<葛原岡神社>
炎暑の鎌倉大迷走(4):源氏山公園・葛原岡神社周遊
(単独トレッキング)
2019年7月25日(木) 晴
前の記事
↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8a9638f9e23bc1fae678e77af47cc829
<ルート地図>
▇コース全体図 (再掲) ←クリック拡大
▇詳細図(源氏山公園)
←クリック拡大
<トンネル潜って宇賀福神社へ>
▇トンネルを潜る
鎌倉歴史文化交流館の見学を終えて外へ出る.
これから何処へ行くという当てもないが,もう少し歩きたいので,まあ,とりあえずは成り行きで源氏山公園に向かうことにする.
甘味処「きらら」前の上り坂を過ぎてトンネルを潜る.かれこれ40年も前に,今は私を叱咤する娘を連れて,このトンネルを抜けたことがある.幼い娘はトンネルの中で自分の声が木霊するのに驚いて,”キャ~,キャ~.・・・”と騒いだことを,つい昨日のことのように思い出す.
あれから幾星霜.
若かったあの頃の私は,40年後にこんなことを考えながらトンネルを潜る私のぴぼれた姿など想像すらできなかった.
おっと! また愚痴話になりそうだ.回想はこの辺りで終わりにしよう.
<トンネルを潜る>
▇宇賀福神社
トンネルの先は狭い谷間の下り坂である.
なにやら工事をしている.左側にあった民家が何時の間にか取り壊されて更地になっている.この辺りも少しずつ変化しているようである.
坂道を下り終えて,観光客が往来する道に突き当たる.ここで一寸戸惑う.
左折して市役所通りに出て,常磐,梶原を抜けて帰宅するか.それとも市役所通りから北条常磐邸の跡を経由して桔梗山へ抜けようか.それとも北条常磐邸から常磐緑地を抜けて梶原口へ下山しようか.
”うん・・・,どれも良いけど,もう時間が押しているな・・・”
・・・ということで,今回はおとなしく右折して宇賀福神社(銭洗弁天)方面に向かう.
銭洗弁天は鎌倉でも有数な観光寺である.沢山の観光客とすれ違いながら,宇賀福神社前の急坂を登る.大半の観光客は,宇賀福神社参拝がお目当てなので,神社境内に抜けるトンネルへ吸い込まれていくが,今回私は通過する.
<宇賀福神社入口>
<源氏山公園から葛原岡神社へ>
▇源氏山公園の三叉路
宇賀福神社前の急坂を登りながら,その先のことを考える.坂の先にある階段を登ってから左折して梶原を経由して今日の終点である鎌倉中央公園淸水塚口へ向かおうか.それとも葛原岡神社へ行こうかな・・・時間も押しているが折角だから葛原岡神社へ行こう!
”おいおい!・・・その前に源頼朝座像を拝まないと罰が当たるぞ・・・”
と私の体内に巣喰っているもう1人の私が私に忠告する.
”今日はもう遅いから止めておくよ・・・近いうちにまた来るから・・・”
ともう1人の私を慰める.
そこで,化粧坂と葛原ヶ岡へ向かう道との分岐点から,脇道の「あじさい小径」に入る.
<あじさい小径に入る>
▇あじさい小径
もうアジサイの見頃はとっくに過ぎているが,少しは見られるかなと期待したが,すでに花はすっかり切り取られている.ちょっと残念だが,逆に管理が行き届いている証拠でもある.
<あじさい小径>
▇葛原岡神社
あじさい小径を通過して,葛原岡神社に到着する(冒頭の写真).
鳥居を潜ってから,左手に向かうと拝殿があるが,今日はそこまで行くのが面倒なので参拝は省略する.
それにしても蒸し暑い.
私は社務所脇の自販機で冷たい飲み物を購入して「こぼれび広場」のベンチで2~3分休憩を取る.広場のテーブルには「からすに注意」という貼り紙がある.
”えっ! (トンビだけでなく)「からす」にも注意しなければダメなの!”
<こぼれび広場>
<銭洗弁天参道入口へ>
▇天園遠望
”さて,そろそろ戻らなければ・・・”
私は重い腰を上げる.歩き出す前にこぼれび広場脇の駐車場から天園ハイキングコースが通っている山並みを眺める.
”この所,天園もご無沙汰しているなあ・・・”
<こぼれび広場脇の駐車場から天園を望む>
▇銭洗弁天参道入口
葛原岡神社脇から,山ノ内の自動車道路に向けて狭い道幅の道を歩く.トラバース道である.進行方向左手は深い谷,右手は急斜面の山になっている.道の両側にはへばりつくように民家が建ち並ぶ.
深い木立に囲まれた素敵な散策路である.ときどき谷側の眺望が開けるので,デジカメに収めたが,全部ピンぼけ写真になってしまった.しっかり立ち止まらずにシャッターを押すからろくな写真が撮れない.
やがて,山ノ内の自動車道路に突き当たって,トラバース道は終わりになる.
左手の崖に「銭洗弁天参道」の案内板が取り付けられている.
この道を右折すると10分余りで北鎌倉駅である.左に向かえば山ノ内配水池を経由して日当公園方面だ.
終始デタラメ歩きする私は,ここでも,”さて,どっちへ行こうか”と迷う.
<銭洗弁天参道入口>
(つづく)
つづきの記事
↓
(執筆中)
お断り;
これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへアクセスされないようにお願い致します.