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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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新緑の中央沿線;藤野アルプスと芸術の道を歩く(3);名倉峠から金剛山へ

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                                        <金剛山山頂からの見晴>

         新緑の中央沿線;藤野アルプスと芸術の道を歩く(3);名倉峠から金剛山へ
                          (塔ノ岳常連会)
                 2019年4月17日(水) 晴のち曇
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 https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/94c05432dbc9fec3855e974ea8fb8781

<ルート地図>

※広域地図は記事(1)を参照 
※この地図は現地の観光協会の資料を引用したもの

←クリック拡大

<名倉峠から展望の道を歩く>

▇標識A06
 10時46分,標識A06に到着する.ここは京塚山登山口である.急な上り階段が連続しているようである.こちらのコースも歩いて見たいところだが,また次の機会にすることにして,今回は直進する.

<標識A06>

▇シュタイナー学園
 10時51分,シュタイナー学園に到着する.
 この学校が何なのかは全く分からないが,何となく人の気配がなく寂しげな感じが伝わってくる.

<シュタイナー学園>

<奇景包丁岩>

▇立派な石塔
 10時53分,進行方向右手に大きくて立派な石塔が立っている.一応写真を撮るが,刻字されている文字は,風化が進んでいて殆ど読めない.
 石塔の周りには柵が設けられている.柵の中で石塔の裏側に「包丁岩」の案内板がある.

<立派な石塔>

▇包丁岩
 案内板「包丁岩」の先を見ると,なるほど左右に鋭く切り立った岩が見える.まるで戸隠山を連想させる厳しい岩である.
 ”あの岩の上,歩けるのかな・・・”
と余計なことを考える.世の中には物好きが人が結構居るので,多分,誰か通っているだろうなと勝手に想像する.
 ちなみに私は絶対に嫌.山旅スクールで戸隠山へ行ったことがあるが,もう二度とあんな怖いところには行きたくない.
 つまらないことを連想したなと思いながら通過する.

<包丁岩>

▇素晴らしい野辺の道
 進行方向左手を見ると,長閑な風景が広がっている.里山の囲まれた集落の風景がとても素晴らしい.

<山間の素晴らしい風景>

<正念寺と葛原神社>

▇正念寺
 11時05分,正念寺参道に到着する.山号は藤原山というらしい.浄土真宗の寺のようである.
 本堂の写真を撮りたかったが,参道からは本堂がどこにあるのかわからない.今日は団体行動.無理をして写真を撮るのもどうかと思うので,本堂の写真は諦める.

<正念寺の由来>

▇正念寺の掲示板
 正念寺の掲示板に見入る.
 「本当に強い男は優しさを秘めている 本当に優しい女は強さを秘めている」
 ”なるほど・・・!”
 全く個人的な感想だが・・・・
 頭ごなしに”神を信じなさい,神の声を聞きなさ・・・”と頭ごなしに説教されるよりは,人の内面に問いかける言葉の方が何となく心に”じん”と来るものがある.

<正念寺の掲示板>

▇葛原神社
 11時05分,葛原神社参道に到着する.
 ちょっと長い階段を登ると拝殿があるようである.私は,
 「・・・拝殿の写真を撮りたいので,先に行ってて下さい.ちょっと拝殿の写真を撮っていきます…」
とリーダーにお断りして,数十段(百段前後)の階段を一気に駆け上がる.
 階段を登り切ると高台の広場になっている.広場の突き当たりに,立派な拝殿が建っている.
 急いで拝殿と周囲の写真を撮って,今登った石段を降りる.
 石段を降りてから,ちょっと先に境内に通じる緩やかな参道があることに気がつく.わざわざ急な石段を登り下りしなくても良かったのに・・・
 境内の休憩所でトイレ休憩.

<葛原神社拝殿>

<金剛山登山口へ>

▇長閑な風景
 緩やかな坂道を登ると,進行方向右手は長閑な雰囲気の高台になる.このノンビリとした風景に心が癒やされる.

<長閑な風景>

▇民家の庭先
 反対側,左手には花が咲き乱れる民家の庭が広がっている.手入れが行き届いた庭である.すばらしい!!
 池泉回遊だの枯山水だのスベッタコロンダだのの庭より,こっちの庭の方がずっと良いなと思うのは,私の芸術眼が不足しているからなんだろう.

<見事な庭>

▇標識B01
 11時19分,標識B01に到着する.ここが金剛山登山口である.
 ここから再び土道が始まる.土道は直ぐに登り坂となる.

<標識B01>

<金剛山山頂を目指して>

▇標識B02
 急坂を少し登って,11時20分,標識B02を通過する.ここで大きく右に曲がる,いよいよ急坂の連続となり,やっと登山らしい雰囲気となる.

<標識B02>

▇長い階段道
 長い階段道が続く.
 やがて目の前に山頂らしいところが見え出す.そろそろ金剛山の山頂ではないかと思うが,まだまだ先のようである.階段道はこの山頂の裾をトラバースしている.
 私の後ろを歩いているTBさんが,
 「・・まだ山頂見えませんか?」
と私に聞く.
 トラバース道の曲がり角で,登山道の先が見える.まだまだ階段道が続いているようである.
 「まだ,階段道が続いていますよ…」

<永良い階段道>

▇標識B03
 11時41分,標識B03を通過する.
 ここで登山道は大きく左に折れ曲がって,尾根沿いの道になる.

<指標B03>

▇金剛山山頂
 長くて急な坂道を登って,11時43分,金剛山山頂(標高456メートル)に到着する.山頂には小さな祠がある.
 山頂は意外に狭くて,ベンチなどもない.周囲に灌木が生え茂っていて眺望もそれほどでもない.
 「・・何とか全員が座れそうなので,ここで食事にしましょうか・・」
という提案がある.
 「ここちょっと狭いですね.地図を見るとちょっと先に見晴し台があるようなので,そこまで行きましょうよ…」
という提案がある.
 それも尤もだなということで,次の見晴し台で昼食を摂ることにする.

<金剛山山頂>

<見晴台で昼食>

▇標識B04の見晴し台へ
 金剛山山頂で2~3分休憩を取っただけで見晴し台へ向けて出発する.
 ”ややや・・・えらく急な下り坂だな”
 山頂を出発してすぐにかなり急な下り坂になる.小石混じりの裸の斜面は石車が無数にある.下り坂はどうしても屁っ放り腰になってしまう.
 11時53分,標識B04の見晴台に到着する.
 「・・・ここでお昼にしましょう・・・」

<標識B04,見晴し台に到着>

▇お汁粉のサービスと昼食
 見晴し台には,2台のテーブルがある.私達が座って丁度良い広さである.
 テーブルの片隅で,ヤングのTDさんがボランティアで運んできたお汁粉をご馳走になる.予期しないおもてなしに感謝.
 実は,歩き出した当初から,TDさんがやけに大きなリュックを背負っていたので,どうしてこんなに沢山の荷物を持っているのか不思議に思っていた.
 うっかり,
 「どうしてそんなに沢山の荷物を持っているの?」
と質問しなくて良かったナと冷や汗.
 私はこのようなおもてなしがあるとは全く予期していなかったので何も入れ物を持っていない.そこで,殻のペットボトルを半分に切ったものを容器代わりにする.するとキャップの部分が断熱材になって意外に使いやすいことが分かった.
 なお,昼食は例によってニギリメシ2個がメイン.
 今日は暑くも寒くもない良い陽気である.まだ嫌な蚊,アブや蛇も出ていない.新緑を眺めながらの実に心地よい昼食である.

<標識B04 見晴し台で昼食>
                              (つづく)
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(執筆中)

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