が一番遅れているのが東京だという.経済性とか安全性とかという理屈はさておいて,
”電柱は美観を損ねるもの”
という説は本当に絶対なんだろうかと気になる.
たとえば,鎌倉中央公園から深沢へ下る途中で撮った冒頭の写真である.右に写っている電柱や電線が画面の立体感を強め,電線が緊張感を表していて,構図全体が引き締まっている…と,思うんだが?
特に奥に写っている鉄塔なんて実に素敵だなと思えるだが?
もしこの写真から電柱と電線を取り除いてしまったら,極々平凡なそこら辺りの住宅地の写真になってしまうような気がする.
■送電鉄塔が画面を引き締めている
これも鎌倉の深沢中学校グラウンド脇から鎌倉山の住宅地を撮った写真である.
左端の鉄塔の存在が,平凡な画面を引き締めているような気がする.もし,この鉄塔がなければ,単なる平凡な風景写真になってしまうのではないだろうか?
この鉄塔が写っているから,眼下に見えるたくさんの住宅では,様々な電化製品に囲まれて豊かな生活を送っているんだなと連想できる.
<深沢中学校脇から鎌倉山方面を望む>
■残念な富士山の写真
鎌倉中央公園付近から夕暮れの富士山の写真を撮る.
美しい富士山をたくさんの電線がよぎっていて,折角の絶景を台無しにしている.やっぱり電柱や電線はない方が美しいに決まっている.
余談だが…
山麓でチラチラ光っているのは藤沢方面の街の明かりである.
でも…
ちょっと待てよ!
この電線,なんとなく五線譜に見えてきたぞ!
私には音楽の素養が全くないので手に負えないが,この五線譜にすばらしい”オタマジャクシ”を並べてみたいなあ!
富士山を背景に,斜めになった五線譜から,どんなメロディができるんだろうか?
こんなことを連想するだけでも楽しくなる.
<鎌倉中央公園付近から夕暮れの富士山を眺める>
(おわり)
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閑話休題;鎌倉の深沢で,”電柱は美的か?”で迷う
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