2019年第42回神奈美公募展;出品作品(3);北アルプス展望(3)
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2019年5月16日(水)
<出展3枚目の絵について>
▇過去をふりかえり,未来を考えながら...
2枚目につながるような構図で3枚目の絵を画く.ここでは,迫り来る雲を急に書き入れたくなった.これも思いつきである.ただ稜線の姿,形はなるべく忠実に画くことにした.ただ,光の当たる向きは1枚目や2枚目の絵を意識せずに思うがままである.
手前の山は自分の感じた印象に従って,実際より随分と濃くなってしまった.これも自分の感情に赴くまま塗りたくった結果である.まるで,描き続けている絵が,自分で自分の絵の方向を勝手に決めているような気がしてくる.つまり,自分の絵が自分の絵を画いているような奇妙な錯覚に陥る,言い換えれば絵が勝手に絵を画いているような感じである.
まあ,そんな結果,出来上がったのが3枚目の絵である.
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私はこの絵に,自分自身の遠い昔のこと,つまり望洋として忘れかけている自分の人生履歴を上乗せするような気分で画いていた.あるいは,逆に,自分の未来のことを考えていたのかも知れない.
▇エンピツも立派な画材だ
した絵を画いたエンピツは,あとで消しゴムで消し去るのが普通である.でもエンピツも立派な画材だし,エンピツの跡にこの絵を画いた履歴書のようなものがあるはずだから,私は敢えてエンピツ跡を消すことはしなかった.従って,この絵を見て頂いた方々は,
「無精しないでエンピツを消せば良いのに・・・・」
という感想を持たれたかも知れない.でも,敢えて消していないということを何人の方が理解してくれるだろうか.
▇季節など混じっても良い
同じ山に四季を通じて登っているとすれば,四季を通じて感じたことを描けば良い.だから,同じ絵に春夏秋冬の想いを入れ込んでも構わない・・・そんな気分で気楽に画く.
そんな軽い気分で画いたのが3枚目である.
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3019年5月15日(水) 晴
<太平洋展が始まる>
▇今日が初日
今日からいよいよ太平洋展が,新国立美術館(六本木)で開催される.
何はともあれ,自分の下手くそな絵がどう飾られているか興味津々である.東京へなど滅多に行かない私は,今日ばかりは懐かしいサラリーマン時代の背広姿に変身して,会場を訪れる.
大船から湘南新宿ラインの電車に乗車,恵比寿駅で地下鉄に乗り換えて六本木駅へ.そこから会場までの歩く距離の長いこと,これには驚いた.迷いそうになる.頭がクラクラしてくる.
<新国立美術館>
▇広い会場
会場に到着する.
新国立美術館1階に常設のブース以外全部のスペースが太平洋展の会場である.まずは会場の広さに驚かされる.
太平洋展の様子は稿を改めて,当ブログで纏めたいと思っている.
<会場案内>
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(執筆中)
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