<台峯の展望台から六国見山を望む>
炎暑の鎌倉大迷走(5):台峯緑地から鎌倉中央公園へ
(単独トレッキング)
2019年7月25日(木) 晴
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https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/1092852fd56164807815661687a23411
<ルート地図>
▇コース全体図 (再掲) ←クリック拡大
▇詳細図(台峯緑地)
←クリック拡大
<六国見山遠望>
▇新しい施設(?)
銭洗弁天参道入口で北鎌倉へ抜ける自動車道に突き当たる.左折して自動車道を梶原方面へ向かう.水平道である.
15時03分,山ノ内配水池の手前でまた迷う.普通ならばこのまま道なりに歩いて日当公園,山の上ロータリーを経由して,終点の鎌倉中央公園淸水塚口まで歩くのが穏当だが,それでは何だか物足りない.もう少し歩きたいなと思う.ただ,大分時間が押してはいるが・・・
・・・で,山ノ内配水池手前で右折して道幅の狭い道に入る.この三叉路に何か新しい建物が建設中で,もうすぐ完成しそうである.外から見た感じはどうやら休憩所か管理事務所のようである.何れにしても何ができるのか楽しみである.
<新しい施設>
▇山ノ内の展望台
道幅の狭い路地は少し歩いたところから尾根沿いの土道になる.沿道右側の民家の脇を通り過ぎて直ぐところに展望の良い場所がある(15時06分).仮に山ノ内の展望台と呼ぶことにしよう(正式な名称は知らない).
つい数年前までは,この辺りに野菜畑や花畑が広がっていてたが,いつの間にか原野に戻ってしまった.栄枯盛衰,いまは夏草が猛々しく繁茂して,折角の眺望も台無しになってしまった.盛り上がるように繁茂する夏草の向こうに鎌倉の名峰,六国見山が見えている.
<山ノ内の展望台>
▇台峯の展望台
山ノ内の展望台の直ぐ先に三叉路がある.右へ向かうと北鎌倉駅方面に降りられる.狭いながらも舗装された階段道を下ることになる.
ここでもどうしようかと迷うが,ここまで来たからには,台峯緑地を縦走しようという気になる.三叉路を左に向かう.
大きな樹木に囲まれた薄くらい道になる.途中,谷戸池に降りる道を分岐するが,谷戸池付近の工事が済んでいるかどうか分からないので,そのまま直進する.15時07分,谷戸池分岐からほんの100メートルほど先にある台峯の展望台(正式名称は分からない)に立ち寄る.
涼しい風が展望台を吹き抜けている.「ならば・・」ということで,涼を取りながら,数分間,休憩を取ることにする.
<台峯の展望台>
▇六国見山と北鎌倉の展望
台峯の展望台からの眺めは相変わらず素晴らしい.前方には六国見山が聳えている(冒頭の写真).眼下には北鎌倉駅付近の街並みが見えている.
六国見山の右手には,名月谷,建長寺裏山の勝上献,天園ハイキングコーズ沿いの尾根が連なっているのが見える.
私見ではここからの眺望は鎌倉でも一二を争う景勝だと思う.
<台峯の展望台からの眺望>
<心地よい尾根道>
▇北鎌倉女子学園グラウンド
涼風を受けながら5分ほど休憩後,また歩き始める.
まずは,台峯の展望台から直ぐ近くにある北鎌倉女子学園グラウンド上の眺望を確かめる(15時12分).
晴れていれば富士山と丹沢の山並みが良く見えるが,今日は実に残念.どちらも雲の中である.近くの藤沢も霞んでいてほとんど見えない.
<北鎌倉女子学園グラウンド上からの眺望>
▇素晴らしい尾根道に入る
左折して,北鎌倉女子学園グラウンド沿いの尾根道に入る.
私見では,数ある鎌倉の尾根道の中で,ここが一番素晴らしいと思っている.とにかく緩やかで穏やかな起伏が続くので,危険がほとんどないことと,廣い尾根が連続するのでとても雰囲気が良い.私のお気に入りの散策路である.
進行方向左手は自然のままの深い谷,右側は樹木の間から台,小袋谷方面の住宅地が見え隠れしている.右手の深い谷間には秘境,谷戸池がある.
尾根道をユックリと歩き続ける.癒やされる.
<台峯の尾根道に入る>
▇こぼれ日の尾根道
いくらか急な坂道を降りると,こぼれ日が爽やかな尾根道に入る.気がつくと,先ほどの銭洗弁天参道入口から,ここまで出会った人はだれも居ない.いくら平日とはいえ,ここも観光地鎌倉の一角である.こんな素晴らしい散策路でも,普通の鎌倉観光案内には,まず掲載されていないのが,逆に不思議である.
