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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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秋の気配の鎌倉中央公園と気分が良かったコーヒーブレーク

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                                         <秋の気配(鎌倉中央公園)>

       秋の気配の鎌倉中央公園と気分が良かったコーヒーブレーク
                 (独り散策)
             2019年10月17日(木) 曇り
■何だか急に寒くなった
 台風19号が,大きな爪痕を残して過ぎ去った.幸いなことに我が家の被害は極めて軽微で済んだので,正直なところホッとしている.各地で大変な災難に合われた方には申し訳ない気分である.それでも,昨日まではあちらこちらから飛来した木の葉や小さな木の枝の掃除にかなりの時間を費やさなければならなかった.
 いよいよ今日から平常の毎日を過ごせるのは望外の幸いである.さて,私の気持ちを高揚させる一方で悩ませ続けた展覧会も無事終わり,後は搬入業者から画が戻ってくるのを待つばかりである.
 まず手始めに,午前中は予定になかった台風で,予定が遅れてしまった通信教育のレポート作りに専念する.台風騒動で作業を中断していたので,何となく取っつきにくさを感じながら午前中を過ごす.そして,午後からは所用のため大船まで出掛ける.勿論,乗り物は使わずに2キロメートル余りの道のりを,久々に(?)テクテクと歩く.これっぽっち歩いても大して効果はないとは思うが,全く歩かないよりはマシだろうと想いながら・・・
 そういえば,台風が去ってから,急に季節が進んでしまったようである.家の中でもなんとなく寒く感じていたが,外へ出るともうすっかり秋である.今は10月中旬,例年なら今頃の季節として当然の気温だが,今年は結構暑い日が続いていたので,今日の冷え込みは結構体に応えるようだ.
 ”この寒さだと,また血圧が上がりそうだな・・・”

■秋の気配の上池
 何時もの大船までのコースを辿る.まずは鎌倉中央公園淸水塚口から歩き出し,山崎口から公園の外へ出る.その後,山崎の集落を抜けて大船駅まで歩くコースである.
 まずは上池の風景をデジカメに収める.
 池の周囲の木々が少し色付き始めている.曇り空.何となくうら悲しく寂しい感じがする.
 つい先日まで威勢良く啼いていた牛蛙は,この寒さの中でどうしているんだろう.そういえば秋の虫の声はもう聞こえてこないようだ.

<上の池>

■山崎口付近の広場
 人影まばら.中年の男性数名が広場の付近で写生をしている.どんな絵を描かれているのか覗きたくなるが,無関心を装って何気なく通り過ぎる.私自身,制作中の絵を覗き込まれるのがとてもイヤなので,人の居るところでは絵など絶対に描かない.
 ”そういえば,こで写生をしたこと,一度もないな・・・”
 考えてみれば,すぐ近くに公園があるのに,なんで写生しないんだろう.我ながら不思議である.人目に触れずに描けるところがいくらでもあるのに・・・
 広場周辺の木々が紅葉し始めているが,このところの台風の連続で,かなりの葉が吹き飛ばされてしまったため,例年と比較すると大分寂しい.

<広場を囲む木々が紅葉し始めた>

■しし石付近の紅葉
 山崎口からしし石の写真を撮る.
 何時の間にかすっかり秋らしい風景になっている.

<しし石付近の紅葉>

■山崎口から公園の外へ
 山崎口から公園の外へ.
 子どもの声が賑やかに聞こえてくる.近所の保育園の幼児が10名余りで遠足のようだ.幼児達の仕草がとにかく可愛い.
 ”そろそろ曾孫が欲しいな・・・”
と思いながら,幼児達と距離を置いて,追い越さないように超ユックリ歩く.
 この先の三叉路で,幼児達と反対方向に向かう.

<山崎口から公園の外へ>

■山崎のイチョウ並木
 山崎のイチョウ並木も急に色づいてきた.台風で大分葉が落ちてしまったのが残念だが,これから暫くの間は紅葉が楽しめそうである.

<山崎のイチョウ並木>

■跨線橋の間から六国見山を望む
 階段を登って,小袋谷の跨線橋へ.
 工事中の歩道の先に六国見山が見えている.
 ”こんなところから六国見山が見えたぞ”
 おもしろ半分に橋の下から見える六国見山の写真を撮る.
 ”それにしても,この工事,さっぱり進まないな・・・一体,いつになったら完成するんだろう”

<工事中の跨線橋から六国見山を望む>

■大船観音
 何時ものように跨線橋の上から大船観音を仰ぎ見る.すばらしいお姿に心が和む.

<跨線橋の上から大船観音を拝む>

■大船でコーヒーブレーク
 大船でよ氏を済ませてから,ルミネ1階の某コーヒーショップへ.
 店内は結構混雑している.1~2分,テーブルが空くまで立ち飲み.入口付近の丸いテーブルが空いたので,空いた席に移動する.何時もの通りブレンドコーヒーを賞味する.コーヒーカップの感触もコーヒーの味の内である.
 ようやく落ち着いた頃,隣の丸テーブルが空席になる.そこへ初老のご婦人が座る.沢山の荷物を手に持っている.
 「・・・隣の椅子に荷物を置かせて貰って良いですか・・・?」
と私に聞く.
 私が座っている丸テーブルには,椅子が2脚置いてある.空いている椅子に荷物を置かせてくれとのこと.勿論,断る理由などない.
 私は,
 「席を替わりましょう・・・」
と提案する.
 そして,私はコーヒーを持って隣の丸テーブルに移動する.

<ルミネ1階のコーヒーショップでコーヒーブレーク>

■予想しなかった貰い物
 当のご婦人は,申し訳ないと何回も私に言いながら,私が譲った席に座る.そして,落ち着いた頃,突然,私にお礼だと言いながらウイロウ(かな?)を差し出す.
 勿論,”そんな・・・いいですよ”と遠慮する・・・が,是非,とのことなので,遠慮なく頂戴する.しっとりとした舌触りとほのかな甘さが実に美味しい.私は実に美味しいですを繰り替えず.
 路線バスの時間が迫っていたので,私は先に店を出る.
 なんだか,良い気分.
 仏の言葉に,
 「施しするも善行,施しを受けるも善行」
というのがある.ウイロウからこの教えを連想するのは不謹慎かもしれないが,今日は,何だか良い気分である.

<頂戴したウイロウ>

                                    (おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/c895b942dc09bc64a1b801d354b201d4
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
(なし)

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