だれとも会わずに,ユックリと散策を楽しむ.
<こぼれ日の尾根道>
<山崎切通と山崎小学校>
▇土道が終わる
台の尾根道はやがて民家が見え出すところで終わりになる.
ここから先は道幅は狭いままだが舗装道路になる.
<土道の終わり>
▇台峯への登山口
この舗装道路は山崎切通で自動車道に突き当たる(15時24分).ここが台峯への登山口である.
右手の直ぐ下に神明神社のお社が見えている.私はここでもまたどっちへ行こうかと迷う.神明神社前を通過して,台の住宅地を抜けるのもなかなか魅力的だ.あるいは,神明神社脇から水道山を登り下りするのも面白い.水道山ではなく.大船駅方面へ足を伸ばすのもいいな.さあ,どうしよう?
いろいろ迷うが,一方ではなるべく早く家に戻らなければならないというプレッシャーもある.結局,私はこのプレッシャーに負けて,突き当たり三叉路を左折することにする.
<すぐそこに神明神社が見える>
▇山崎小学校
15時26分,山崎切通の直ぐ先にある山崎小学校前を通過する.「祝50周年,見んな大好き山崎小学校」と書いてある横断幕を眺めながら,山崎小学校沿いの道をスタスタと歩く.
山崎小学校脇にある魯山人窯跡も訪れたいが,ますます帰りが遅くなってしまうので寄り道は諦める.
<山崎小学校正門>
<山崎から鎌倉中央公園へ>
▇石塔群
山崎小学校前を通過して,緩やかな下り坂を道なりに歩く.進行方向左手は山,右手はマンション群が続く.
途中で石塔群が安置されている場所を通過する.
もう何年前になるだろうか.この辺りが国鉄の感謝だった頃.この石塔群は小高い小さな山の上に祀られていた.なかなか趣のある場所だったがやむを得ないとはいえ,少々残念だ.
<石塔群>
▇ 薬師堂跡
15時33分,薬師堂跡で三叉路に突き当たる.右手は小袋谷方面,左手は宝積寺跡,バス停山崎方面,ここは迷わず左折.
<薬師堂跡>
<無事帰宅>
▇鎌倉中央公園淸水塚口
薬師堂跡を通過して最初の三叉路を左折する.この道を真っ直ぐ進むと鎌倉中央公園山崎口に突き当たる.
15時37分,山崎口から鎌倉中央公園に入る.
そろそろ夕方なので,公園を散策している人は殆ど居ない.
池に住みついている牛蛙の啼き声を聞きながら,15時41分,本日の終点淸水塚口に到着する.
▇シャワーを浴びて昼寝
淸水塚口から自宅へ戻る.
汗でびっしょりになっている.まずはシャワーで汗と泥を洗い落とす.乾いた下着に着替えてから,30分ほど昼寝(夕寐?).
昼寝は最高!
<ラップタイム>
10:10 鎌倉駅から歩き出し
10:16 本覚寺
10:22 妙本寺
10:24 常栄寺
10:27 八雲神社(衣張山登山口)
10:34 展望台
11:01 腹切ヤグラ入口
11:12 紅葉ヤグラ
11:17 宝戒寺
11:37 衣張山登山口(平成巡礼道)
11:50 石切場
11:53 衣張山山頂(11:58まで休憩)
13:10 富士見百景
12:21 黄金ヤグラ
12:41 おばけトンネル
12:47 若宮大路幕府跡
12:18 大佛次郎邸
12:53 宇津宮稲荷
13:00 鎌倉駅
13:21 鎌倉歴史文化交流館(14:23まで見学)
14:28 トンネル
14:38 宇賀福神社入口
14:43 あじさい小径
14:47 葛原岡神社(14:55まで休憩)
15:00 銭洗弁天参道入口
15:03 山ノ内配水池
15:06 山ノ内の展望台
15:07 台峯の展望台
15:12 北鎌倉女子学園グラウンド
15:24 台峯緑地入口
15:26 山崎小学校正門前
15:33 薬師堂跡
15:34 鎌倉中央公園山崎口
15:45 〃 淸水塚口着
[ウォーキング記録]
▇水平距離 12.9km
▇沿面距離 13.0km
▇累積標高(+) 490m
▇累積標高(-) 443m
▇所要時間(休憩・見学時間を含む)
鎌倉駅発 10:10
鎌倉中央公園淸水塚口着 15:45
(所要時間) 5時間35分(5.58h)
水平歩行速度 12.9km ÷5.58h=2.31km・h
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
(なし)
お断り;
これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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